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積極財政で「コンクリートも、人も」

こんにちは!WithChihiroです。辻村ちひろさんのお話を入り口に自然保護や環境、そして政治のことも深めていけたらと思っています。noteには短め文字起こしをシェアしています。最後に元動画も貼ってありますので合わせてご覧くださいね。

積極財政で「コンクリートも、人も」(動画3分~)


私自身はずっと自然保護協会というところに勤めていました。その仕事上この福井県では中池見湿地に新幹線のルートがひかれた時、その反対運動に関わらせていただいた。我々の運動に、事業者側もしっかりと耳を傾けてくれ、ルートは変更され湿地がつぶされることは回避された。

公共事業の進め方をみて、いつも思うことがある。この新幹線を作ることで「便利になる人」と「開発で自分たちの地域の自然が失われる人たち」は違う人たちだ、ということ。

私たちの社会は、誰かの犠牲の上で利便性を手にいれる。その構造の中で成り立ってきた。その構造を変えたい。誰もが幸せになる。そういう社会を目指したい。

公共事業、必要なものはやらなければいけない。この国の公共事業費を削り続けたのは自民党政権です。中曽根さん以降ずっと公共事業への国の支出額は右肩下がり。こういった状況を変えたい。

今、やらなければいけない公共事業はたくさんある。老朽化した下水管。老朽化した上水道の管。これ、こないだ漏れた、壊れて。こういうことがあちこちで起きてしまう、耐用年数決まっているから。それをお金がないという理由で少しづつしか進められていない。そこに「国が積極財政でしっかりと一気にやるぞ」そういう態度でやればできるんです。

かつて「コンクリートから人へ」と言っていた党があるが、わたしたちは「コンクリートも人も」だ。

その際に大事なのは、そのコンクリート事業、公共事業が「誰かの犠牲の上に立っていないか」この一点です。誰も犠牲にしない、誰もが幸せになれる公共事業、グリーン公共事業を強硬に進めたい。そのことで、この国の経済をしっかりと回していく。経済成長する環境政策。これを進めたい。

2050年までに、再生可能エネルギー100%を達成させなければいけない。例えば、送電線網をしっかり国有化し、公有化して、国が電力をコントロールする。そのことで、みなさまの電気料の負担を減らしていく。そして、地産地消型の電気のシステムに変える。

こういった様々な変革には、新たな公共事業がうまれる。でもその技術はすでにこれまで公共事業に従事された方がすでにもっている。その技術をグリーンな方向に使う。それをすすめていきたい。

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今回の気になる言葉!
○中池見湿地
○ラムサール条約
○公共事業費
○耐用年数
○積極財政
○新たな公共事業

https://youtu.be/vt1dZZAnYZc

※実は辻村さんのこの動画シリーズにはタイムスタンプ(目次)がついているので、見たい部分だけを探してみることができるんです!
(今回はだいたい3分くらいからの部分を文字起こししました!)

お話会をします!2月19日午後8時より、zoomにて
くわしい申し込み方法などはこちらの記事をご確認ください



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