振り返りとは…

楽しみにしている投稿が本日もありました。
ありがたいです。お忙しい方、考える方が、日記をつけてくださっています。
私は岸見一郎先生の書籍や日記を読んで嬉しく思います。

私にとって、大きな転機は一昨年の入院です。
今までなら悩むだけ悩んで、解決策まで歩みを進められずに苦しみました。
「こうしたい」が「叶わないこと」であると思って。
でも今の場所に引っ越し、やなぎくんと一緒になり、入院したことにより、「何を見ようか」という意識が加わりました。
加わった、というよりは、そう思える余裕ができた、のかもしれません。

しかし、現在の私を振り返ると、昔ほど悪くなっているようではないけれど、立ち止まることが多くなったように思いました。

“ 谷川俊太郎は「大人の時間」という詩で、子どもは一週間経てばその分利口になるのに、大人はもとのままであるといっている。
たしかに、谷川がいうように、子どもは一週間に五十の言葉を覚え、自分を変えることができるのに、大人は同じ週刊誌をひっくり返すだけという人も多いかもしれない。

大人は一週間かかって
子供を叱ることができるだけ ”

振り返るといろいろあったけれど /  岸見一郎

私は多分、去年含め今年も振り返りができていなかったように思います。

立ち止まってもいいから、少しずつ「今」を見られるように。
仮置きがいっぱいになっても良いから、自分が考えたいことを少しずつ。

一週間のうちで、もっと学びを得られるように。一つずつ一つずつやっていきたい。

来年はそんな年にできたらいいな、と思いました。

「振り返り」というものは、正直苦しいです。
昔から学校でもある「振り返り」
何を振り返って良いのかわからなかった。
振り返りとは、「自分の悪かったことをたくさんあげて自分はこんなにもできない人間なんだ」と再認識させるものだと思っていました。

きっと「振り返り」ってそういうことでは、ないんですよね。
「今」があって、今までの日々を見て、次の年には「今の自分がどうしたいか」を確認するためのプロセスなのかもしれません。

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