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春光学園☆子どもたちの健康と幸せ、癒しを願う☆戦後から続く支援の歴史

横須賀市には児童養護施設が2ヶ所あります。春光学園(小矢部)としらかば子どもの家(長瀬)です。

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先日、春光学園の夏祭りに訪問してきました。

児童養護施設 春光学園があります。敷地は広く、立派な建物です。現在は4歳から18歳まで、44名の子どもたちが生活をしています。
当初、夏祭りは9月に予定していましたが、諸事情により1ヶ月遅れで開催。園の中庭には食べ物のブースが多数設置されています。

こちらはかき氷のブース。10月に入りましたが、まだまだ日差しがキツくを求めて、子どもたちの行列ができています。

「ガッーガッーガッー」とかき氷機からふわふわの氷が出てきます。てんこ盛りのかき氷に自分で好きな味のシロップをかけています。

こちらでは炭火でフランクフルトを焼いています。香ばしい香りにお腹が鳴ります。焼きを担当しているのは春光学園に勤務して27年、体が大きくて力持ち、優しい職員さんです。

カラフルな水ヨーヨーすくいに挑戦しています。かわいい浴衣を着て、おしゃれに髪を結んだ女児たち。ヨーヨーを手に持って走り回り、「パン」と割れて「割れたーハハ!」と笑っている男児もおり、微笑ましい光景です。

焼き鳥や冷やしきゅうり、冷やしパインなど盛りだくさん。

夏祭りには欠かせない、焼きそばやたこ焼き、揚げ物もあります。子どもたちは好きなものをお腹いっぱい食べて遊んでいました。

春光学園では、高校卒業後は園を出なければいけません。高校3年生の男子は子ども好きのため保育士を目指すとのこと。

学園に勤めて20年という女性職員さんは「小さな時から家族のように過ごしてきたので、園を離れると思うと寂しいですね。夏祭りはみんなが楽しみにしていたので、今日は天気が良くて良かったです」と話していました。

保育士養成課程は児童養護施設の実習が必須のため、2名の女子短大生が12日間の実習に来ていました。「児童養護施設は他の施設とは異なることが多く、大変なことも多いですが勉強になります」とにっこり。

春光学園の歴史

大正11年に設立した財団法人横須賀隣人会が、戦後に南洋諸島から浦賀港に到着した引揚孤児を保護するために、昭和20年12月1日に「春光園」を設立。

画像提供:国土地理院

1946年(昭21)の米軍による航空写真です。赤い丸の部分が春光学園です。当時は旧海軍の高等官宿舎などを関東財務局から賃借した木造の建物でした。

時代の流れとともに、家庭問題や環境上養護を要する児童を保護するようになります。1987年(昭和62年)に全改築、平成11年には児童養護施設「春光学園」に名称変更し、家庭養育支援センターを設置しました。

後援会や支援の輪

アロハシャツを着ているのは、春光学園の後援会の皆さん。夏祭りの準備と運営をしながら、子どもたちと楽しく交流。

「今日はこれだけの人しか来ていませんが、みんなのことを考えているおじさんやおばさんたちがいっぱいいます。これからもみんなと一緒に色々できたらいいなと思っていますので、僕たちのことも覚えていてください」後援会会長の湘南衣笠ゴルフ代表取締役社長 岩﨑聖秀さんが挨拶で締めくくります。

春光学園 理事長 森田常夫さんは「施設への補助金は用途が決められている。昔は大学に行きたくても自分がアルバイトして、なんとか工面して入学金を払わなければいけない状況だった。しかし、後援会や皆様のおかげで、子どもたちの教育や自立支援に充てることができています。本当に感謝です」と話します。

子育てに悩む人にも

衣笠地域に住んでおり、後援会ができる前から40年以上も支援を続けてこられた方もいます。その一人、衣笠十字路近くでアキ美容室を経営する小田切晃子さん。「子どもの支援は重要ですが、お母さん自身の心が成長していない人が多い。子どものためにはお母さんもケアしていく必要がある」と言います。

春光学園では無料で育児相談も行っています。

ひたすらに幸せを願う

綿菓子を待つ園児の小さい手がかわいいですね。

「何でこんな無邪気でかわいい子どもたちが、施設で暮らさないといけないのだろうと胸が痛みます。表面上、元気に見えても心の中に多くのものを抱えています。本当の意味で心の底から癒される場所や人、時間があってほしい。自分たちができる支援をしたら、もう願うしかないです」と理事長 森田さんは目に涙をにじませて仰っていました。自ら感動するものを求めて自身のあり方を築いている子どももいるとのこと。

中学生の時、一人で考える時間を持ったという高校2年生の男子は「春光学園や世の中に対しても、おかしいと思うことには声を上げて変えていきたい。鬱にならないように心をガードしているし、気持ちを強く持たなければいけない」と真っ直ぐな力強い眼で話してくれたのが印象的でした。

支え合う、寄り添う

長年支援を続けている後援会の増田商事株式会社 取締役 増田英彰さんは「子どもたちの心身の健やかな成長と自立後も幸せな人生を送れるように、多くの皆さんに春光学園を知っていただき、ご支援をいただきたい」と話していました。

春光学園HPでは園の様子や取り組み、支援についての情報を見ることができます。寄付・ボランティア・里親制度についても詳細に書かれています。ぜひご覧ください。

綿菓子を待つ園児の小さい手がかわいいですね。

「何でこんな無邪気でかわいい子どもたちが、施設で暮らさないといけないのだろうと胸が痛みます。表面上、元気に見えても心の中に多くのものを抱えています。本当の意味で心の底から癒される場所や人、時間があってほしい。自分たちができる支援をしたら、もう願うしかないです」と理事長 森田さんは目に涙をにじませて仰っていました。自ら感動するものを求めて自身のあり方を築いている子どももいるとのこと。

中学生の時、一人で考える時間を持ったという高校2年生の男子は「春光学園や世の中に対しても、おかしいと思うことには声を上げて変えていきたい。鬱にならないように心をガードしているし、気持ちを強く持たなければいけない」と真っ直ぐな力強い眼で話してくれたのが印象的でした。

支え合う、寄り添う

長年支援を続けている後援会の増田商事株式会社 取締役 増田英彰さんは「子どもたちの心身の健やかな成長と自立後も幸せな人生を送れるように、多くの皆さんに春光学園を知っていただき、ご支援をいただきたい」と話していました。

春光学園HPでは園の様子や取り組み、支援についての情報を見ることができます。寄付・ボランティア・里親制度についても詳細に書かれています。ぜひご覧ください。

綿菓子を待つ園児の小さい手がかわいいですね。

「何でこんな無邪気でかわいい子どもたちが、施設で暮らさないといけないのだろうと胸が痛みます。表面上、元気に見えても心の中に多くのものを抱えています。本当の意味で心の底から癒される場所や人、時間があってほしい。自分たちができる支援をしたら、もう願うしかないです」と理事長 森田さんは目に涙をにじませて仰っていました。自ら感動するものを求めて自身のあり方を築いている子どももいるとのこと。

中学生の時、一人で考える時間を持ったという高校2年生の男子は「春光学園や世の中に対しても、おかしいと思うことには声を上げて変えていきたい。鬱にならないように心をガードしているし、気持ちを強く持たなければいけない」と真っ直ぐな力強い眼で話してくれたのが印象的でした。

支え合う、寄り添う

長年支援を続けている後援会の増田商事株式会社 取締役 増田英彰さんは「子どもたちの心身の健やかな成長と自立後も幸せな人生を送れるように、多くの皆さんに春光学園を知っていただき、ご支援をいただきたい」と話していました。

春光学園HPでは園の様子や取り組み、支援についての情報を見ることができます。寄付・ボランティア・里親制度についても詳細に書かれています。ぜひご覧ください。

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社会福祉法人 春光学園

横須賀市小矢部2丁目14番1号
電話 046-851-2362 
Fax.046-851-2332
公式HP
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