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本のハナシ

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本の話をした記事をまとめてます。
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#読書

【本のハナシ】小2娘への本の運び屋としての記録

図書館へ日常的に通う 昨年楽しくなったことの一つに、図書館に通うことがあります。 その半分は小2の娘の読む本を借りる楽しさにあります。 娘は読書が好きです。 読書好きというと、とても良いこと!というイメージがありますよね。 もちろんとても良いことではあります。好きなものが一つあるっていうのは大切なことです。でも手放しで読書好きになった方が良いかというと、そこに疑問はある。子育てをしていると本に夢中になりすぎて目が悪くなったという話もよく耳にするし、何事も程度が大切だと思

【本のハナシ】色んな本を並行読みして、読書の歯車を回す!

年末年始に本を並行読みした 私は興味が様々に飛んでしまうタイプなので 敢えて同時に色々なジャンルの本を読みます。 本を並行して読むことってなんて言うんだろうと調べたら 「並行読書」「並行読み」とのこと。 同じジャンルの本を色々と読んでみる という意味にもなるらしいけれど 色々なジャンルの本を同時に読む ということも当てはまるのかな。 この言葉はメジャーですかね? 24年から25年の年末年始にかけて 本を5冊読もう、と目標を立てていました。 家にいる時間も長くなるだろうし

【本のハナシ/梨木香歩さん】私はこういう文章が好きなんだ

今年は小説を読む気力が出てきたことと そして児童文学を読みたいと思っていたので 小説に触れる機会が少し増えました。 やっぱり小説って楽しいと再認識。 そして秋ごろに『西の魔女が死んだ』を読みました。 梨木さんの作品はもちろん知っていたけれど 王道だからこそ読んでいなかったのです。 流行りに乗れないタイプなので 王道だからな〜とちょっと避けていた感じ。 とても面白かった!(今更感) 絵本や児童文学は王道こそ読むべきですね。 人生トップ10冊になりそうです。 感想は色々出し

【本のハナシ】週に1回図書館へ。本に浸って、手帳もする

子どもの本を借りるために 図書館に通うようになって約1年。 前は2週に1回ペースでしたが 今は週に1回行ける時は行っています。 (今週は天気が悪くて行けていない〜) 子どもの本を借りることがメインですが その後に閲覧スペースでゆっくりと 本を読んだり、手帳をすることが 習慣になってきました。 1番近い図書館が総合図書館でとても広くて 閲覧スペースがとても快適です。 机も至る所にあり、パソコンもOK。 こんなに恵まれている図書館はあまりないのかも。 この図書館に通いたいがた

<本のハナシ>久しぶりの湊かなえさん作品と、本の期限があると進む読書時間

隙間時間の読書が習慣となってきてから 読書が捗る日々が続いています。 捗ると堂々と言えるほど読書家ではないんだけれど 本が常に身近にあるという感じ。 5分の隙間時間でちょこちょこと読む習慣ができ そして最近ようやく小説を読む気力がついてきた中で 読んだ本はこちら。 湊かなえさんの「未来」 読んだからあげる、といつぞやかに友人にもらってから ずっと積読していた小説。 湊さんの作品はイヤミスという言われるゆえに 読むのにはとっても気力がいる。 湊さんの小説は好きなので 早

<本のハナシ>図書館に通うということで、ようやく見つけた育児の楽しさ

ここ半年くらい、火曜日毎に図書館へ行っています。 私はどっちかと言うと潔癖タイプで 学生の頃から図書館の本だけはすごく苦手で。 大学の論文を書くときは ティッシュの上に本を置き 軍手をしながら読んでいたくらい。 ですが、半年前くらいに何故か急に大丈夫になって。 何故かはちゃんと考えるとまた戻ってしまいそうなので 考えてはいないのです。 が、抵抗なく触れるようになりました。 そんなこともあるんだなーと自分でも不思議。 大丈夫になってからは 子どものために本を借りに通うように

<本のハナシ/対岸の彼女>唯一、数年に一度読み返す本

私と本の話です。 2004年に発行されて 直木賞も受賞した角田光代さんの「対岸の彼女」 初めに読んだのは発行されたすぐだと記憶しています。 単行本を当時に買って、今も持っている。 その時はまだ学生でした。 それから節目節目で読んでいる。 学生時代や 社会人になってから そして、子どもを持ってから。 意識してそうしていたわけでもなかったのですが ふと(読みたいなー)と思い出す時があり 気が付けば数年に1度読み返すようになっていた。 そんなことをしているのはこの本だけ。 「

【本のハナシ】5分の隙間時間で読書をする習慣がついてきた

今年は年間100冊読みたいなーと思っています。 厳密に数えてはいるけれど 100冊は概念みたいなものです。 要はたくさん読みたい。 様々なジャンルの本をインプットをしたい。 7月はいつもよりも読めています。 まず、西加奈子さんの「白いしるし」を読みました。 西さんはラジオで知っていたけれど 本は読んだことがなかったです。 読みたいと常々思っていたのだけれど 育児中に物語と向き合うパワーが無かったので、読めていなくて。 新潮文庫の夏フェアに惹かれて、手に取った1冊。 会

<本のハナシ/70歳の日記>人の日記を読むのは、面白い

今年は「本を100冊読む」と決めている。 現時点では17冊。 ペースが危うい状況ではある。 そんな中の18冊目! 「70歳の日記」 ベルギー生まれのアメリカの作家であり詩人 メイ・サートンの日記エッセイ。 とにかく他人の日記を読むのは楽しい。 私も毎日日記を書くものとして 同じ人間であるということがとても伝わってくる。 日記を書き出すタイミングも面白かった。 朝起きた時に書いていたり 庭仕事を終えてから書き出したり 唐突に終了して、途中で書き終わったり など書いた時の