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【鍋料理】意外と知らない?ちゃんこ鍋

 ”ちゃんこ鍋”がうまい。

 さて、それでは始めよう。今日は私の友人(ぬか漬けくん)が大好きな相撲に絡めてちゃんこ鍋について書いてみようと思う。私が初めて彼に大相撲へ連れて行ってもらったのは2022年1月場所だった。そしてその日のお昼に食べたのがちゃんこ鍋だ。両国の駅を降りて間もなく、街には至る所にちゃんこ鍋屋が立ち並ぶ。醤油出汁のいい香りが街にほのかに香る。何でも友人を自分の好きな世界へいざなおうと気合の入っているらしい彼は、ちゃんこ鍋の予約までしてくれちゃった。ありがたやありがたや。以前別の友人と博多に行き、ぷりっぷりの生モツを食して以来”鍋料理の虜”となった私はまたしても開くであろう鍋世界に期待しっぱなしであった。
 彼に案内されるままについていくと、どうやらなかなかの有名店らしいちゃんこやについた。道を挟んで向かいにも同じお店があるから、どうやらすごそうということはわかる。店の名前は”巴潟”である。エレベーターで二回にあがり、予約された個室へと案内される。普段個室なんかでご飯を食べないから、なんか大人の会合みたいで楽しい。まずめでたく成人した我々は堂々と生ビールを頼む。とはいえさすがに食事は大学生のお財布事情もあるので日替ちゃんこ昼食にした。お米は白米と炊き込みと選べるというから炊き込みにする。それから十分くらいすると、立派な御膳がやってきた。

あー、また食べたい。確か2000円くらいだった気がする…

味が良くしみた肉団子がうまい…。ほとんど汁を最後まで飲みほして、寒さはどこへやらという感じだ。お会計は一回におりてした。力士って結構体が大きいから、どんなものを食べているんだろうとずっと思っていた。そんな力士が食べる代表的な食事のイメージのちゃんこ鍋だが、案外ヘルシーである。魚や野菜に、お肉、ごはん。結構バランスも良い。ちょっと力士の食生活がうらやましくなってくる。

力士は本当にちゃんこ鍋食べるのか?

 とはいえ本当にこんなメニューで、あんなに大きな体ができあがるのだろうかと疑問に思って調べてみた。どうかちゃんこを食べていてくれと願うばかりである。
 調べてみると安心。どうやらちゃんこ鍋を食べているようだ。とはいえ別にカレーやステーキ、サラダとか何でも普通の人と同じように食べているらしい。特筆すべきは食事の回数で、なんとたったの一日二食だとか。そのうちどちらかが鍋料理となることが多いそうだ。そしてもう一点、ちゃんこって、要は力士が食べる食事全てを指す言葉だそう。また別の定義としては、現役と引退とにかかわらず力士が作る料理のことを指すともされた定義もあった。まあとにかく、ちゃんこ鍋=力士が食べる鍋ってことらしい。

じゃあなぜその食事の代表格が”鍋”なのか?

鍋は、鍋を囲ってみんなでコミュニケーションをとりながら食事をすることができるというのが一つの理由らしい。そうしてコミュニケーションをとり、部屋に連帯感を生むことが大切だとか。食事の形式にも理由があるっていう盲点に気付かされる。またこうしたことはさっきちゃんこ料理を食べた巴潟のHPにも同様のことが書かれている。(以下HPより引用)

”ちゃんこは、相撲料理の総称です。力士の間で食べる食事を「ちゃんこ」とよびますが、多くは鳥、魚、肉、野菜などを鍋にして食します。
一味同心…同じ釜の飯を食するという連帯感が力士たちの夢を培い、
また栄養のバランスにもすぐれた理想の食事といわれています。”

そしてまた、この巴潟での出される料理もかつてある部屋で出されていたもので、また今お店が立っている場所自体が元々は稽古部屋の跡地とか。現在もその巴潟の後を家族が次いで経営をしているという。

ここまでちゃんこ鍋についてまとめてきたが、参考になったサイトをいくつか以下に掲載する。

参考サイト

巴潟について|ちゃんこ鍋の「ちゃんこ巴潟」両国店 (tomoegata.com)
→私たちがたべたお店のホームページ 

力士の食事回数やカロリーについて解説。ちゃんこ鍋以外は? | 日本文化の良さや魅力を解説!日本ぶんか村 (nihonbunkamura01.com)
→まずちゃんこ鍋について知るなら、これがいいかも

【なぜ、ちゃんこ鍋?】相撲部屋の力士の食事として人気!意味や理由は? | 大相撲のブログ部屋 (sumounoheya.com)
→このサイトはすごい。部屋ごとのレシピまでまとめられている。テレビで紹介されたものについて、逐一まとめているよう。他にも色々乗ってるから、サイトマップは参照必須。ほんとにすごい。



番外編 友人へ

 たったいま、彼に電話を掛けたところだ。なんとなく英語で始めた会話に対して、オンライン留学をした彼はちゃんと英語で答えてきた。オンライン留学って何と思ったあなたへ。オンライン留学とは、本当は海外にいけたはずなのにコロナによってそれができなくなってしまったときの最終手段の事である。詳しくは私も知らないので、いつかオンライン留学なるものの体験記でも彼には書いてほしいものだ。そしてその電話では、お互い交換日記をしてみて持っている感想みたいなのをだらだらと話した。するとどうだろう。結構その人らしさみたいなものがちょっとずつではあれ、確実に出てきているように感じる。好きなことを好きなように書く。ルールは一つ前のタイトルしりとりすること。うん。やっぱりいい。そしてこんなただの思い付きにノリで付き合ってくれるところが彼の良さだとも思う。
 もう一つ話したことがあって、どうやら彼は、書く中で”自分がどうしても生きてるうちにやりたいこと”をみつけたらしい。ちょっと具体的に口にするのはなんか違うらしいので、もし気になる方がいらっしゃればヒントはぬか漬け氏の投稿の傾向を見ていただければわかるので、ご覧いただきたい。そして一般読者の皆様へ。もし何か新しい趣味とか、自分が知らない世界を知りたいな、と思っている人が居るとすれば、彼の紹介せんとする世界をちょっと覗いてみてもらえないだろうか。自分が気が付かなかった世界は案外足元に転がっているものであるということに気が付くだろう。
 さて、それにしてもちょっと早すぎはしないか、ぬか漬けよ。まだこの交換日記を始めて一か月がたつか経たないかである(笑)。斯様な一大決心をそんなにすぐしてしまうとは。まぁでも彼が自分のそれを見つけるのは傍から見れば時間の問題だったのではないかと思う。抑えようもない彼の興味は、自然と溢れ出てしまっていた。それについて初めて聞いたのは、確かゼミの他己紹介冊子を作る時のインタビューだったと思う。子供の頃から教室で友達を四股を踏んで遊んでいたというから、間違いなく筋金入りだ。そしてよく彼の周りの友人はその遊びに付き合っていたなと思う(笑)。多分自分なんかは彼の推しているものについてはまだ無知であるが、そのスポーツの裾野の広さといったらものすごいものがあるなと感じている。まだまだ相撲については語れないものの、その周りについては割とライト層でも興味を持ちやすいように感じて、調べ書き記してみた。いかがだったろうか。個人的にはこの辺りまで知れれば納得だが、もっと深堀りたい点はみつかるだろうか。まだ深掘りできそうな気配はするので、ぜひ切り口お待ちしている。

刺繍といい、風格と言い力士の雰囲気はすごい


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