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未来に託した贖罪と希望〜職業別カルマ②

どんな魂も 
偶然にこの世界にやってきたなんてことはない
以前に抱いた理想を達成したくて生まれてきているのだ
そして今でも 
その理想の達成を求め続けているというわけである
               by エドガー・ケイシー(3051-1)


ここで私が書くことは、
必ずしもその職業のステレオタイプのことではないし、
その職を選ぶ、総ての人の絶対的なカルマというものではない。

あくまでそのような傾向の人が多かった…という、一つの発見的な考察であり、それは全体像を見たときに、最小単位としての部分的な意見にしか過ぎず…すべての人に当てはまるケースでは無いということを、繰り返しではあるが、予めお断りしておく。

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但し、何かの事例において、必然があって、誰かとある人のカルマのレッスンを知ろうとしたり、現状置かれている出来事の裏に隠れている、何らかの因果関係的な要因を知る上での参考資料になるかもしれない…ということで、記録的記述としての"まとめ"として理解して頂きたい。

すべての人が自由意志を与えられていて
"経験したいと思うすべてのこと"を経験し、"なりたい自分になる"ために、
この世(現実世界)での人生を公平に与えられているので、生き方ならびに職業の自由選択があり(それぞれの魂が持っているミッションとは別に)

過去生において自分が何を望んだか…
来世たる今生の自分に何を託したか…

ということをまったく覚えていずとも、
毎回好きな職業を選ぶことが許されている。

もちろん、カルマのレッスンによる導き、ブループリント(生まれる前の事前計画書)による仕掛け、そういうものに誘導されることもしばしばだが。

基本的には本人の意志がすべて。

運命に絶対的な強制力はなく、本人の意志に勝るものはないので。
意志は時に運命さえも変更させる。

逆を言えば、
せっかくの運命の御膳立てを台無しにするのも、
当人の意志決定そのものなのである。

何万年も何千年もたくさんの人生を生きる過程においてで、種々様々な職業…ありとあらゆる仕事を経験する人もいるし、一貫していつも同じような仕事をする人もいる。

それは一つの人生でも同じこと。
転職をたくさんする人、転職をまったくしない人、会社だけ変えて業種業界は同じ人、業種も業界も職種さえも変えて、職を転々とする人。

そこに良い悪いはない。
その人生と結果に、後悔するのも満足するのも当人次第。

たった一つのやりたいことを実現するために、何回かの人生でそのための努力を重ねて、千年先にその芽花を咲かせる人もいるし、いったんあきらめて中断していたことを、再びの情熱と共に才能を使い始める人もいる。

けれど、何しろ変化し成長しているのは人間だけでなく、時代や文化も大きく変化していくから、必要が無くなっていく仕事もあるし、技術や知識でさえ役に立たなくなっていく仕事もある。

だから一つの人生だけならともかく、
いつも同じ仕事を続けるというのは難しい。

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さて私は派遣の仕事をしていた時に、国内外の製薬メーカー数社に勤務させて頂いたことがあることと、クライアントとして薬剤師の方を何人か見させて頂いた経験上、その種の仕事をされている方というのは、やはり過去生で同種の職業に従事していた人が多いように思いました。

現在は薬剤師であっても、過去には中医学系の医師すなわち漢方医だった人もいましたし、教会の修道士や修道女として薬草を育てて通じていた人、
(看護士さんの中にも修道女していた人多いです) 山に入ってそうした漢方の材料や薬草を採取していた人、スパイスや香料を採取したり販売することをしていた人、薬草魔女という名の民間療法医だった人もいるし、オカルティック(錬金術的)な研究に興じていた人も…

医師に関しても、過去にそのようなことしていた人が少なくはないですね。

ただ外科医の人は、どちらかというと今の職業とは別で、過去に他人の命を奪うことをしていた人が、まるで過去に奪った命の数の分の命を救うべく、贖罪の一環として、その仕事を選ぶことになったが多いようです。

職業的には騎士というか兵士だったというか、戦争で他人の身体を切り刻み殺すということをした人生があって、今生では他人の命を奪うために刃物を使うのではなく、他人の命を繋ぐために刃物を使うことになったと。

自分が奪った命の数だけ 
切り刻んで損傷させ肉片にしてしまった肉体の数だけ
その肉を生あるものとして繋ぎ合わせ
再び動くように蘇らせることが償いであるがごとく…

そのせいか知らないけど、彼らはとてもドライで、淡々と仕事をこなす人多いですしね。(過去たくさんの死体を屍の山として見てきた経験からか)

これも彼らに取って罪の償い、贖罪の形としての人生。

ちょっとここ「鋼の錬金術師」の
マルコ医師やノックス医師を思い出してしまいます。

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そして産婦人科医。漢方系の薬剤師にしても子供に関わること、とくに出産や不妊に関することに関わっている人の中には、"命"を調節するようなことに関わってきた人もいますね。

その逆で、今回は"命"を生み出すための仕事をしていたり、
母体の安全や子供を守ることをしている人も少なくない。

実際問題として、クライアントさんの中には老舗の薬家(江戸時代から続く)に生まれた人がいましたが、ご先祖様は堕胎薬も扱っていて、そちらで儲けてもいて、その方の過去生での人生でも子供達の命を奪うことをしていたことがあったことから、そうした"家"が背負った負のカルマとともに、自らの贖いとして今は命を救済することをされている…そういう方もいました。

でも、もちろん純粋に人の命を救いたいという思いで、崇高な志を持って医療従事者の道に進まれる方のほうが、人数としては圧倒的に多いです。
そのような方々の職業選択の理由は、カルマのレッスンというよりは、使命と精神性の目覚めであり愛による、道の選択です。

ここで書いているのは、カルマのレッスンを背負って、その職業的な選択をすることになった人の話を、カルマのケースファイルとして上げているだけですから。

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刑事さんとか一部探偵とか、調査的な仕事をしている人は、自らが過去の人生において冤罪の被害者だったり、真実をねじ曲げられたことからの被害者だったとか、自らが犯罪被害者だったり遺族だったりとか、そういう人がわりといらっしゃいます。

そのような方は、正義感がとても強くて粘り強くて、
良い刑事さんとか調査員 捜査官になりますよね。

普通の警察官だと兵士とか軍隊というか武士とか、国を守ることをしていた上つ方に使える仕事をしていた人も多いですかね。自衛隊もそうですが。

ただ、とっても不快で嫌な理由から、この手の職業選択をされた方もいて…
中には異端尋問官とか拷問を生業としていた人が、転生してまた似たようなことができる職として、警察官とか刑事とか司法の仕事とか、人を捌き断罪する仕事を選択するのはまったく腹ただしいこと。

例えば、昭和において冤罪事件を作り出すのが、お得意だった某人物なんてのは、歴史上でも有名な異端尋問官だった奴で、それ以前にも中国史において残虐非道なことをした、とてもクレイジーな人物でした。この人には反省とか償いの言葉は無縁なんだろうなあ…
(こやつの顔は写真見てるだけで殴りたくなります)

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なのでカルマのレッスンで、このような職業に従事している人たちは、自らの意志というよりは国や権力者の下僕として、なんの考えなしにその任務を遂行していた頃のやり直し…人間としての自分の意志で職務(その役割)を考える、チャンスを再び与えられているということ。

人の心を今回はちゃんと持つことができているのか
人として同胞に対して接することができるのか
本当に守るべきものはなんであるのか
自分たちが使えるべきものがなんであるのか
誰のためにその仕事をしているのか
…そこをきちんと考えて、行動できるようにならないといけない。

人としての仁義であり道徳心、
愛を試されてるって感じでしょうか。

そして短めにしたいのでここらへんで。とぅーびーこんてぃにゅー

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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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