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家族の癒し~属毛離裏/そして家族になる(前半)

「子は親を選べない」
「望んであなたの子に生まれてきたわけじゃない」

とは、子供側が親である存在に対して、よく吐くセリフですが。

霊的な真理や宇宙の法則から言えば、実際のところ
子供は親を選んで生まれてきているんですよね。

必ずしも綿密に組まれたプログラムではなく、時期や関係性が前後したり状況に応じて変動したりと、行き当たりばったりだったりの、多少ランダムなところはありますが…

どのような親のもとに生まれるのか
どのような人から学びを得るのか
その人物との関係性で解消したいこと

そのような指針があっての、今生のご縁なのです。

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最近たまたまなことですけれど、
親子関係に対するヒーリングが二件ほど続きました。

一人はチャクラヒーリングでお母様との問題。
もう一人の方からは、家族全員(三世代)の遠隔ヒーリングのご依頼でした。

それぞれとも、今回が初めてのご縁というわけではなく、
前者の方は今のお母様とは4回目の出会い。
後者の方は何しろ人数が人数なので、家族全員が色々と複雑に絡み合った過去を持ち、様々な相関図があっての今生での家族(一族)というご縁。

カルマの貸し借りというか、多種多様な人間模様ありきの今なのだと…
それぞれに人生ドラマがあって、感情的なしこりから来る微妙な距離感とか、贖罪的な罪滅ぼしとか、湾曲した誤解とか…何かまあ色々とあるなと。

そのようなものがあって、お互いに対する理解を深めたり、新たな挑戦や償いやら学びの為に、人はまったくの赤の他人から、血肉を分け合う家族になっていくのだと、その道を選ぶものなのだと…そう思った次第です。

家族であるというのは、相手を赦し、受け入れ、愛したり愛されたり、
理解しようと努めるための人間関係の最終形態であり、
究極のお試しステージであるのかも知れません。

ちなみに、夫婦(パートナー)の場合ですけれど。一度結婚した相手とは学びのために、最低でも3回は出会うことになるのだそうです。

仏の顔も三度までとか、三度目の正直とはよく言ったもので、やり直しと軌道修正、互いに対する理解を深めるためだったり、前回の失敗や反省点を生かして、今回は好ましい関係を作れるか否かとか言う、お試しの意味も含めての再会は3度の法則。
もちろん、もっともっと絆を深めて、より良い関係を築き共同作業をしていくための再会…としてのご縁(結婚)もありますけども。

夫婦のことはさておいて。

親と子というのは、これまた不思議な縁(えにし)です。

ちなみにどうでもいいことですが、私の親や姉は過去生は盗賊で殺人も犯しており、とても罪深いことをしていた人なので、今生でこのような仕事をする予定だった私は、彼らのその罪を背負う(贖う)意味でも、この家族のもとに生まれてきています。

父に関して言えば、他人からお金を盗み奪い取っていたので、親として(このような仕事を将来する)私を養い育てること(養育にお金を使う)ことで、過去の浄財をしているのですね。

その割にはかなりケチだったケド。

母に関しては私に対する誤解から来る逆恨み。そのような捻じれ歪んだ物の見方から生じた、負の感情の解消と謝った観念と思考を正すため。ちょっとこのあたり一言では言えませんが、母親という養育者になることでその観点から、私を理解する必要があったのですね。

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でも、彼らがそのような学びをクリアできたかというと、
残念ながらあまり出来ていないようですねっっ苦笑

このことは私が指導(指摘)することではなく、物理的次元(現実という3次元)での関係性と立場から、娘として親である彼らから与えられた経験を踏まえて、感じてきたありのままを反応し表現(行動)するだけです。

連絡を取るとか取らないとか、距離を取るとか、
されたことに対する反応を率直に示し、親愛の情を示さないこととか総て。

それもまた孝行で、私しか彼らに与えられないギフトでもあります。

最初から良き親になれる人は一人もいません、そして感じ方というのは人それぞれなので、他の人にとって良き親であったとしても、別の人にとっては良き親とも限りません。親子兄弟姉妹と言えど相性もありますし、霊的成長のレベルは皆、個々で異なっているのです。

何度か人の親という役割(仕事)を経験して、
修練して良き親そして良き配偶者になっていく…
全員がそのような経験を積むわけです。

もちろん、結婚や親としての経験が豊富だからと言って、その道の達人で卓越した手腕が身に付いて、必ずしもいつも上手くいくということもなく。

相手が変われば、新たな人間関係ややり方を構築する必要があり、その都度創意工夫と忍耐が求められます。まあ未経験よりは、スキルのある人の方が楽でしょう。でも経験したからといって、その経験から学べているかどうかはその人次第。

さて…家族の霊性・霊格は決して同じではなく、それぞれが置かれている魂のステージも、今生の課題も方向性も、ノルマもすべて異なっていて、バラバラであることのほうが多いです。

※霊性のレベルを学校教育に例えると…
父親が幼稚園児 母親が小学生 兄が中学生 妹が大学院生とか
学年も学力も異なったもの同士が 学年や学力の順列とは比例しない形で
(年功序列にはならず) 玉石混合に組み合わされて
家族が構成ということが圧倒的です。

霊性高く人として優れた親のもとに、極悪非道な子が生まれることは珍しくないし、未熟で人として半人前の親のところに、賢者たる子が生まれることも少なくありません。

子を養育するのが親の立場で、教育や躾など人としての生き方や道を示すのが親の最たる役目であると説かれてもいるし、それが理想ではありますが…実際のところは…

その子を育てることで、自分を育て直す機会を与えられている親は多く、
子供の方が、親を教え、育てる教師の立場にある親子関係も、世には実にたくさん存在しています。

親のカルマ(咎罪)を背負って生まれる子もいますし、
大きな気付きを与えるために、その身を与え、捧げている子もいます。

もちろん、親の側も本来の親として、未熟な子に善い影響を与え、正しい道に導くために、子のカルマをともに背負って生きようとして、迎え入れる人々も大勢います。

引き寄せの法則が働いていることが基本ではありますが、
生まれる環境すなわち、親を選んで生まれてくるということは、
霊的修養の場を選んできたということ以外の他なりません。

霊性を高めて神体を成長させるという、魂の目的を叶えるための神的プログラム及び、カルマのレッスンなどを織り込んだ、今生のノルマの指針で計画書たるブループリント。これを実行し達成するための最適な環境を物理的次元で得るがため、もっとも最適だとして選択された場所。

それがための親(環境)の選択だからです。

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ギブ&テイクの関係だと言えば、なんか言葉が軽くなってしまいますけどw

親子関係そして、兄弟姉妹や家族として生まれるということは、
互いにカルマを与えたり与えられる関係性であると…
双方向性で相手に対して必要なもの(学び)を与えられる、
究極の学びの関係であることは否めません。

修業と言えばそうだし、逃れられない宿命と言えばそれもそう。

夫婦はともかく親子って簡単に縁は切れませんからね。
疎遠になるのはとても大変なこと。(離婚も相当エネルギー使いますが)

だからといって、自分を苦しめる家族から、逃げてはいけないってことではないのです。簡単に縁を切ってはいけないとか、そのような意味ではありません。

家族の問題には今生のテーマそのものが、そこに存在するといっても過言ではないので、その問題そのものから逃げるな、直視して立ち向かうべきである…という意味はあっても、どんな親であっても縁を切るな見捨てるな、家族であり続けろってことではないのです。

毒親と縁を切って逃げるという苦渋の決断と行動も、
その選択こそ今生の課題である場合もあるのですから…

そしてここまで書いて一度でまとめられなかった…ので
もうちょっと書く必要がありそうです

というわけで、とぅびーこんてぃにゅー

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