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Mary Hopkin - Those Were The Days / 悲しき天使 - 1968

メリー・ホプキンと言えば、ビートルズのアップル・レコードからデビューし、ポールがプロデュースした第一号の女性シンガー。ビートルズと仲が良かったモデルのツイッギーが、ポールに紹介したことが始まりでした。

イギリスはウェールズ出身で、インディーズのフォーク・グループで活動していましたが、解散後にタレント・オーディション番組のようなものに出演し、それを見たツイッギーがポールに連絡したという流れだそう。

小枝のように細かったですね<ツイッギー

「Those Were The Days / 悲しき天使」1968

彼女よりも知名度の高い、サンディ・ショーとの競作でしたが、メリーの方がヒットしました。

ちなみにそのサンディ・ショーのバージョン。

Sandie Shaw 1968

どうでしょうね? やはり私はメリーの方が合っているような気がするです。聞きなれているからでしょうけどもっっ

この曲はイギリスの歌手の歌うイギリス人が作った歌なんですが、何処となくジプシー(ロマ)のメロディを思い起こさせるのですよね。どちらかと言うと、フランスのシャンソンぽいし、ヨーロッパの匂いと言えばそうなんですけどね。

「Lontano Degli Occhi / 瞳はるかに」1969

イタリアのシンガーソングライター、セルジオ・エンドリゴの作ったカンツォーネ。当然ながらイタリア語。英語訛りがきついというか、かなりたどたどしい気がするっっ

サンレモ音楽祭で歌われ2位を獲得しました。

アップルから出したシングル二枚目はこれ。

「Goodbye / グッドバイ」1968

いかにも、ポールな曲ですっっ 良くも悪くも?? この後、ポールと不仲になって、ポールはプロデュースから離脱。

「Temma Harbour / 夢見る港」1970

こちらが第三弾のシングル。

「Knock Knock Who's There / しあわせの扉」1970

この年に来日して大阪万博にも出場したのでした。

「Ocean Song / 大地の歌」1971

出だしのイントロのメロディが「悲しき天使」にちょっち似てるんだけど、このブリティッシュ・フォークな曲は、メリーも始めて自分の音楽性に合致している曲を見つけられたと…そう話すほどではありました。
が、しかしこの直後に結婚して、ほぼ引退状態に。

この曲のプロデューサーのトニーと結婚していることから、いずれにしても、この曲が彼女の運命の曲であったことは否めないのかな。

引退したといっても、その後旦那さんが関わったミュージシャンのアルバムの中の曲に参加したりなどはしてたり、んでもって…離婚してからはバンドを組んで復活しているし…映画「ブレードランナー」のサントラのこの曲も歌っていたり。

「Rachel's Song」1982

そんな感じで、まったく音楽業界や創作活動から離れてしまったというわけではないみたいですが。以前みたいに表に出て歌うということはなく、誰かのアルバムに参加したり、細々という感じでしょうか。

と、思ったら…ちゃんとYouTubeにchannelありますね。

「Gold and Silver」2013

2013年にUPされているから、最近というのでもないけど。channelがあるとこを見ると、今も現役なのでしょう。そういう意味では、自分のペースで活動出来ているのかな。
はい、お元気なようで何よりです。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/09/25 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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