Laura Branigan - Self control / セルフコントロール - 1984
ローラ・ブラニガンと言うと、まず浮かぶのはこの歌かなあ<グロリア デビュー曲でもあり、ヒットしましたよね。1980年代初頭らしい曲です。
グロリアと言うと、日本では日産の車を思い出しちゃうけどっっww
欧米では女性の名前という事ですね。神の祝福を受けた女性の名前ってニュアンス。クリスチャンネームで用いている人が昔いたかな。
意味としては「栄光」とか「栄誉」「光栄」で、聖書つーかミサの時や讃美歌でよく好んで使われる言葉です。そして、このハードボイルド映画も思い出しちゃうな。
映画予告「Gloria」1980
子供を連れて逃走する、強い主人公のイメージがありますですね。とは言うものの、この歌とこの映画は関係ありませんが…
「Gloria」1982
デビュー曲でいきなりの大ヒット。ラッキーガールですよね。で、単なる一発屋には終わらず…
「Solitaire / 哀しみのソリテアー」1983
セカンドシングルのこの曲もヒットしました。
「How Am I Supposed To Live Without You / 愛を知って」1983
マイケル・ボルトンとダグ・ジェイムスが書いた共作。夜のドラマの挿入歌として使われたそう。
Michael Bolton「When a Man Loves a Woman」
さてさて、ローラはアイルランド系の両親を持つアメリカ人でニューヨーク出身。祖母がオペラ歌手で母がラジオ局専属の歌手だったとのこと。高校時代にはミュージカルの主役を務め、卒業後はアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに通います。
何でもバーバラ・ストライザンドに憧れて歌手を目指したとかで、ミュージカルスターを目指していたようですね。
シーナ・イーストンもバーバラに憧れてだったから、彼女の影響を受けた人は多いってことですね。
Meadowと言うバンドでボーカルを担当し、アルバムも出したようですが、レナード・コーエンのヨーロッパツアーにバックボーカルの一員として参加して、そのことをきっかけにレコード会社と契約し、ソロアルバムを出すことに。そして、シングルカットされた「グロリア」が大ヒット。
「Self Control」1984
この曲は彼女自身の最大のヒットアルバムとなった、同名タイトルのアルバムからのシングルカット。プロモビデオが過激だったため、MTVで放送禁止になっちゃいました。でも、それは一時的な話で後に解禁になりましたけどっっ
そうですね「グロリア」と「哀しみのソリテアー」は、なんか曲調が似てるって言うかー 別にローラで無くてもよくね?みたいな…ありきたりの歌だったように思うのですが。
この曲で彼女の持ち味、良さが開眼されたように思うです。
リズミカルでノリ良くて、私はやっぱこの曲が一番好きかなー
して、彼女は南米とかラテン系の地域で、ものすごく人気がありましたね。
「The Lucky One」1984
しかし、旦那さんが結腸癌を患ってしまったことで、看病に専念するため、活動を縮小。亡くなってしまった後は数年間、活動を休止することに。
で、少しずつ復帰して、2001年にはレコーディングを始めていたのですが、自宅でハシゴから転落してしまい大腿骨を骨折して、休養を余儀なくされました。
そして2002年、オフブロードウェイのミュージカル「Love、Janis」にてジャニス・ジョプリンの役で復帰します。
Short Clip - Laura Branigan Promoting "Love, Janis" on NBC4 (2002)
ですが、2004年。
とても残念なことに脳動脈瘤にて死去されました。享年52歳、まだまだこれからという年でした、合掌。
「Ti Amo」1984
「Spanish Eddie」1985
「Hold Me」1985
「The Power of Love」1987
「Moonlight on Water / 月あかりに濡れて」1990
「Tokio」1991
東京ガスのCMに使われました<ガスルームエアコン 「TOKIO」
チャーリー・シーンが出てたんだな、コレが…
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/10/25 掲載記事より転載