ザ・ピーナッツ - 恋のフーガ - 1967
ザ・ピーナッツは、
日本の歌謡曲・歌謡史を語る上で欠かせないデュオですね。
力強くメリハリの利いた、パンチの聞いた歌声も素晴らしかったし、双子ならではの息の合ったコーラス&ハーモニーも見事でした。うん、すごくレベル高かった。
お二人ともすでに鬼籍に入られてしまいましたが、
間違いなく日本の芸能界、歌謡界の功労者です。
「可愛い花」1959
デビュー曲です。
「情熱の花」1959
ベートーヴェンの「エリーゼのために」…に、
日本語の歌詞をつけた曲ですね。
「ふりむかないで」1962
「インファントの娘」1961
モスラの映画主題歌です。
モスラと言うと、「モスラの歌」の方が有名なので、
こちらはすっかり忘れられてますっっ
「モスラの歌」1961
この歌はインドネシア語で歌われているとのこと。
モスラのことを讃えているというワケではなく、
戦争のことを語り継いでいる歌なのでした。
「恋のバカンス」1963
そう…当時って、歌に入る前にナレーションが必ずあったのよね。この歌もたくさんの人がカバーしていました。
「ウナ・セラ・ディ東京」1964
ムード歌謡って感じですねっっ
「ローマの雨」1966
「銀色の道」1966
ダークダックスのバージョンの方が有名ですかしら。
「ガラスの城」1968
先ごろ亡くなられた、なかにし礼さんの作詞だったり。
わたなべまさこさんの同名コミックを思い出しますけど、
もちろん関係性はございませんっっ
「恋のオフェリア」1968
ムード歌謡路線より、
こっち系統の方がいいような気がするです。
「かえしておくれ今すぐに」1965
この歌はとても悲しい事件、背景から生まれた歌です。
たぶん今の時代では絶対に作られない歌。
「吉展ちゃん誘拐事件」の犯人に向けて作られた歌なんですよ…はい。「北朝鮮に拉致された人たち」にも当てハマるんだよなあ・・・
そして、たくさん曲があって選びきれないのでストップw
一番好きで思い出のある歌はこれですー
「恋のフーガ」1967
カラオケで歌っても、とっても気持ち良い。けど一人でなくて、誰か一緒に歌ってくれる人がいないと寂しいけどっっ
なかにし礼さんとすぎやまこういちさんの名コンビが生んだ傑作ですね💛 時代を感じる歌でもあるけど、ドラム(ティンパニー?)の入り方がインパクトあって好きです。
W カバー 2005
小柳ゆきさん カバー 2003
高橋真梨子さんライブ カバー
テレビ番組で、プロのアイドルがよくカバーをしてたけど、
ザ・ピーナッツを超えるデュオっていないんですよねっっ なかなか…
藤あや子さん&坂本冬美さん カバー 2014
うん。歌い手としての彼女たちありきな楽曲って、
たくさんありました。
当時のシンガーの中でも、世界に誇れるデュオでしたし、
ソロならともかく、デュオで彼女たちほどの人って、
ホントいませんねー
そういう意味でも、もっと評価されて欲しいぞお。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/01/23 掲載記事より転載
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