老成した魂と若年な魂~天才の話
最近はすっかり「スピリチュアル・セラピーの現場から」というタイトルとは、まったく無縁な、単なる音楽ヲタク全開なblogと化しているこちらです。
たまにはちゃんと主旨にそったことも書きませんとね。
さて、魂の話。
英語だと、Soulになりますが…
いちおう、私のblogなど、霊的真理を解説する際には、
人としての源たるパーマネント・パーソナリティのことを「魂」と呼んでいますが、日本語としての意味合い(漢字としての意味)を考えると、本来はエレメンタルの日本語呼び(漢字呼称)としたが正しいのかも知れません。
ですが、まあ、それはそれ…今更という気がしますので、このままパーマネント・パーソナリティで通します。
霊的真理を学ばれた方には説明不要な知識になりますけど、パーマネント・パーソナリティと言うのは、私たちが創造のエネルギー(すべての命、形あるものの源、絶対存在)の細胞(セル)の一つから、トロウンズに属する5種の大天使のイデアを通った後、さらに人間のイデアを通って分離した世界に「人間」して存在した瞬間に私たちが所有する個別の自我意識-魂のことです。
※パーマネント・パーソナリティは、エドガー・ケイシーの言葉だと「本体」のことを指しています。
このパーマネント・パーソナリティは、私たち人間が個別に所有するマザー・シップ(母船)のようなもので、私たちの基本人格とも言えます。
このパーマネント・パーソナリティを本体として、私たちは分離の世界にある三つの次元(五次元・四次元・三次元)に三つの身体を創り出し、この身体にパーソナリティとそれまでの輪廻転生で創ったエレメンタルのデータを投影させた人格であるプレゼント・パーソナリティを使って、日々、想念体であり記憶のデータたるエレメンタルを新たに創ったり、過去のものを読み込んだり、六次元の身体をパーマネント・パーソナリティとイコールにするために育成しながら、自らの人生を創造・展開していくことになります。
※エドガー・ケイシーの言葉では「実体」のことです。
身体を持たないパーマネント・パーソナリティは死にませんが、寿命ある身体を所有しているプレゼント・パーソナリティには必ず死が訪れます。輪廻転生とは、プレゼント・パーソナリティが死して、また新たな身体を三つの次元に所有して人生を展開していくことに他なりません。
輪廻転生は、六次元の身体が完全体に成長することで終了します。
この辺りは過去の文章、何処かにも書いた通りです。
…で、一つのパーマネント・パーソナリティの誕生には、ベビーブームでは無いですけれど、流れというか、ピークというものがあります。
たくさんの新しい魂が、地上(三つの次元)へと大量にやってくる時もありますし、ほとんど来ない時期、少ない時代もあったりするのです。
古い魂がたくさんいるところに、新しい魂がやってくることもあります。その逆に、新しい魂の多いところに古い魂の人たちが僅かな割合で放り込まれることも。
この場合の古い魂というのは、地球の歴史で古い時代から実体としての人生を長い年月、たくさん生きてきた人のことです。新しい魂とは、パーマネント・パーソナリティとして誕生したばかりだったり、プレゼント・パーソナリティとしての人生をあまり多くは生きていない人のことになります。
とは言うものの、古い魂…輪廻転生の数が多いからと言って…何度も生まれてきて経験を重ねているからと言って、その人の霊性が秀でているとは限りません。古くからの魂であっても、六次元の身体が育っているわけではないのです。
自分から後に生まれてきた、転生回数の少ない人に霊的成長を「抜かされている」人は多いのです。先輩よりも後輩の方が、とっくの昔に解脱しているなんてこともありますし。
これもまた、前に書きましたけど、地球の霊的進化、霊的レベルはとても低いのです。正直、7段階でまだ3です。
レベル1~3の人で過半数以上を占めていて、4段階以上の人は霊的マイノリティになってしまっています。
地球人は霊性の上で劣等生もいいとこで、宇宙全体でも落第生の部類に入ります。その位、遅れている場所なのです。
まだまだ本能と無意識(潜在意識)に操られている人ばかりで、意識的に生きることが出来ている人、魂の目覚めを経験している人は少ないのです。
ですから、そのカンフル剤として、いつまでも成長しない(ダラダラと輪廻転生だけ繰り返して、霊的成長をまったくせず横並びにいるままの)古い魂に喝を入れるが如く、新人類(まるでニュータイプか)的な新しい魂が、大量に投下されることが時折あったりします。
たいてい、その新しい魂たちは、経験が少ないものですから、古い魂たちが創り出した固定概念や古い価値観をぶち壊すようなことをしでかします。
私たちの霊的進化…すなわち六次元の身体を育成することには、それまでに積み重ねてしまった負の遺産たる蒔いた種の刈り取りと、愛のレッスンでもあるカルマのテストがありますから、「愛のお試し」をどんどん迫ってくるような事件や展開が起きてきます。
ちなみに子供たちが生まれつき抱いている問題…は、まさに若い魂が古い魂のために提供してくれている「愛のお試し」ですね。例として、自閉症や発達障害などなど…
何故なら、愛は理解だから。
ちなみに天才と呼ばれる人が多いのも、新しい魂の特徴だったりします。科学や発明など、宇宙天文学や理工学系の分野に進む特出した天才には、地球以外のところから「化学が遅れた星」である地球へと「助っ人」にやってきた宇宙人が多いので、見分けるのはちょっと難しいかもですが。
新しい魂はニュートラルと言うか…創造の源から派生して個別の魂を所有するようになって、まだ日が浅い…ので、逆に地球に古くから存在する既成概念に囚われることなく、無垢な魂として個性を発揮して、天才的な能力を世に示す人が少なくなかったりします。
例えば…ニジンスキーも、地球へと実体として生まれたのが新しい魂でした。
Les Ballets Russes de Nijinsky
彼の映像をこうしてみることが出来るのは本当に奇跡です。UPしてくれた人に感謝!
ちなみに私、クラシック・バレエも好きなんですよ。
踊り、好きですし… クラシックもモダンも、ディスコダンスもミュージカルもみんな好きです。
ただ、クラシック音楽が苦手というか、必ず眠くなってしまうので、バレエを観に行って、ぐーすか寝てしまったことが何度かあり… 失礼になるので挫折しました。歌舞伎ではいおう起きてられるんですけども。能楽は微妙ですねっっ汗
漫画「SWAN」など有吉京子さんのバレエ漫画、持ってますし、山岸涼子さんの作品も好きですし~
昔はマーゴット・フォンティーンが好きでした。最近だと、ソリストの中村祥子さんのファンで。
男性だと、ルドルフ・ヌエレフやジョルジュ・ドン、ミハエル・バリシニリフなど好きでした。どれも有名どころしか知らないのだけどっっww 熊川哲也さんもいいですよね。もう踊ってないけど。Kバレエは一度だけ観に行きました。
ニジンスキー以外にも、若い魂でその才能を発揮した人はもちろんいますが、それはそれとして…
で、この天才的能力なんですけれど…その後も発揮出来るか否か。ようするに輪廻転生しても持ち続けられるかどうか、ですね。
応えは、NOです。
何故なら、輪廻転生していく過程の中で、地球の既存の価値観や何やら、常識などに染まっていってしまうからです。
いつまでもそのピュアさを持ち続けることは難しいです。
ようするに、新しい魂であるが故の天才的能力を発揮した人は、後の人生では凡人化します。
逆に何度も輪廻転生して、地球での人生経験を積み、霊的に進化していく過程の中で、能力を磨き、技術レベルを高めていった人は生まれ変わるほどに、その才を発揮することになります。
モーツアルトとダヴィンチがそのタイプでしたね。
モーツアルトの場合は、性格が天然で破天荒な人だったから、タイプ的には「新しい魂」みたいな気もするけど、そうじゃないんですよねっっ
それは私にも意外なことなんですが…
ダヴィンチは、その前は哲学者だったり、神学者だったり、枢機卿や神官だったり、その後には音楽家(作曲家)で作家で印刷局の公務員とか、ふり幅が激しいんだけど…苦笑
まあ、努力型の天才と生まれつきの天才がいるって、それは輪廻転生でも言えることなんですね。そんな感じです。
サクッとまとめてみた。