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Sheena Easton - For Your Eyes Only /「007 ユア・アイズ・オンリー」1981

シーナ・イーストンはスコットランド出身のシンガー。バーバラ・ストライザンドに憧れて、ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ(なっ長いっっ)に入学し、学ぶようになったとのこと。

イギリスのBBCが製作したドキュメンタリーで、スター志望の女の子が歌手を目指す過程を追う番組「ザ・ビッグ・タイム」のヒロインに選ばれたのをきっかけに、レコード会社と契約。それってある意味シンデレラ展開かな~

Sheena Easton - The Big Time (1980)

そして、1980年に「モダンガール」でデビュー。

「Modern Girl」1980

とっても心地よいライトなメロディで、キャッチーではあるけれど、彼女のアクの無い声が聞きやすくて、フレッシュなヴォーカルと共に耳に残る歌でした。

私的にはあの、ナーナナーナナッ♪ってとこが好きww カラオケだと、かなりの早口で歌えないのですがっっっ

「9 to 5 (Morning Train)」1981

続いてのこの曲もヒットしました。

「Just Another Broken Heart / 涙のブロークンハート」1981

「Machinery」1982

この曲はノエビア化粧品のCMで長いこと使われてたから、耳にしたことがあるって人は多いはず。

NOEVIR CM2

NOEVIR CM1「A Little Tenderness」

&Kenny Rogers「We've Got Tonight / 愛・ひととき」1983

ケニー・ロジャースとのデュエット曲。

「Telefone (Long Distance Love Affair) 」1983

この曲も好きだったなあ。

「Devil In A Fast Car」1984

「Strut」1984

この二曲は宝酒造のCMソングに使われたので、やはり耳にしたことがあるって人は多いはず。曲提供だけでなくて、出演もしてましたしね。
CMのコピーは「日、出ヅル国ノ、宝物。」でした。

探したらありましたー♪

宝焼酎CM

「The Miracle Of Love / 愛はミラクル」1993

番組名は忘れてしまったけれど、日テレの何かバラエティー番組のエンディングに使われてたかと。この頃になると歌い方が落ち着いてきたというか、声もこなれてきて艶っぽさが出て、若い頃とは違った良さが出ています。

で…

「For Your Eyes Only」1981

007の主題歌を担当出来るのは、イギリス出身の歌手にとって、とても名誉なことなんですよね。なので、新人のシーナが起用されたのはとても異例なこと。

映画予告「007 For Your Eyes Only」1981 

とはいっても、テレビ番組で仕掛けられた、シンデレラドリームの主役としては演出上等だったのかな。タイアップみたいなものだから。

実際、シーナは実力ありますし…ただ、憧れてたバーバラ・ストライサンドとはタイプが違うシンガーにはなりましたけれども。自分の個性とチャンスを生かして、一時の栄光や与えられたものに溺れず、そこは堅実に歌手活動を続けてきた人なのでした。

オーディション番組などのタイアップでプッシュされた人って、その後潰れてしまう人が多いですからね。そういう意味でシーナみたいな人は貴重かも。

そして彼女は、プライベートで4回の結婚と離婚を経験して、実子はいないものの養子を二人迎えて、今はアメリカでグリーンカードを手に入れて過ごしているみたい。2000年以降は特に活動の失跡はないのだけれども、ベストアルバムとかは出ているみたいなので、穏やな今を過ごしているのだと思いたいですね。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/05/10 掲載記事より転載


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