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Eagles - Try and Love Again / 素晴らしい愛をもう一度 - 1977

イーグルスを知ったのは、
彼らがリンダ・ロンシュタットのバックバンドから離れて、

Linda Ronstadt with Eagles Silver Threads & Golden Needles Classic Live Performance

「Take it easy / テイク・イット・イージー」1972

「Tequila Sunrise / テキーラ・サンライズ」1973

「ならずもの」はもちろん好きで…

「Desperado / ならず者」1972

東京ドームの再結成ライブ、めちゃ感動でうるうるで、もう震えっぱなしだった。マジそこにいるのが夢みたいだった。んでもって、終わってから、出口に向かう間の通路で、ずっと外人さんたち(たぶんアメリカ人)がこの歌のサビ部分を歌てて、「その気持ち解るー!」と嬉しく、楽しくもあり…
あの夜の興奮は忘れられませんわ。

「Witchy Woman」1972

当時の彼らの曲は、カリフォルニアとかアメリカを横切る果てしない国道を、車で窓を全開にしながらすっとばして、ガンガンにかけながら聞いたり、西部劇に出てきそうな風景と、そこに沈みゆく太陽を眺めながら聞きたいなって…
そう思える曲が多かった。
(いやさ当時の私は小学生でしたけども)

「I can't tell you why / 言いだせなくて」1979

イーグルスのよいところって、骨太な演奏テクと確実で魅力的なサウンドもあるけど、全員がメインボーカル歌えて、コーラスが秀逸なとこですねっっ マジさいこー!

「One Of These Nights / 呪われた夜」1975

そんなこんなで気がつけば「ホテル・カリフォルニア」

「Hotel California」1977

「うわあ!」って、思うほど、完成度の高いアルバムでした。

ていうかー 何しろ当時、小学生のお小遣いではレコードのアルバムなんて買えません。テレビの洋楽ヒットチャートベスト10、そしてラジオの全米トップ50。これで流される曲が聞くことの出来るすべて…

よくかかっていたのはチャートインしていた、
「ホテル・カリフォルニア」と「ニューキッドインタウン」その2曲くらい。

「New Kid In Town / ニューキッドインタウン」1977

だからアルバムに入っている全部の曲を聞けたのは、高校生になって、バイト代でアルバムを買えてからなのです。

「Try and Love Again / 素晴らしい愛をもう一度」1977

「素晴らしい愛をもう一度」というタイトルのこの歌。

ラジオで初めて聞いた時、
「あっ! 好き なんかいいこの歌」と目を閉じて聞き入った。

残念ながらミュージシャンとか曲のタイトルとか、それは放送されなくて、ただ曲だけが掛かってて。頭の隅にあったけど調べるすべがなくて…

何しろ それまでドン・ヘンリーやグレン・フライやその他のメンバーボーカルの歌は聞いてはいたけれど、ランディの声、彼ボーカルの歌を聞いたことがなかったので…この曲がイーグルスの曲だとは、何年も気付けなかったのです。

そして念願の「ホテル・カリフォルニア」のアルバムを購入して、レコードに針を落として聞けたとき・・・

もうめちゃくちゃ感動ですよ!

「Life In The Fast Lane / 駆け足の人生」1977

CDやネット音源しか知らない人には解らないと思うけど、レコードの音は本当に生音(声)に限りなく近くて、あれを聞いてしまっている耳には、CDやネット音源は悪いけど粗悪でつまらない音なんですねw

まあ、今はそれしか聞く手段がないから聞いているけども…

そしてA面が終わってB面に裏返し。4曲目が始まったとき…
その時の感動と言ったら、もう…涙ものです。

嬉しくて泣いちゃいました。

ずっと探していた歌が、曲がここにあった!

やだー イーグルスの曲だったんだ〜!!

なんか灯台下暗しでw

ずっと探してた幻の曲が、大好きなイーグルスの曲で、このアルバムの中に入っていた! その感動。そして、ものすごく素晴らしいアルバムで、一曲もゴミ(?)なものがなく最初から最後まで、一連の流れがあって抜かりなく…本当に完成度が高い傑作なんですもの! 曲の構成とか順番がまた完璧でさ。

もうね あ゛ーいいなあ このバンド、大好きだあっっ!

って、改めて思いました。

そして日本語のタイトルが「素晴らしい愛をもう一度」ってなんかどっかで聞いたなあ? 

「あの素晴らしい愛をもう一度」って、フォークソングにあるやん…

加藤和彦&北山修「あの素晴しい愛をもう一度」1971

けど直訳的に言うと、
「愛することにもう一度挑戦しようぜい!」ってな意味だから、内容的には過去の終わった恋愛に対する未練とか、昔の恋人とやり直したいんですけどもーとか、そういうことを歌った歌詞ではなく…
「もう一度恋しようぜ」「また恋愛したいかも」なんで。

フォークソングの「あの素晴らしい愛をもう一度」と、同じような意味合いの歌だって、勘違いされちゃうタイトルはどうなの??って思ふ。

でもまあ なんだー
ランディのあの声が、この曲にビッタリなのよね。

てなわけで、このアルバムの中で一番お気に入りの曲です。

レコードの音源

「Wasted Time 」1977

素晴らしいグループでバンドだと、マジ思ふ。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/08/23 掲載記事より転載


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