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ワークショップ(セルフヒプノ)体験談⑧

15年位前の過去生体験ワークショップでの参加者のレポートです。終わった後で、質問に添って記述して頂いたものを、掲載しています。※スタンドFMの方でも音声配信しています。

女性 20代 Hさんのレポート 

質問①迎えに来てくれたガイドさんはどんな人でした?

おさげ頭の、20才前後の女性でした。とても落ち着いていて、お姉さん、と言った印象を受けました。


質問②時代はいつ頃?

ガイドさんからは何も聞けなかったのでなんとも。でも自分では1800年ごろなのかな、と思ってました。


質問③どこの国?

ヨーロッパのあたりです。レンガの町並みでした。


質問④その人生での自分について教えてください。どんな人物だったか

服装は赤い民族衣装。よく、雑貨屋さんで見かける人形の服のようでした。自分は金髪の少女で、性格云々は全く分かりませんでした。ただひたすら、働くのみ。生活のために。


質問⑤家族構成は? 家族との関係は?

両親がいた、と言うのは分かってるけれど実際はいない家で、妹・弟が合わせて5人ぐらいいました。でも皆、キャッキャとせず、おとなしかった。すごく小さかったのに。

この家族の中で、今現在関係のある人は誰もいませんでした。


質問⑥その人生で出会った人々、構築した人間関係はどんなのがあった?

この人生で出会った人は、皆が自分を敵視(差別)した視線を投げかけていたので相互関係はなかったんじゃないかと。周りの嫌なものを見るような視線と怒った顔が印象的でした。その中でも、唯一自分を見てくれた少年が今の主人でした。それ以外の人は、今の人生では誰もいないようです。


質問⑦さて、本題。その人生での一番の事件。

恋愛要素は全くなかったんですが(笑)、一番の事件は妹弟を町の人に殺されたことですね。その後、家に火もつけられたのでWショックです。そのショックの後は何も見えなくて、突然自分の死ぬ場面でした。


質問⑧どんな死だった? その人生の最後の瞬間について

最も酷い事をされたショックから狂ったのかわからないんですが、道の端で野垂れ死に、といった感じでした。その最期の瞬間は、(6)で書いた少年が泣きながら花を自分に与えてくれたのが見えました。


質問⑨死ぬときにその人生を振り返って、何を思ったか。

自分に向けられた気持ちも、起こったことも全てを許そうと思ってました。花と涙をくれた少年のおかげで、自分のことを一人でも思ってくれる人がいた、と分かったので心が晴れた感じでした。


質問⑩その人生で自分が学ばなければいけなかったことは何か。

・学ばなければいけなかったことは、なんだか怒涛のうちに死んでしまったのでよく分かりませんでした。

・その人生で学んだこと?は、多分、人に対しての恐怖だと思います。人が人に無意識で送った視線を見てぞっとすることがあるのは、過去の自分が周りから『嫌ってるぞ』光線を受けてたからでしょうか。


質問⑪過去の自分から今の自分へのメッセージはあった?逆に今の自分が過去の自分に伝えてあげたいことは?

「自分がこういう目にあったのは、時代のせいだったのよ。現在のあなたがいる時代に 私がいたら、何の問題も無かったはずよ。」と言われました。
それが死ぬ瞬間分かったから『全て許す』という気持ちにつながったみたいです。
伝えたいことは、よく頑張ったね、と言ってあげたいです。今の自分だったら、耐えられない状況過ぎて。


質問⑫光の存在、ガイドたちからいただいたメッセージは?

『現在を生きてる自分が、昔から他人を信じられなかったのは、このことがあったからだよ。ごめんね。でも今はもう大丈夫。自分でも分かるでしょ。数年前までは、見知らぬ人も来る集まりにいったりしなかったもんね。まだ時間はかかるかもしれないけど、大丈夫だから』と、大丈夫を何度も言われました。

あと、去りながら『お金には気をつけて!』って。理由は聞けなかったので、こっちもポカーンとしてしまいました(笑)。


質問⑬この体験、人生を振り返って、一言どうぞ。

ものすごく辛い体験をしたのに、それでも最後の瞬間で全ての人を許す気持ちになった過去の自分がすごいなぁと感じました。なんか自分?にすごいというのは変な感じですが。

あと、その『許す』って今を生きる自分にとっても、とても重要なことなのかなと。高い所からの目線からではなく、うーん何て言うんでしょう、酷いことをした人を甘やかすわけでもないんですが、懺悔室で神父さんが言う『あなたを許します』っていうニュアンスというか。すみません、良い言葉が浮かばない・・。

過去の人生は、総じて辛い状態だったんですが、最後にほわっと光に包まれた気持ちになれたのでとても救われました。このような体験をさせてくださったアルマさんに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。


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