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幽霊にだって感情も、願望もある

霊的存在…いわゆる幽霊(※)が、今生の名残とばかりに、想い残したことを叶えたいと、霊媒または霊媒体質の人に願いを叶えて欲しいとすがってくるのはこの世界において、珍しいことではなく、よくあること。

※この場合、過去生の人格としてのエレメンタルというより、直近まで3次元の人生を生きていた、4次元に移行したばかりの50年以内にお亡くなりになった方が大多数。たまに例外あって、この世に未練たらたらの、過去生の人格としてのエレメンタルもいることはいるのですが(ややこしくてゴメン)。

私の仕事はそちら寄りでは無いのだけれども、たまにそうした霊の要望を聞くことに対し、意に反して手を貸す事が時おりあったりします。

尋ね人を探して、メッセージを伝えるようなことは残念ながら出来ないのだけど。「あれが食べたい」「飲みたい」みたいなことならば、過去に幾度か。

この辺りのことは、過去にまとめたことがありますけれど。

はい。
タバコが吸いたい、珈琲が飲みたい、白いお米が食べたい、水が飲みたい、お饅頭が食べたい等など…

最近は完全にシャットアウトしてしまっていますので、キャッチすることなく、冷たくスルーしてしまっていますが。

半ば強制的に、バターケーキや天丼を食べさせられるのはゴメンなのでwww 太りたくないし、好きで無いものは勘弁! 
…てのはあります。アレルギー体質ですしね。

まあ、仕事以外で霊的存在にいちいち感応していたら、日常生活ままなりませんし、ヘンな人で常時いることになって、色々な意味でヤバイですからね。統合失調症?そのものな人になってまう→そうでなくても、普段から十分に電波さん

「死者の心残り」にも書きましたけど、男性の方が嗜好品にこだわる方は多いようです。今の時代は嫌煙が当たり前になって喫煙家が減ったので、たぶんあまりいないと思うのですが、死ぬ前に一服…という方は昔に多かったんですよね。

その今わの際に吸いたかったが吸えなくて、
「この世の別れに煙草を一本吸わせてくれ!」って、
そういう霊は多いんですよね。ほぼ男性です。

幸い、私は今はもう吸わないけど、もともと吸っていた人でしたので、リクエストには応じられたんですけどね。
(これも必要経費と言えるのかなぁ?)

そういえば、うちの親戚でヘビースモーカーな人がいて、母曰く、墓参りには線香の代わりに必ず煙草を備えるのだと。
火をつけて、墓石に置くと、一瞬で灰になるそうで。何本か備えるうちに、灰になるスピードがスローになるとか…ww

死んでからも吸いたいものなんですね。

ああ、でも…喫煙者の霊よりもお酒飲む人、アル中の霊の方が始末に悪いですのよ。ヘビースモーカーは、他人に取り憑いてまで吸おうとする人は少ないのですけど(いることはいる)、酒好きは見境ないです。お酒飲んでる人に手あたり次第取り憑いて、お酒を味わおうとしますから。この手合いは、かなりの高確率で存在しています。
一言で言うと、話通じないし、キチガイレベルって感じ?

そんな私も酒好きですが(九州人の血か)。

ああ、そうだ。お酒って言えば、神様からリクエストされることが多いですよね。日本の神様はお酒が本当にお好きなようで…

私はケチ?というか、寺社仏閣に行っても、本殿にお賽銭させて頂いたら、あとのお末社では…でw 御朱印とか御神籤とか、そういうもので支払うってなスタイルです。
あと神社の参道にあるお店とかでお金を落とす(利用する)ことで還元する感じ?

拝観料のあるとこでは、そこで払ってるし、もっと生活が豊かにゆとりある状態になるまでは、これだけの金額でゴメンナサイな人だったりするっっっ 

で…あるクライアントさんから、某寺社仏閣に行くのでその際にお酒を奉納しようと思ってますという話を聞いた時…

「灘の酒!」

という声が。

はい、リクエストがこっちに来ちゃいましたっっっ汗
なるほど、灘の酒が御所望で…つーか好物なのですね?

私はお酒好きですけど、日本酒は体質に合わないので、飲めないんですね。鹿児島県民の血は焼酎だからか?
いやさ、ジンとかウォッカとかテキーラとか、スコッチとかギネスビールは大好きですが?

なので、あまり銘柄に詳しくないんです。
「夏子の酒」と「奈津の蔵」は持ってるから、純米酒と吟醸の違いが判るくらいかなあ。昔の友人がミス八海山になって、八海山の蔵元では無い別の銘柄の蔵人さんと結婚したりなんかはあったけれど。とにかくよう知らん。
(結婚式でも希少な日本酒ふるまわれたんですが、飲兵衛なのに呑めんかったっす)

なんでしょう、灘の酒、美味しいんですか?
他の御酒と何がどう違うんですかい?

この漫画読んでから
松尾様にお参りする時は
「お酒が美味しく飲めますように」って
手を合わせてマスw

いずれにしても、とても喜んで下さったようで、何よりですが。(お酒かついで山登るのって、大変だと思う。重いし)

てなわけで、権現様は灘の酒がお好みって話。

で…

直近に亡くなられた幽霊の方は、そのように俗物的な望み(嗜好品)を求める傾向にあるのですが…(神様は別ねw)

パーソナリティとしてのエレメンタルの場合は、
やはり感情的なしこりの解消を求めるものだったりします。
想い残したことに集中するといいますか…

特に女性は、色恋と言うと身も蓋もないのですが、時間が経つにつれ、そのような恋慕の情、遂げられなかった想いへと心が引きずられるようでして。

「あの人に会いたい」というような思慕に囚われている人も少なくないのです。

思い出は美化されますからね。

恋って本当に…神代の昔から、人々を惑わし、狂わす麻薬の様なもの。いやさ媚薬とも言えるかしら。

お医者さまでも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ~♪
…とも、言いますしね。

恋しい人への叶わなかった想いに身を焦がすのは、何も女性だけに限ったことではないように思うのですが、意外と少ないんですよね。それこそ、前世の縁(えにし)を引きずって、探して、求め彷徨っているような人は…女性ばかりで男性側はまるで忘れてしまったかのよう。
相手の女性からしたら、失望させられることこの上ない現実ですけど。

会いたい、忘れられない、恋しいは自分ばかりで…
相手と来たら、さっぱり自分の事なんざ忘れて、新しい恋、新しい人生に舵を取って、すっかり過去のことになっていたりする。むちゃくちゃ嘆かわしい、辛い事実です。
認めたくないと言うのかなー

今生で物理的存在として再会したならば、想いは再燃するのでしょうが、自分をいつまでも忘れずにいてくれて、追いかけて生まれ変わってからも一緒になりましょう的な男性は、少ないんだな、これが。

その時の性別にたまたま左右されるっていうのかしらん。
して、それは男性脳と女性脳の違い? 生物学的な問題?
なんでしょうかね。謎です。

男性はどうしても、自分のやり残したこと、仕事とか使命みたいなの? そっちにいつまでも執着するんですよね。

私も自分の過去生と対峙するとき、男性だった人生では…「あれも出来なかった、こうしようと思ったのに出来なかった」「たいした功績を遺せなかった」みたいな、お仕事の「やり残し」に対する激しい後悔と自責の念など、想い残しばかり抱えてまして。
自分の生き方に対する反省と言うよりは、見栄とプライドの問題じゃね?ってトコにこだわっている気がします。

逆に女性だったときは、感情的な問題に集中していますよね。ネガティブなものだと、恨み、憎しみ、怒りなどが代表的ですけど、ナルシーで自虐的な考え方、ヒロイズムっていうのかしら…そういうのに酔いまくっています。悲しかったこと、辛かったこと、失ったものに執着しているといいますかねー

だからこそ、そうした思いが詰まった人生が、どうしても解放するべきエレメンタルの倉庫(潜在意識)で、過去生ヒーリングの必要アリな対象物になるのですが。

んでもって、男性だった意識の方が頑固で、なかなか話が通じません。柔軟性が無い思考の持ち主だった時が多いと言いましょうか… 私の過去生のパーソナリティの中にも、頭でっかちで、理屈っぽく、生まれ変わりとかを認めない、信じないキャラクターだった時があるのです。

女性は感情の牙城を崩すと、あっという間なんですけども。男性の理論武装にはなかなか対抗出来ないなあと思う、今日この頃。過去生の理屈っぽい、四角四面な自分を味方に出来ると、そのような人物を説得するためのネゴシエーション的能力も身に着くのかしら…と思ったり。

少し話は逸れましたが…

とある時代に生きた、過去生のパーソナリティとしてのエレメンタル。ある方の子孫にとっては、ご先祖様としての某人物(のエレメンタル)の方々と接して、あれこれ思ったりしたことです。

秘めた想いと言うのは、まあ…どの時代の人にもあることでして。それはいつの時代にも、というか、いつの時代の人にも変わらぬことで、どれほど月が移り変わり時代が変わっても、いつまでも変わらないものなのでしょう。

その想いを抱えたままで、しんどくもあり、辛くもあり…

けれど、その長年抱えていた想いを解消するといいますか、解放したり、遂げる手伝いが出来たときには、それが出来る自分で良かったなと…お手伝い出来たことが嬉しく、ただ悦びに思うのでした。

人間のドラマって、太古の昔より変わらないです。
人の心や望みはそうそう変わらないって言うのかなあ…

うん。やっぱ、恋しい人には会いたいですよね。

この世で会えぬなら、せめてあの世でも…と言いたいとこだけど、残念ながら、霊格(霊的成長の度合い)が違うと、死しての往き先が異なるので会えませんもの。現実って残酷。

だからこそ、三次元もしくは六次元の存在からの干渉が必要になる。それがないと、四次元五次元の存在は、自分とは別のレベルにいる存在とは会えませんので。

てなわけで、私のお仕事は三次元の方のサポートだけではなく、四次元と五次元の存在に対しても、それを行うことが多いのです。


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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