Andrea Bocelli - Con Te Partirò / Time to Say Goodbye - 1995
これを書いた時期がwhiteデーと言うことで、男性から女性に告白したり愛を捧げる歌と思ったんですけど…
思いつくのがエルトン・ジョンの「ユア・ソング」で。いやさ、それもう取り上げてるし、他ちょっとイマイチで…
そういう映画でそんな主題歌と思った時に、ちょうどいいのが思いつかず。探せば出てくるでしょうし、後から思い出すかもですが。
映画だと「君に読む物語」なんか素敵ですよね。
映画予告「The Notebook」2004
あと、ブラームスのクララへの献身を描いた作品。
映画予告「Frühlingssinfonie / 哀愁のトロイメライ」1983
恩師の妻への報われない思慕。切ないっす。壊れていくシューマンを愛し続けるクララとその恩師を愛し、恩師泣き後 クララと子供たちに献身的に尽くしたブラームス。顔はアレだけどいい奴だ。曲はさほど聞かないけどもさ(ごめん)。
それとフアム・ファタルへの満たされぬ想いを抱えて、その想いを糧にして成功したものの、まったく報われず苦悩する男の物語と言えば…
「The Great Gatsby / 華麗なるギャッツビー」1974
レッドフォード。めちゃイケメンでかっこいいっす。けど、ファム・ファタル役がミア・ファローなのがちょっと納得できなかったな。
映画予告「Giant / ジャイアンツ」1956
この映画ではエリザベス・テイラーがすごく素敵で、彼女に惚れちゃうディーン演じる牧童の恋心は納得なのですよ。実際、ディーンも、たった一人の愛する女性ピアとの結婚の夢破れて、ボロボロでしたしねー うるうる
なんかまあ、そんな感じで、出来れば失恋悲恋ではなくて 実る恋、告白して上手くいくハッピーエンドがいいんだけどとも思いつつ。ありそうでなさそうでうっふん(黄色いさくらんぼかよ)。
とりあえず、この曲で行ってみよう!(とりあえずって失礼だぞ)
アンドレア・ボチッェリ…はて、どこかで聞いたようなって人は多いと思います。クラシック好きな人なら知ってると思うけど、そうでない人には誰それアンタって感じかもなあ。
ええっと、サラ・ブライトマンとデュエットした、「今はさらばと言おう」な、どストレートな和訳ではなくて…
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」と言えば、思い出す人も多いはず。
& Sarah Brightman「Time to Say Goodbye」1996
サラとデュエットしたこの曲の方が世界的が有名になっちゃってますが、元は彼の曲の「コン・テ・パルティロ」(君と旅立とう)が原曲で、イタリア語の曲なんですね。
「Con Te Partirò / 君と旅立とう」1995
見ればわかるように彼は盲目です。6歳からピアノを始めて音楽の道に進んでいましたが、12歳でサッカーボールを頭に受けて脳内出血を起こしたことから、緑内障を悪化させて失明に至ってしまいました。
しかし、ハンデをものともせず、音楽の道は一度挫折したものの、博士号を取り、弁護士にまでなってしまうというすごい努力家。
弁護士として活躍するも、歌手の夢捨てきれず、ルチアーノ・ババロッティやズッケロに見出されて、1994年にデビュー。クラシックの分野にとどまらず、カンツォーネやポップスまで幅広く歌いこなし、盲目というハンディキャップを持った、イタリアのテノール歌手ですが、成功した歌手の一人で最高峰のテノール歌手として、位置づけられています。
& Luciano Pavarotti「Notte 'e piscatore」1990
サラとのデュエット以外に、セリーヌ・ディオンともデュエットしていますよね。
& Céline Dion「The Prayer」1998
彼の自伝は映画にもなりました。
映画予告「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」2019
「Un Reve De Liberte / 君に捧げる愛の歌」2018
伝統的かつ、古典なクラシックのアリアっていうのは、大体イタイ中二病みたいな歌詞というか、元祖ロミオメールみたいな臭いクリフであふれていて、乙女脳な女子には胸キュン要素でもあるわけだけども…
まあ、そうですねっっ オバサンになってもそんなこと言われたいなーって、思ったりもするわけですよ。別れる前のアツアツの時ならねww
そんなんで「愛してるよ」って囁かれたいなら、イマドキの歌よりもクラシックのアリア探した方が、男性が夢の女たる女性への思慕、濃厚な愛のパッケージ…献身的かつ騎士道精神たっぷりな、ナルシーに酔いしれる曲を見つけられるでありますよ。
うん、とはいうものの…日本語じゃないしなあ。そこがちょっとネックだったりするww
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/03/14 掲載記事より転載