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写真嫌いが写真を撮るようになったきっかけ

 7年前、専門学校で触れたLUMIXのカメラが、私の価値観を大きく変えた。(写真は、当時のLUMIXと友人)

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 私が通っていた専門学校はイベント関係の仕事で、3ヶ月に1回行われる実技という名のイベント行事で、記録として誰かが生徒たちの頑張っている姿を撮らないといけなかった。

 基本は先生たちが撮ってくれるのだけど、如何せん、私は大の写真嫌いで、カメラを向けられてもあまりいい顔が出来なかった。周りの生徒たちは喜んで自ら撮られにいくものだから、先生も良かれと思って撮ってくれていたのだと思う。けど、その行為が私には苦痛だった。

 「それならいっそのこと、写真を撮る側に回ればいいのでは?」

 そう思って、今まで毛嫌いしていたカメラそのものに、初めて自分から歩み寄った。

 その時初めて触れたLUMIXのカメラでシャッターを切った瞬間、「シャッター音が心地良いな」と感じた。その程度だった。だけど、その程度のことがきっかけで、7年近くもカメラに触れ続け、現在進行系で写真を撮っている。今でも被写体になるのは苦手だけど、カメラそのものに対する嫌悪感はもう無い。

 私の周りには、同年代で写真を撮ることが趣味の人がいないのでわからないけど、他の人はどんなきっかけで写真を撮るようになったのか興味がある。同じようなきっかけの人、きっといるんだろうな。いつか会って話して、互いに共感し合ってみたいな。

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