共通テストおつかれさまでした!+Cat's Curryと頭韻法(Alliteration)
受験された皆様、共通テストおつかれさまでした!
英語講師の私も英語LR両方解きましたが、昨年比で言うと、複雑で面倒な照らし合わせもなく解答の根拠も比較的わかりやすいものが多くて、このぐらいならきっと高得点をとってきてくれると信じたいところです。
ところで、このnoteでは解答する上では直接関係なかったのですが、個人的に解いていて気になった英語表現技法などを紹介したいと思います。
まずは頭韻法(Alliteration)と呼ばれるもので、以前こちらのnoteでも書いたことがあるのですが、
対応する語句の最初の音をそろえる表現技法のことです。英語だとdo or die「やるかやられるか」とかthe more the merrier「多ければ多いほど楽しい」といった慣用表現とか、Micky MouseやKing Kongのような固有名にも見られるものです。
今回の共通テストRでも、第3問のストーリーの中で、ある音楽コンテストに出場するバンドがいるのですが、その名前がCat's Curry.語頭の子音で韻を踏んでますね。
また、今年度からの新形式である第8問の問1にも次のようの選択肢があって、
これは絶対狙って遊んでますよね〜。
他にも、このやたら時間の厳しい試験でスローライフについての長文を出したり(第4問)、リード文をちゃんと読んでおかないと何を読まされてるのかつかみにくいインクレディブル・ファミリー風能力系ヒーロー小噺が出てきたり(第6問)、X(twitter)などでも話題となっておりましたね。
明日から実際に受けてきた生徒たちの生の感想を聞いていくわけですが、それを受けてまた追加のnoteを書くかもしれません。