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『英語のハノン フレーズ編』と『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
今から楽しみにしているジェームズ・マンゴールド監督の新作『名もなき者/ A COMPLETE UNKNOWN』が2月に公開ということで、
監督旧作の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』をDisney+で復習していていました。
上のFilmarksでも書いたように公開時劇場で観ていたのですが、その時こんな投稿をX(twitter)にしていたことを思い出しまして。
新作インディ・ジョーンズ、おもしろかった!特にラスト30分。。
『英語のハノン フレーズ編』に出てくるring a bellとかYou are meant to be here.が印象的なシーンで使われていたなー
これも意識して見返していたところ、確かに良いシーンで使われていました!
本作の因縁の相手ユルゲン・フォラー(マッツ・ミケルセン)とインディ(ハリソン・フォード)の再会のシーンより。
フォラー: Have we met?
(会ったことが?)
インディ: My memory is a little fuzzy, but your face rings a bell.
(俺の記憶力はちょっとあやしいが、お前の顔には見覚えがある。)
「英語のハノン」ではドリルの11.5で取り上げられています。そこの例文は、
That name rings a bell.
その名前は聞き覚えがある。
といった風に、「聞き覚えがある」というものですが、人の顔に見覚えがあるのような拡張的な用法もいけるんですね。
さらに、
https://getyarn.io/yarn-clip/77f41b9e-3c90-4986-b27f-94133e3e2a2c
ヘレナ: You're meant to be here, Indy.
(あなたはここにいる運命だったのよ、インディ)
これが具体的にどんな場面かは伏せておきますが、この印象的なフレーズは英語のハノンでは10.5のドリルになっています。
We were meant to be together.
私たちは一緒になる運命だった。
mean「意味する」にこんな使い方があるんだ!ということで、凄く格好良いフレーズですが、自分でもここぞというところで口に出せると素敵ですよね。
他にもbe supposed to doなど本書のフレーズが出てくる箇所があるので、語学的な観点から繰り返し映画を味わってみるのもまた学びがあると思います。原語のニュアンスが分かると作品をより深く楽しめますから。
『英語のハノン フレーズ編』では、定評あるハノン独自のパターン・プラクティスに加えて、モデルとなるダイアログがあるのですが、アメリカの大学で映画を学ぶ日本人・アメリカ人学生が主役となっています。フィクションの設定ではありますが、映画好きなら、あー、この人名はあの監督から取ってるんだな(スピルバーグっぽい人も出てきます)と分かるので、そういった意味でも楽しめると思います!