Xenoblade3 新たなる未来をクリア
年末くらいに来るかなーと思ってたゼノブレ3の大型追加コンテンツ。まさかの4月末に1週間後に配信ですと言われめちゃくちゃ驚いた。GW明けにはゼルダの新作も来るので連休中にクリアしろとのお達しか。
そういうわけで、5月の1日と2日は普通に仕事だったし山に登ったりスプラ3のフェスも遊んだりしたけど、なんとか連休中にクリアできた。
クリアからちょっと遊んで、エネペディア以外の項目は埋まった。残りはユニークモンスタ4体(内2体は同時に戦闘)。ラスボスレベル49に対して、それぞれレベル70以上の相手。ひとまずレベル上げて挑戦だけしてみよう。
今回はある程度、遊ぶたびにメモをその時点の感想をまとめてたのでそれを整理して時系列で書き残しておく。
~シュルク登場まで
まずPVでわかっておったがプロローグから入るバトル曲良すぎる。これだけで戦闘がずっと楽しい。
序盤は一気に仲間が集まらずにしばらく3人パーティーなためかチェインアタックはできない。本編が終盤ほぼチェインアタックゲーになってたので却って新鮮というか本来のゼノブレのバトルって感じ。
マップはエリア切り替えなしでひとつのエリアのみ。本編ほど広くは無いが密度が高い。エリア切り替え時のロードが無いし本編ではスキップトラベルがあってもけっこう徒歩での移動に時間がかかってたのでむしろ良い。
エネペディアも良いシステムなので本編にも欲しかった。討伐数未到達の敵もマップでアイコンで表示されるので見やすい。しいて言うなら未登録の敵をハイライトして、必要数倒したらアイコン表示なしの方が最後にすっきりしてよかったが。あと、メニューの一番上が一番使用頻度の高いキャラクターじゃないのは割りと不満だった。
ストーリー的には、この時代のウロボロスはインタリンクや火時計からの解放機能はまだ無いらしい。本編でノア達はウロボロスになった時点で火時計から開放されていたが、この頃は火時計自体の破壊が必須らしい。だがメビウスは普通に倒しまくってるマシューとエイ。強すぎない?エイはメビウスのエイかと思っていたが敵のメビウスからは特に反応なし。
ゼノブレ2の追加コンテンツのイーラでは最後はバッドエンドだろうことが想像がついたが(実際は想像以上だったが…)、今作はどう本編に繋がるのか全然予想がつかない。メビウスとの決着はつかないのでバッドエンドに近いか?とは思っていたが、仲間になるレックスとシュルクはあくまで始祖の師匠……とのことなで最後どうなるのかが気になるところ。
サブイベでの会話によると本編100年くらい前っぽい?思ったより近い歴史のようにも感じた。マシュー達は本編で始祖と呼ばれてはいたが普通の世代交代で4~5世代程度?メビウスの兵士が10年しか生きれないのでそれ換算だと10代後になるし世代を超えた記録とかほとんど残ってないようなので感覚よりも短い感じか。エヌ→ゴンドウ→マシューの父→マシュー→マシューの子→マシューの孫→ゲルニカ→モニカ→ゴンドウくらい?そう考えるとまぁけっこう歴史はある。「始祖」という単語で何となく相当な古代かなと先入観を持ってたが。
序盤はマシュー、エイ、ニコルの3人で平原を探索するのが、初代のシュルク、ライン、カルナでガウル平原を探索してたリフレインだろうか?
~コロニー9まで
一気に6人揃ってチェインアタックも使えるように。キャラの育成も少しづつ開放されていく。アーツの選択は組み合わせ以外にないが、あんまりあっても使い切れないor使わないので、これくらいでいいような。アクセサリでチェインアタックの効果をカスタムができるのはいいが、変更前のデフォルトの効果も見れるようにして欲しかった。ジェムやアクセサリの機能は本編そのまま。ジェムはもうちょっと遊びが欲しかったしアクセサリは大量に手に入る割に使わないのが多いので整理が面倒。
コロニー9やその近辺では通常バトル曲も初代に!これは予想外だったし、そもそもゼノブレイドシリーズを手に取るきっかけが下村さんの曲だった身としては最高だった。
メビウス・ダブリューと鉄巨神2体との”序盤からクライマックス”なバトルで前作の主人公2人参戦は熱すぎた。ここでのバトル、左右の鉄巨神を先に倒す必要がある(というよりタゲれる)ことに気づかず、延々と1しかダメージが入らないダブリューを殴っていた。気づいたときには全体攻撃や範囲攻撃で地味にダメージが入っていて半分以上削れていたという。
この辺だとまだぼかしてはいるが、やはりニコルとカギロイは親子か?と思わせる会話。DLCでの完全な新キャラのこの2人、前作主人公ズの息子と娘というだけでもオイシイ上に2人自体の関係も良い。しかし、いい親子っぷりを見せられるほど「最後やっぱ主人公2人死ぬ……?さすがにそれは無いからこの世界から出てる……?」と不安がよぎる。だが2人の弟子あるパナセアとリンカ含めた始祖7人はシティーに残ってるんだよな。
リベレイターの話が出てきたことで、シティーとメビウスの関係もいろいろ解ってきたり新たな疑問点が湧いてきたりした。メビウス自体はこのDLCで最後までほとんど出てこなかったので、そのあたりはややあやふやなままだったが。
~ラスダンを目指すまで
コロニーの復興、というか発展イベントも過去作を思い起こさせて懐かしい。ゼノブレイドシリーズというより、同じモノリスソフトのバテン・カイトスでも似たようなイベントがあったのでモノリス特有?
ゼノブレDEの追加要素だった「繋がる未来」で出てきた霧乃獣も登場。戦闘曲も同じで相変わらずかっこいい。
システムにも慣れてきてユニオンの入れ替えもちょこちょこやる。本編ではインタリンクは固定の組み合わせだけだったので、ゲーム的には面白くなってる。ユニオンは特定アイテムを手に入れると強化されるがユニオン選択時のボイスも地味に強化前後で変わってキズナが深まった感じになる。アーツの選択がなくシンプルになった一方でこういったちょっとしたカスタマイズは増えてるのでいい塩梅に。
エネペディアやヒトノワも埋まってきてコンプ欲がじわじわ高まっていく。ヒトノワではその住民の追跡もできてマジでありがたい。
エイの話もここでようやく解禁。今回の発端であるアルファと分離したウーシアのアルヴィース本人だった部分。結局メビウスとは無関係だったよう。メビウスのエイは存在しないということか?
アルファに依り代にされたナエルの言う「余裕が無いのに人助けする事への疑問」もまぁわかる。テイルズオブジアビスのアニスの両親とかもそんな感じだった気がするが、犠牲を伴う援助は助ける側も助けられる側もWin-Winかもしれないが関係者が苦しむ場合もあると。
ニコルとカギロイも親超え、決意表明の見せ場があって良きかな。ニコルは弱気に見えても英雄である親に対して「やるからには勝ちたい」とにっこりするシーンなんかは暗殺教室の渚とか逃げ若の時宗に近いものを感じた。
霧乃獣もギミックモンスター以外の意味合いがなくアルファとも無関係でギミックのまま終わってしまったな。黒い霧が消滅現象の予兆で消滅現象はオリジン起動前の宇宙の衝突による対消滅の予兆(というかゆっくりとした進行)のようなので、消滅現象そのものが獣の姿を取ってるだけ?本編でモンスターとして出てこなかった理由は不明。
この辺でナエルが7人目の仲間になるかどうかは微妙なとこになってきた。このままオリジンでアルファ倒し終わり……てことになる可能性も?シュルクとレックスはなんかこのまま行くと普通に死にそうだが果たして……本編ラストで世界がリセットされるから割りとやりかねない。ニコルとカギロイの寿命は延ばされるのは確定してるがどうするんだろ……と不安とフラグがどんどん積み上がる。
~クリアまで
いやー、みたいもの全部見せてくれたなー。これでここからシティー対メビウス、ひいてはウロボロスとメビウスの戦いになると。
ぶっちゃけ本編で最後にやると思ってた六神合体ゴッドマーズインタリンクをここでやるとは!できれば自分で操作したかったが……。
ストーリーが進むたびに少しづつ明かされていたナエルとゴンドウの過去話だが、最後のすべてが明かされるところでゴンドウがエヌに対して息子として側面の見せてたの、あれなんかすごくよかった。声優の島田さんの演技のおかげか。
ラストバトルのイベントシーンのカット見て思ったが、エヌのオリジンソードはメツのコア=トリニティ・プロセッサーの1つがあったりしたのかな?マシューのブレイドにも手甲の下からそれらしくものが出てきたのでこっちはプネウマ?エイを含めればトリニティ・プロセッサーがすべて勢ぞろいしたことになるがどうなんだろ。カギロイのコアクリスタルは形状だけで特に意味がなかった?
レックスはラストバトルでアルファの攻撃を正面から受けてたが、(ゼノブレ2での)ブレイドであるホムラとヒカリがいない分、弱体化されてるのか。マスタードライバーではあるので武器は出せてるのか?シュルク達もブレイドの生成は当たり前にやってたり瞳のアイリスもあるっぽいので、あくまでリベレイターの彼らもオリジンを通して一度データ化された存在から再生成されたという解釈だろうか。本編冒頭の兵士の誕生シーンもそうだったけど、このあたりはゼノクロでのセントラルライフそのもの。データだけ残して肉体は合成っていう。
それにしても最後までイベントシーンのアクションすごくよかった……全体的にラストバトルの音楽やエフェクト、エンディングテーマも含めてゼノブレ1のリフレインが多いのが個人的に好きだ。
そして最後、始祖の話からおそらく本編ラスト以降の2つの世界が再融合して生まれた地球と思しきシーン。そして宇宙からなんか飛んできた光は……エルマ……?このままゼノクロのストーリーの始まりに入るのだろうか?
あと今更だけど7人目の始祖ってエイかと思ったが、ふつうにリクだった?謎の多かったリク、アイオニオンの存在でなく巨神界のノポンだった。メリアが師匠で父親はかつてメリアと旅してた……らしいが、リキでOK?キノの可能性も?というかメリアが刀鍛冶の技術?というかオリジン開発のか?オリジンの元自体はメリアとニアが作ったそうだが指揮したとかでなく自力でやったのだろうか?
欲を言えば、リンカとパナセア、ナエルの活躍というかプイレアブルをしたかったなー。前者2人はずっと付いてきてたし、ヒーローとして出す予定はあったかもしれない。
さらなる未来へ
取ったスクショは250枚弱。プレイ時間的には24時間位。ボリューム的にはイーラと同じくらいか。やりこみのユニークエネミー討伐してたら30時間近くなりそう。
改めてキャラデザが良すぎる。イベントシーンの出来も全体的によかったし、相変わらずマップも風光明媚でスクショが捗る。前作主人公2人の扱いも良かったし、レックスの最後の「俺たちはまた逢える」のセリフ。マジでこれを聞きたかった……。マシューとエイ、ニコルとカギロイもそこまで長くないストーリーの中で各々の個性も関係性もすごくいいキャラたちで印象に刻まれた。
バトルでは本編よりも連戦時に経験値ボーナスが入る料理があったり、アーツに全体攻撃が多い、周りの敵を呼ぶ敵が多いなど、多数の敵と戦うことを推してた印象。その割にラスボスは召喚系の技は使ってこなかったけど。地味に強敵やユニーク撃破時の「撃・破」演出が無くなったのもありがたい。地味だけどあれのせいで強敵を避けてたまであるからな……。
崩壊前の地球のシーンでしれっと流れてた「ディミトリ・ユーリエフ」の名前、どこかで聞いたなと思ってググったらゼノサーガのJr.達、U.R.T.V.を作った人だった。ゼノサーガもEp1~3まで遊んだのだが、流石に細かいところは覚えていない。地球種汎移民計画が第8回になってたり、ゼノサーガやゼノブレイドクロスへ繋がるような話もあり、ゼノブレイドが今回で完結だったとしても、ゼノシリーズはまだまだ続いて繋がっていくようで。
本当に密度が濃いDLCだった。本編は長い割にメインストーリーが少なめで、最終的にはフィールドを歩いたり船で移動したりチェインアタックをしている時間が一番多かった気さえしてた。
本作でゼノブレイドは一旦完結かな?オリジン周りの設定やラストでクロスへと繋がりそうな気はするが、マジでゼノブレイドクロスは資料集に載ってた主人公や主人公機であるアレスを使ったストーリーを体験させてほしい。まぁ多分クロスのリメイクなりなんなりは来るだろう。
最後に。
夏には同じモノリスソフトの名作「バテン・カイトス」のリマスターが出るので絶対に買う。そして企画だけは存在するという3がSwitchで出してもらう。モノリスソフトの次回作に期待しています。
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