こんにちわ金沢⑤ 旅とは自分をアップデートするもの
旅とは自分をアップデートするものだと考えている。
例えば、見たことのないものを見たり、日常では交わることのない人との会話から新しい知見を得たり、新しい美味を味わったりする。
そこで得た全てを戻った後の日常にフィードバックし、より善く生きられるようにする。
なんだか意識高い系みたいな話になってきたが、今回の旅路は、身体的なアップデート(というか現在確認)として浦田クリニック/スコール金沢の人間ドックとトレーニングプログラムを。
精神的なアップデートとして、たくさんの優しい人達との出会いを。
そして、今回の旅の中で感銘を受けた施設がある。
それは『鈴木大拙館」。
鈴木大拙先生とは
『近代日本最大の仏教学者』と呼ばれ、日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者。
詳しくはwiki先生でも…。
著作もKindleにあります。
ただの博物館とは一線を画す『鈴木大拙館』
ここの空間はそんじょそこらの博物館とは全く違う。
まず、展示物がほとんどない。一部屋だけ。
『学習室』と名付けられた静謐な部屋には、大拙先生の著作や馴染みのある書がたくさん置いてある。
そして何より、『水鏡の池』と名付けられた池と、思索室。
ここには何もなくて、しかし全てがある。
自分を問う禅空間なのだ。
その素晴らしいデザイン
ニューヨークMOMAの新館や、最近だとGINZA SIXのデザインをした建築家、谷口吉生の手により、「静と自由」をテーマに作られたという本館。
この空気は、行ってみなければ、理解出来ないと思う。
小難しいことばかり言ったが…
小難しいことばかり言っているが、要は、たまには不要な情報をシャットアウトして、自分に問いかける時間も必要だなーと思った次第なのだ。
1人旅にもってこいの空間(連れと行って、日がな読書して瞑想なんてしてたら怒られますよね多分…)なので、機会があれば是非。
そろそろ東京に帰らないといけない…帰りたくない…(おわり)
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※頂戴したお金は、日本経済を回した後、当方の胃袋の中に消えます(笑)