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心のままに生きることこそ
人が苦しむ原因の一つとして
勉強したいのに遊んじゃう。
痩せたいのに食べちゃう。
忘れたいのに忘れられないなど
頭で決めたとおりに体を動かせない。
つまり思ったとおりに
行動できないことが挙げられる。
でも人の幸せが心のままに
生きることだとすれば
頭と体
心を裏切っているのは
いったいどちらだろう?
結論から言えば
体はとても正直で
心を絶対に裏切れない。
だから究極、人間は
自分の中でだけ
「思いどおりにいかない」
と思っているだけで実際は
心のままにしか生きられない。
人の心は綺麗で立派なばかりではなく
怒りやら
嫌悪やら
怠惰やら
欲望やら
抱くべきではない感情や
するべき、あるいは
するべきでない行動が
頭の中に山ほどあるので
体はしたくないと言っていることを
頭は「やるべきなのに!」と
責めては苦しみ。
体がしたいと言っていることを
頭は「しちゃダメなのに!」と
責めては苦しんでいる。
確かに人生の全てを
感情に任せてしまうのは危険だけど
頭の判断よりも体の反応のほうが
基本的に本心であることは
理解しておいたほうがいい。
「何かしなくちゃ」と思いながら
行動に移せないなら
まだ動きたくないが本心。
「そろそろやめなきゃ」と思いながら
スマホを見ちゃうなら
まだスマホを見ていたいが本心。
思考と行動がバラバラだと感じたら
「本心に背いた行動を
なぜ無理にでも取りたいの?」
って
いちいち聞いてみたらいいよ。
多分
「こんな時間は無駄だから」
「人としてダメだから」
「将来のために、もっと有益なことをするべきだから」
など返って来るだろうけど
それにもいちいち「本当に?」って
聞き返してみたらいいよ。
「普通」
「常識的に」
「こうあるべき」
は誰が決めたルールだっけ?
どうして私は、それを
自分の心を裏切ってまで
守らなきゃいけないんだっけ?
って一つずつ自分に
確認してみたらいいよ。
社会には確かに
自分のために
守っておいたほうがいい
ルールはある。
でも体にだって心にだって
「自分を生かす」という
共通の目的があるから
自分にとって本当に
マズいことは早々しない。
「面倒くさいけど仕方ないからやるか」
って、なんとか動けるラインがそれ。
自身の安全を護るために
最低限しなきゃいけないことには
体がちゃんと応じる証拠。
体だって本当に大事なところでは
頭の言うことをちゃんと聞くんだから
頭だってもうちょっと体の言い分を
聞いてあげたほうがいいや。
思考と行動がバラバラでも
体の反応が示す本心を
頭が優しく認めてあげれば
「思ったとおりにできない」
「やりたいのにやれない」
という葛藤が無くなって
心がずいぶん楽になるから。
頭でどれだけ責めたって
人は心のままにしか生きられない。
だけど心のままに生きることこそ
人のいちばんの幸せだから。
🌸最後までご覧くださり、ありがとうございました🌸