愛は知性にしか宿らない
暗いニュースがあると、
やっぱり心はざわざわしますね。。。
私はちょっと前まで、
博報堂DYグループ傘下のLGBT総合研究所で研究員をしていました。
3年くらい業務委託としてお仕事させていただいていました。
私自身は、セクシャルマイノリティではありませんが、LGBT総合研究所では、LGBTの感性をマーケティングに活かすことを積極的にやっていて、この概念を理解して、調査企画、設計ができるようになれば、リサーチャーとして強みになるだろうし、
周囲にいるマイノリティの方が、自分らしく生きることに貢献できたらいいなと思い、研究員に応募して、採用していただきました。
3年で学んだことは本当にたくさんあって。
でも1番の学びは
知識を得ることで人は優しくなれる。
ということです。
世界的にも定義が定まっていない性の世界。
宗教、法律、憲法、思想や言論の自由
色々なことが複雑に絡み合っていて
正しさを見失うこともありました。
でも、正しさを判断するのは自分の知識でしかないのです。
トランスジェンダー。
男性から女性に移行したい場合、
高校生と同じくらいの女性ホルモンを投与します。
自然分泌できないので、女性ホルモンはどんどん低下、ホルモンバランスが崩れ、メンタルにも影響を与えてしまう。そのタイミングで死を選ぶ人も少なくない。
人より大きな苦しみを抱えるトランスジェンダーの方々は心優しい方が多いな、という印象で、死をどこかで意識されているように思います。
性別移行は身体にかなりの負担がかかります。
それでも変わりたいと決断できる勇気。
誰にだってできることではありません。
知識が無いことで人を傷つけてしまわぬように。。。
知識を得て、優しい人になりたいと、
改めて思った出来事でした。
椎名林檎さんが言っていた
愛は知性にしか宿らない。
という言葉がずっと頭から離れない、数日です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 これからも、自分らしい表現を求めて 日々更新していきたいと思いますので、 応援していただけたら嬉しく思います。