見出し画像

【0031】在宅時にやるべきことは?


「センスオブワンダー」という言葉を聞いたことがありますか?
神秘や不思議さに目を見張る感性のことですが、子どもは普通に持ってますが、
大人になるにつれ「常識」「倦怠」「幻滅」「人工的な快楽」によって一般的には鈍っていく感性とされています。
詳しくはレイチェル・カールソンの「沈黙の春」を一読ください。

このセンスオブワンダーが「考える」入り口には必要で、
逆に言うとこの感性が鈍ってくると「問い」が生まれないため「考える」ことをやめてしまいます。
すると、手っ取り早い知識の収集に終始して、終わりのない蟻地獄に陥ってしまいます。
この「考える」ことをやめてしまった営業マンが多すぎます。

保険業界で言うと、
「何売ってるの?」「有効なトークスクリプトは?」「テレアポ回数は?」
などと言ってる人はまさにそうです。
一方で考えることのできる営業マンは、売れてる営業マンを観察・考察・推察しまくります。
センスオブワンダーを炸裂させます。
そして、そこから導き出した答えに対して仮説・検証をしていきます。
売れてる営業マンの行動の一つ一つはサンプルに過ぎなくて、
そのサンプルから問いを創出し、その問いから根っこにある汎用性のある規則性を導き出そうとします。

保険の契約は「人」に対する「安心感」が契約締結要因のトップです。
そうであるならば、営業力を強化するためにやるべきことは「どうやって安心感をアップさせるか?」になります。
具体的には、例えば
・顧客接点の強化
・情報提供量アップ
・業務知識の深耕
・事故対応時のリレーション強化
・事務の正確性アップ
・問い合わせ返答のスピードアップ
が安心感アップにつながります。
トークスプリプトを入念にチェックしたり、テレアポ回数を上げるアプローチとは異なるはずです。
量は質につながるとよく言われますが、考えない量をいくら繰り返したところで質にはつながりません。
梯子を掛け違えて、いかに早く登っても、違うところに到着するのが早いだけです。
「考える」ことが絶対に必要です。

昭和から平成の時代は「知識」が武器になりましたが、現代ではgoogleの「知識」に勝てる人間はいません。
現代は「知識の活用力」が問われます。
まずは最低限の知識を最短の労力で手に入れて、その活用方法をあらゆる角度で検討し、
役に立つレベルまで昇華させなくてはなりません。

社名のワイズラボは、ワイズ(賢い)とラボ(研究室)を組み合わせたものです。
お客様のために「考える」保険代理店です。
お金と保険に関して、最先端の知識を収集し、研究し、
賢く活用できる役に立つレベルまで落とし込み、お客様に提供する集団です。

コロナの影響はまだまだ続きます。
いまやるべきことは営業力強化につながる「考える」をたくさんやることです。
「問い」に対する「答え」をなるべく多く頭の中に用意することです。
宿題がんばってください。
期待してます^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?