保険の基本的な考え方

ちょっと思うことがあったので、皆さんに情報提供です^^

おそらく一般の方々が、保険に関してただしく理解することは不可能ではないかと思います。

なぜなら、保険を売るための情報が多すぎるからです。
うそはもちろんありませんが、大切なことが抜け落ちてます。

テレビコマーシャル
保険営業マン
親、友人、先輩後輩
書籍、ネット

一般の方々の情報元はこんな感じでしょうか^^

保険の原理原則は、
少ないお金で大きな補償
そして、
ディフェンス=保険
オフェンス=投資

です。

何がリスクかを明確にして、そのリスクに対して
どうしても排除することができないから
保険でリスクヘッジです。

例えば、飲食業を経営している方の最大のリスクはなんでしょうか?
マーケティング知識でしょうか?
従業員でしょうか?
資金管理でしょうか?

よーく考えてみてください!

最大のリスクは、経営者の存在そのものです。
経営者が存在してこそ、その飲食業が成り立っているはずです。
まずはそこを意識して、リスクを考えていきます。
自分が死んだら、ケガ&病気で長期休業したら・・・
とリスクを明確にしていきます。

そのリスクに対して有効な保険を考えるわけです。

そこのリスクヘッジを完璧にしてから
はじめて、事業に必要な、人、もの、金のリスクを明確にしていきます。

リスクを明確にしないで、営業マンの言われるままに保険に入ってはいけません^^

例えば「休業リスク」といってもいくつか種類があります。
・人のケガや病気による休業
・お店や什器の損壊による休業
・食中毒発生による保健所から休業要請

賠償リスクも様々です。
・従業員がケガして退職せざる負えなくて退職した後、訴えられた
・従業員へのパワハラ、セクハラで訴えられた
・食中毒被害者から訴えられた
・店舗の漏水により他店舗から訴えられた

また、保険以外のリスクヘッジもたくさんあります。
究極はリスクの高すぎる作業をやめる!です。
・機械化する
・外注する(例えばUberなど)
などが一般的ですね。

さらに、保険を使って投資するというのも、
あってるけどあってないという感じです。

お金を殖やすのであれば、
株、投資信託、FX、不動産投資など、
他に有用な方法がいくつも存在します。
金融リテラシーが高い方は、
ディフェンス=保険、オフェンス=投資
と分けて対応する方がいいように思います。

保険は、ほとんどの場合、契約時点で利回りが確定します。
ここが、上記の投資運用商品との最大の違いです。
投資運用は保険会社に任せたい!というスタンスです。
投資活動に高い投資パフォーマンスは必要なくて、
100%以上増えればOK。銀行預金よりも増えればOK。
というスタンスの方は、積立型の保険もありだと思います。

例えば、1000万円をドルで運用することを考えた場合、
FXの有識者であれば、高いパフォーマンスをだせる可能性がありますが、
損失リスクもあります。
保険の場合、死亡時には1000万円分のドルが確定した状態で、
15年後に100%以上も確定するけど、
FXみたいにすごい上振れはしません^^

まず、保険ありきでプレゼンのうまい保険営業マンから情報を聞き出し、
ご自身でリスクを明確にした後、リスクヘッジとして最低限の保険に入ることがおすすめですね^^

保険代理店を経営している経営者が言うので間違いありません。

健全な保険業界が今後も存続することを望みます^^


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