【0069】アービトラージ

アービトラージって知ってますか?
金融用語で裁定取引のことですが、
ここでは、裁定取引のことは置いといて、
「周囲が気づいていない情報や認知のゆがみ」
と定義します。

現代社会で、ものごとを成功させるには、
個人も、事業もこのアービトラージがすべてではないでしょうか。

ワイズラボにおける自分の役割は、アービトラージを見つけだし、ここにドライブをかけることで、成果を最大化させることと思っています。

では、どうやってアービトラージを見つけるのでしょうか?

ネット検索でしょうか?
読書でしょうか?
メンターからの助言でしょうか?
コンサルタントからの情報提供でしょうか?

残念ながら、どこかにある情報を見つけるというアクションでは、
アービトラージを見つけることはできません。
自分が見つけられるということは、すでに多くの人が認知している情報になるからです。

アービトラージを見つけ出すには、マインドマップによる深い考察を行い、因数分解していくしかありません。

ステップとしては、
・マインドマップのテーマを決める
・そのテーマから複数の枝葉がでたら、改めてテーマを設定し、更にマインドマップを作成する。
・因子がでそろったら、EXCELに因子を並べて、それらの意味付けを行い明文化する。

例えば、「営業」でマインドマップを作成し因数分解していくと
・リスト
・アプローチ
・面談
・プレゼン
・検討
・受注
・リピート
という一段階目の因子が出てきます。
そして、各因子を更に掘り下げていくという感じです。

因子が出そろったら、EXCELにまとめて、それぞれのつながりを俯瞰し、
いますぐできるアクションに落とし込んでいきます。

ボトルネックがあれば、そこを改善するだけで、売り上げは上がります。
細かく因数分解すれば、必ず具体的な行動が見えてきます。
逆にいうと「今すぐ実行可能な行動」が見えるまで因数分解を繰り返します。
各因子を数%改善できれば、結果は掛け算なので、成果は数10%から数倍になります。

ある時、「見た目」という因子がでてきたので、
財布や名刺入れ、服装、髪型をすぐに刷新したところ、約1週間で成果を得ることができました。
これがアービトラージです。

他の人から見たら、「なにやってんの?」というアクションです。
その因子に関しては、数%の変化ですが、結果は掛け算です。
時に成果は数倍になります。

結果の出ている営業マンが他人にうまくその秘訣を説明できないのは、
本人にしかわからないアービトラージに注力しているからではないでしょうか。

このアービトラージの発見を、ワイズラボの文化にしたいと思っていますがいかがでしょうか?
在宅時間をうまく使って、ぜひチャレンジしてみてください。
初めからうまくいくとは限りません。
小職も10年以上実施してきて、やっと勘所がつかめてきた段階です。

まずは、自分が行っている業務に関して、マインドマップを作成してみてください。
そしてその結果に関して、EXCELにまとめて、一緒にアービトラージを発見しましょう!

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