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27.シナリオグラフ
ビジネスフレームワークとは、組織やプロジェクトの目標を達成するために使用される構造化されたアプローチや方法論のことを指します。
シナリオグラフは、ビジネスフレームワークの一部で、特定のビジネスシナリオやプロセスを視覚的に表現するためのグラフです。
シナリオグラフは、以下のような要素を含むことがあります
①アクター (Actor)
シナリオに関与する人々や組織を表すノード。
例えば、顧客、従業員、パートナーなどがアクターとして示されます。
②アクション (Action)
アクターが実行する具体的な活動やタスクを表すノード。
例えば、注文処理、商品の追加、支払いなどがアクションとして示されます。
③フロー (Flow)
アクション間の関係や流れを示す矢印。
アクションの順序や条件付きのフローを表現します。
シナリオグラフは、ビジネスプロセスの理解や改善、プロジェクトの計画、システムの設計などで活用されます。
具体的なビジネスフレームワークに応じて、シナリオグラフの形式や要素は異なる場合があります。
例えば、顧客が商品を注文するプロセスをシナリオグラフで表現する場合、以下のような要素が含まれるでしょう
•顧客がウェブサイトにアクセスする (アクション)
•商品を選択する (アクション)
•注文フォームに必要事項を入力する (アクション)
•支払いを行う (アクション)
•注文が確定される (アクション)
•商品が出荷される (アクション)
これらのアクションとフローをシナリオグラフで視覚的に表現することで、プロセスの理解や改善が容易になります
シナリオグラフの具体的な事例を用いて説明します。
以下に、顧客が商品を注文するプロセスをシナリオグラフで表現する例を示します
①アクター (Actor)
•顧客 (アクター):商品を注文する人々を表すノード。
②アクション (Action)
•ウェブサイトにアクセスする (アクション):顧客がウェブサイトにアクセスするノード。
•商品を選択する (アクション):顧客が商品を選択するノード。
•注文フォームに必要事項を入力する (アクション):顧客が注文フォームに必要な情報を入力するノード。
•支払いを行う (アクション):顧客が支払いを行うノード。
•注文が確定される (アクション):顧客の注文が確定されるノード。
•商品が出荷される (アクション):商品が出荷されるノード
③フロー (Flow)
•アクション間の関係や流れを示す矢印。
•例えば、ウェブサイトにアクセスした後、商品を選択し、注文フォームに情報を入力し、支払いを行い、注文が確定され、最終的に商品が出荷されるという流れを表現します。
シナリオグラフを使用することで、ビジネスプロセスの理解や改善が容易になります。
特定のシナリオを視覚的に表現することで、関係者がプロセスの全体像を把握しやすくなり、効率的な意思決定や改善が可能となります。
例
学生向けの英語学習アプリをテーマに各変数に対して6つの要素に書き出しています。実際には可能な限り書き出すと良い。
※要素が少ないといつも考えてる範囲に収まる可能性が高い
下図から例えば「高校生」「テスト前」「お風呂」「交換する」を選択して物語を作成してみる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140245384/picture_pc_2805227f36ea0d63cd019dc91b859213.png?width=1200)
自分への問いかけ
•既存の商品はどんな組み合わせ?
•インパクトの大きい変数はどれ?
•想像したことがないキーワードはあるか?
•要素に形容詞を、加えると?
(例:高校生→ファッションが好きな高校生)
☑︎各変数に十分な要素が書き出せている。(最低10個以上!などの目標もグッド!)
☑︎組み合わせた要素から物語を、語ることができ、シーンがイメージできる。
☑︎物語の3つ以上考えられる