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リスクを取る勇気

【飲食業17年】
どん底から這い上がった
私が大切にしている
「リスクを取る勇気」

こんにちは、みなさん。
57歳、地方で飲食店を経営している幸成です。

10代の頃から飲食業界一筋で、親戚の店で番頭を務めた後、独立して17年。
様々な職種を経験しながらも、常に飲食業界で仕事をしてきました。

順風満帆な時期もありましたが、消費税増税、健康増進法施行、そしてコロナ禍…
月次決算で100万円の赤字が1年近く続くなど、廃業の危機に直面しました。

成長を続ける経営者の共通点


そんな状況下でも、周りには成長を続ける経営者がいます。単純に比較したり真似したりはできませんが、

「何か大切なものが自分には欠けているのではないか?」

と考えるようになりました。

そこで、成長する経営者の共通点を自分なりにまとめ、自身の思考にインストールしようと試みました。

以下の9つの価値観を仕事上の軸として、成長できるかテストを継続中です。

1. 独自のビジネスアイデア
2. 経営スキル
3. リスクを取る勇気
4. 責任感
5. 自己管理能力
6. 人脈
7. 失敗から学ぶ能力
8. 変化に対応できる柔軟性
9. 顧客や社会に貢献する意識


私の大切な価値観シリーズ7回目

今回は、その中でも「リスクを取る勇気」についてお話したいと思います。

リスクを取る勇気とは


私が尊敬する経営者、特に身内からの事業承継ではなく自身でビジネスを立ち上げた方々には、リスクを取る勇気があると感じます。

彼らは、無謀に挑戦しているのではなく、外部環境を分析し、内部の強み弱みをしっかりと把握した上で、どこに集中して成長をかけるのか、そのエネルギーが非常に高いのが特徴です。

私自身の経験


現状維持では廃業に追い込まれる場面が何度かありました。

大企業の戦略を学び、内容を咀嚼抽象化、具体化を繰り返しながら、個人事業主が応用できる戦略を自分なりに立てて、新たな方向性に挑戦することができました。

なぜリスクを取ることができたのか

理想の経営者像を言語化できていて、決断する際の軸にできたことが、現在も経営を継続できている要因ではないかと考えています。

もちろん、現在も理想には
ほど遠いですが、さらなる努力でピンチをチャンスに変えていくことが必要です。

小規模個人事業主の現状


小規模個人事業主が今の日本での飲食業界で経営を維持するのは非常に厳しい状況ですが、リスクを取る勇気を奮い立たせて、少しずつ成長を目指します。

最後に


この記事を読んでくださった皆さん、共感いただけたでしょうか?

もし、あなたが今、「リスクを取る勇気」について悩んでいるなら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

あなたのビジネスが少しでも良い方向へ進むことを願っています。


おまけ。



日本の飲食業界において、小規模個人事業主がリスクを取る勇気を大切にすることは、
以下のような理由から
非常に重要です。

1. 競争激化と市場の変化

⭐︎競合の増加: 飲食業界は参入障壁が比較的低いため、常に新しい競合が出現します。
⭐︎顧客ニーズの多様化: 顧客の嗜好やニーズは常に変化しており、従来のやり方では顧客を維持することが難しくなっています。
⭐︎トレンドの変化: 食のトレンドは短期間で変化するため、常に新しい情報にアンテナを張り、対応する必要があります。

2. 厳しい経営環境

⭐︎原材料費の高騰: 食材や光熱費などのコストが上昇しており、利益を圧迫しています。
⭐︎人手不足: 飲食業界は人手不足が深刻であり、人件費の上昇や採用難が課題となっています。
⭐︎消費者の節約志向: 消費者の節約志向が強まっており、高価格帯の店舗は苦戦する傾向があります。

3. 小規模ならではの強み

⭐︎柔軟性: 大規模なチェーン店と比べて、小規模店は経営方針やメニューを柔軟に変更しやすいという強みがあります。
⭐︎独自性: 他の店にはない独自のメニューやサービスを提供することで、顧客の支持を得ることができます。
⭐︎地域密着: 地域住民とのつながりを深め、地域に根ざした店づくりをすることで、安定的な集客が見込めます。

4. リスクを取ることのメリット

⭐︎新たな顧客層の開拓: 新しいメニューやサービスを開発することで、これまでとは異なる顧客層を開拓することができます。
⭐︎売上向上: 新しい取り組みが成功すれば、売上向上につながる可能性があります。
⭐︎競争優位性の確立: 他の店にはない独自の強みを持つことで、競争優位性を確立することができます。
⭐︎従業員のモチベーション向上: 新しい挑戦は、従業員のモチベーション向上にもつながります。

5. リスクを恐れることのデメリット

⭐︎現状維持: リスクを恐れて現状維持に固執すると、市場の変化に対応できず、衰退していく可能性があります。
⭐︎機会損失: 新しいビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。
⭐︎従業員の成長機会の喪失: 新しい挑戦がないと、従業員の成長機会が失われてしまいます。

まとめ

小規模個人事業主は、限られた資源の中で生き残るために、常に変化を恐れず、新しいことに挑戦する必要があります。リスクを取ることは、失敗する可能性も伴いますが、成功すれば大きなリターンを得ることができます。
大切なのは、リスクをゼロにすることではなく、リスクを最小限に抑えながら、積極的に挑戦する姿勢です。

ぜひ、この記事を参考に、あなたのビジネスに合ったリスクの取り方を検討してみてください。

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