見出し画像

音楽80s自分史 086「David Bowie/ Modern Love( モダン・ラブ)」

◯David Bowie/ Modern Love(1983)


1983年、デビッド・ボウイは2年ぶりのアルバム「レッツ・ダンス」をリリースしました。
僕がMTVスタート後に見た、はじめてのボウイのミュージックビデオは、『そのアルバム収録曲でありタイトル曲の『レッツ・ダンス』でした。

僕が説明するまでもなく、このアルバムは、僕の世代では誰もが知るシックのナイル・ロジャースとボウイとの共同プロデュースということで、音楽番組での取り上げ方も破格の待遇でした。

とはいえ、そういう「どメジャー」なものは「気恥ずかしくなる」僕は、好きにならないというか、むしろ避けてました。
続いてシングルカットされた『チャイナ・ガール』もしかり。

ところが、今回の『モダン・ラブ』は単純に好みで、好きすぎて、そういう言わば「ねじれた偏見』で拒絶することがありませんでした。

なぜか日本ではあまり取り上げられることはなかったように思います。
曲の構成にあまり変化がなく、最初から最後まで勢いのまま突っ走るところが、日本人好みではないのかな?

Wikipediaで調べたところ、日本語版では記事にさえなってません😅

英語版ではちゃんと記事があり、この曲がボウイの代表曲の一つにもらなっているとありましたので、ファンとして、ChatGPTに英訳&要約をしてもらったものを記録しておきます。

デヴィッド・ボウイの「Modern Love」は、1983年のアルバム『Let’s Dance』のオープニング・トラックであり、ナイル・ロジャースと共同プロデュースされたロック曲。ニュー・ウェイヴの要素を持ち、マンハッタンのパワー・ステーションで録音された。Serious Moonlight Tourではライブのラストを飾ることが多く、ツアー映像を使用したMVはMTVで頻繁に放映された。


「Modern Love」は、リリース後に音楽評論家から高評価を受け、ボウイの代表曲の一つとされている。
シングルはイギリスで2位、アメリカで14位とヒットし、ボウイのベスト盤や2018年のボックスセットでリマスターされるなど、現在も評価が高い。

アルバムのタイトル曲に続き、「Modern Love」は1982年12月、ニューヨークのマンハッタンにある**パワー・ステーション(旧アバター・スタジオ)**で録音された。

この曲はアメリカのディスコバンドChicのナイル・ロジャースと共同プロデュースされ、当初ロジャースは「とても非商業的で前衛的なアルバム」を作るつもりだった。しかし、タイトル曲と「Modern Love」の録音後、ボウイはロジャースに「偉大な商業的ヒットアルバムを作ろう」と方向転換を提案。アルバムは19日間で完成した。

ロジャースはこの曲を**「荒々しいバレルハウス・ロックで、リトル・リチャード風の激しいピアノが特徴的。しかし、その上に洗練されたジャズのホーン・サウンドが乗っている」と表現し、お気に入りの一曲に挙げている。ボウイ自身もリトル・リチャードを自身の「最初のロック・ヒーロー」と語り、特にコール&レスポンスの要素**に影響を受けたと明かしている。

また、アルバム**『Let’s Dance』の他の楽曲と同様、当時若手ブルースギタリストだったスティーヴィー・レイ・ヴォーンがギターを担当し、ロバート・サビーノが演奏するブギウギ・ピアノがミックスの中にほとんど埋もれる形で使用**されている。

「Modern Love」はロックを基調としつつも、ニュー・ウェーブやソウルの要素を持ち、ファンキーで奇妙な“チュカチュカ”リズムと、心地よい電子リフが特徴。
伝記作家マーク・スピッツによれば、この曲の歌詞は**「長く離れていた者の視点を持ち、“It’s not really work / It’s just the power to charm”(これは仕事じゃない/ただの魅力の力さ)という一節にそれが反映されている」**と分析している。さらにスピッツは、「新しい時代に恐れを抱きながらも、その恐れを力に変えてポジティブでいようとしている」と解釈している。

また、著者ニコラス・ペッグは、「この曲はアルバム全体を貫く『神と人間』の対立というテーマを確立している」と述べ、特にイントロ部分は『Ashes to Ashes』の終盤にある「get things done(物事をやり遂げる)」というマントラと並行するものだと指摘している。

いいなと思ったら応援しよう!