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音楽80s自分史 052 「USA for AFRICA / We Are The World」

1984/12/3、『Do They Know It's Christmas?』がリリースされると、『バナナ・ボート』などで知られるレジェンドのハリー・ベラフォンテが… やばい乗り遅れてまた負ける!と思い、いてもたってもいられず(この部分は僕の妄想です)… アメリカ版チャリティソングのプロジェクトを構想しました。

すぐにライオネル・リッチーに連絡すると、モータウン・レーベル・ネットワークが機能し、
→マイケル・ジャクソン(MJ)
→スティーヴィー・ワンダー(SW)
→MJのプロデュースを手掛けたクインシー・ジョーンズに広がりを見せました。
そこからはクインシーのネットワークが機能し、続々と大物アーティストが呼びかけに応じ、最終的に計45人のアーチストが結集。
翌月の85年1月に、USA for AFRICAが結成されました。

先行したBand Aidがチャリティ・プロジェクトだったこともあり?、皆、無償で参加したようです。(後日、参加メンバーに純金のピンバッチが贈られた… という話もあるようです)

1985/1/28にレコーディングがはじまり、2ヶ月後の1985/3/28に『We Are The World』はリリースされました。
(Wikipediaより)

Band Aid(以下、アベンジャーズ)に比べ、USA for AFRICA(以下、ジャスティス・リーグ)は、ベテラン勢の割合が高く、フレッシュさにかける、と当時、僕は思ってました。

歌詞も、
「本音のアベンジャーズ(特にトニー・スタークっぽい)」に対して、
「建前のジャスティス・リーグ(スティーブ・ロジャースっぽいけど)」、
と感じてました。

とはいえ…
「音楽80s自分史」でこれから紹介する予定の… 僕がレコードやCDでアルバムを所有している…アーチストの参加がとても多かったため、ハマらなかったわけはありません♬

ちなみに、取り上げる予定なのは、
キム・カーンズ、ケニー・ロギンス、シンディ・ローパー、スティーヴ・ペリー、スモーキー・ロビンソン(モータウン・レーベル副社長として💦)、ダイアナ・ロス(スプリームスとして)、ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、ビリー・ジョエル、ブルース・スプリングスティーン(ボス)、ボブ・ゲルドフ(バンドエイドとして)、ジャクソン5、LPへの楽曲提供(『4 the Tears in Your Eyes』)としてプリンス…
と、イギリス勢よりも圧倒的に多かったんだな~、としみじみ思いました。

記事を書くにあたって、Wikipediaで下調べしたのですが、ヒューイ・ルイスがプリンスの代役だったことを知り、とてもビックリしました!
!(◎_◎;)

もしプリンスが間に合い、ヒューイ・ルイスのプロジェクトへの参加がなかったら、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌『パワー・オブ・ラブ』の注目度もあんなに大きなものにはならなかったのではないだろうか?… なんてことを妄想してしまいます。

◯Huey Lewis and The News/The Power Of Love(1985)

USA for AFRICA  が大人数ゆえか、『We Are The World』は3〜4人グループでパート分けされ、歌われています。
その中でとても好きなのは、
・ティナ・ターナー、ダイアナ・ロス、ディオンヌ・ワーウィックのパート、

・ボス(熱唱具合がすごく感心し、「さすが!」と思うのですが、なぜか僕は笑ってしまいます)→ケニー・ロギンス→ スティーヴ・ペリー→ダリル・ホールのパート、


・ヒューイ・ルイス→シンディ→キム・カーンズのパート、


・MJとSWの真ん中で、手を繋いでるダイアナ・ロス(かわいい♬)

・最後に重ねた、レイ・チャールズ→SW→ボスのパート…
です。

久しぶりにメイキングを見たのですが(小林克也さんのナレーションがありがたいです
(-人-)ナムナム

◯ メイキング 日本放送バージョン (小林克也ナレーション)

シンディの可愛さが爆裂していて、たまりませんでした❤️

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