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音楽80s自分史 042「1979」

僕は、洋楽、80sポップスは1979がスタートだと思ってます。

当時の洋楽は、TVKの音楽番組「ファンキートマト」が先生でした。

1979年は、シンセサイザーが使われることが多くなったり、ウォークマンが発売されたことによって、録音技術や楽器、ステレオ機器の進化がおき、音楽シーンがガラッと様子が変わった… と分析しました。

当時、象徴的に感じたのは、ピンク・フロイドの『アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール Part2』と、バグルスの『ラジオスターの悲劇』のヒットです。

前者はプログレッシブ・ロックの雄がリリースし、とても話題になり、売れた… にも関わらず、その後のMTV(PV)時代で衰退し、消えてしまった恐竜のような存在。
◯ Pink Floyd / Another Brick In The Wall, Part2

後者は、シンセサイザーを多用した煌びやかな音と魅力的でキャッチーな映像が話題の的になり、MTVスタート時に最初にかかったこともあり、新時代を象徴する曲になったのでは?、と思います。
◯ The Buggles / Video Killed The Radio Star (ラジオスターの悲劇)

バグルスのメンバーの一人、トレヴァー・ホーンは、1983年、自身のレーベル「ZTT」を立ち上げ、プロデューサーに専念し、イエスの復活となるアルバム「90125」をプロデュースし、『ロンリー・ハート』を大ヒットさせます。
このイントロで使われたオーケストラが一斉に音を鳴らすような"ジャンッ"というような音は、のちに「オーケストラル・ヒット」と呼ばれ、音源になり、多用されることになるのですが、これはトレヴァー・ホーンの発明です。

他にも、フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドやアート・オブ・ノイズ、グレイス・ジョーンズやプロパガンダなどを送り出し、この当時の象徴的な存在になりました。

話を1979年に戻し…

他に惹きつけられたのは、ビートルズの再来と言われ、たぶん、1979年で1番話題になったナックの『マイ・シャローナ』。

MTV時代の特徴でもあった?ワンヒットワンダー… 一発屋、の先駆けのように思います😅

MTV時代は、ミュージック・ビデオが良ければ、演奏ができなくても・話が下手でも・人間性がよろしくなくても、世界的なヒットになりました。
逆にミュージック・ビデオがなければ論外ですし、あっても関心を惹くものでなければ音楽シーンから退場する… なんてことが起きてたように感じてます。

この年は、好きになった洋楽の曲がとても多かった。

レコードを買うほど好きだったのは…
マイ・シャローナ(ナック)、ラジオスターの悲劇(バグルス)、ポップ・ミュージック(M)、ファンキータウン(リップス)、ユア・オンリー・ロンリー(J.D.サウザー)、ハート・オブ・グラス(ブロンディ)、アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール part2(ピンク・フロイド)、ウェイト・フォー・ミー(ホール&オーツ)、コンフュージョン(ELO)、ウォンテッド(ドゥーリーズ)

が、あります。

持っていないけれど、長年欲しいと思ってるのはブームタウン・ラッツ『哀愁のマンデイと映画「ブルース・ブラザーズ」のBlu-rayです。

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