
OR016「You Can't Hurry Love(恋はあせらず)」、オールディーズリバイバル
音楽80s自分史 063「1982年のオールディーズ・カバーブーム」ではすでに紹介済みなのですが、オールディーズリバイバル・シリーズとして、もう一度…
1982年、フィル・コリンズが『恋はあせらず』をリバイバルヒットさせ、それが合図のように、『オー、プリティーウーマン』や『君の瞳に恋してる』などのカバーなどが続きました。

1983年には、オールディーズテイストを特徴にしたアルバムをビリー・ジョエルやトレーシー・ウルマンがリリースしたのにも、興味津々でした。
これについては、明日以降の「音楽80s自分史」で紹介していく予定です。
本題の『恋はあせらず』。
オリジナルは、スプリームスが1966年にリリースし、全米一位を獲得する大ヒットとなりました。
アルバム『シュープリームス・ア・ゴーゴー』からの先行シングル。作詞・作曲は、モータウンのプロダクション・チームであるホーランド=ドジャー=ホーランドが手がけた。ジェームス・ジェマーソンの、独創的なベース・ラインを聴くことができる代表作とされている[3]本作は、1950年代にジ・オリジナル・ゴスペル・ハーモネッツのドロシー・ラブ・コーツ(英語版)が発表した「You Can't Hurry God」からインスパイアされた楽曲である[4]。後にイタリア語バージョンとなる「L'amore verrà (Love Will Come)」が発表された。
シングル盤は、同年のBillboard Hot 100で2週連続第1位、全英シングルチャートで最高3位[2]、ケント・ミュージック・レポートで最高10位を獲得した[5]。発売から約7ヶ月後の1966年9月25日にCBSで放送された『エド・サリヴァン・ショー』に出演し、本作を披露した[6]。
2017年にビルボード誌が発表した「100 Greatest Girl Group Songs of All Time」の第19位に入っている[7]。
オールディーズのジャンル「ロカビリー」をリバイバルヒットさせた、最近よく登場させてるストレイ・キャッツも、フィル・コリンズの前年の1981年にカバーしていました。
シングルカットしていたら、話題になっていたのでは?と残念に思います。
1982年のリバイバルヒットはアメリカ含め日本で「モータウンビート」に注目する流れも作り出し、取り入れた曲がたくさん現れ、とても喜ばしいことでした♬
◯松田聖子/ハートをRock(1983)
◯シーナ&ザ・ロケッツ/スイート・インスピレーション(1984)
◯山下久美子/SINGLE(1986)
◯本田美奈子 / Oneway Generation (1987)
◯小泉今日子 / Tokyo Disco Night (1992)
◯布袋寅泰 / POISON(1995)
◯広末涼子 / MajiでKoiする5秒前 (1997)