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音楽80s自分史 026「THE ROOSTERS」

THE ROOSTERS(以下、ルースターズ)は、1980年11月にシングル「ロージー/恋をしようよ」をリリースし、メジャーデビューしました。

「めんたいロックの雄」として、ロッカーズとよく一緒に並び表されるバンドでした。

翌年公開のSF映画「爆裂都市 BURST CITY」でストーリーの核となるロックバンド「バトル・ロッカーズ」に、ロッカーズとルースターズのメンバーが抜擢されたことでも、そのことが、強く印象付けられたと思います。

ちなみに…
このことがキッカケなのか、この後、ロッカーズは解散、陣内さんは俳優業がメインになっていきました。

「爆裂都市 BURST CITY」の石井 聰亙(石井 岳龍)監督の前作、1980年公開の自主制作映画「狂い咲きサンダーロード」も日本のロック界隈で話題になり、それにはモッズがキャスティングされていました。

ファイティング80s当時は「めんたいロック」の存在感が、マニア?の間では、際立っていたわけです。

そのルースターズですが、実際にライブを見たのは、これまたやはり、TVK『ファイティング80's』で、1981/10/9でした。
ロッカーズと同じく、一度だけの出演でした。
(『横浜の"ロック"ステーション TVKの挑戦』より)。


この時の『Let's Rock (Dan Dan)』が、個人的にはファイティング80'sのすべてのライブパフォーマンスの中で、一番インパクトがあり、忘れられません。

「めんたいロックの最終兵器」と思いました。

◯Let's Rock (Dan Dan)(ファイティング80's 1981/10/9)

何度見ても、いまだに「サイコー!」と思ってます。

その後、アルバムを聴いたのですがライブのようなインパクトは感じなかったことで、ムラがあると思ってしまい、
「嫌いなわけではないけれど… 」という存在で、深掘りすることはありませんでした。

今回、記事を書くにあたり探したところ、ファイティング80's出演時のインタビュー含めたものが「【フル動画】ルースターズ「 ファイティング80S」」というタイトルでYouTubeにありました。
ありがたいことです❤️

『Let's Rock (Dan Dan)』で「唯一無二のフロントマン」と感じたボーカルの大江さんは、その後精神を病み、フェードアウトすることになります。

その当時の代表的な?曲が、『I'm Swayin' In The Air』。

直立不動で歌う大江さんに危うさを感じ,とても印象的でした。

とはいえ、その頃は「ファイティング80s」も終わってしまい、関心は洋楽に切り替わっていたので、PVをオンタイムで見てとても気になってたのですが、初見の時とは曲調がだいぶ異なり、「ルースターズの曲」だったのかどうかも、いつしか記憶があやふやになり、タイトルも覚えてませんでした。
「音楽80s自分史」を続けてる中で、Facebookの70年代・80年代の音楽系グループで投稿があり、懐かしさが蘇り、オークションですぐにレコードを落札。
唯一のマイ・ルースターズ・レコードになりました♬

「ルースターズは、やはりライブで光るバンド」と再認識させられたのは、過去の動画をあさる中ではじめて知った『C.M.C』のインパクトです。
池畑さんのドラムがたまらない😍

ルースターズは、いつまでも、僕の記憶に残るバンドだと思います。

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