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OR006「River Deep – Mountain High(リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ)」、オールディーズリバイバル


◯Ike & Tina Turner(1966)

『リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ』を知ったのは、2020年?2021年?、つい数年前です。
紆余曲折あり、フィル・スペクターを知り、彼とウォール・オブ・サウンドを深掘りする中で、手に入れたスペクター作品集的CDに収録されていたのがキッカケです。

紆余曲折については、『音楽80s自分史 040「音壁」』で知ることができます。

『OR002「Dancing In The Street」、オールディーズリバイバル』で書きましたが、フィル・スペクターはレコードレーベル「フィレス」の設立者であり代表、多くのミュージシャン・音楽制作者に影響を及ぼした音楽プロデューサーです。
「フィレス」は、第一次ブリティッシュ・インベイジョン(BI1)でイギリスの侵攻を前線で戦って食い止めたアメリカの防波堤になった四天王の一つでした。
2023年、Facebookでオールディーズリバイバルの話を始めた時、最も関心を持って掘り下げた一つが、フィレスでありスペクターでした。
ということで、今後、このシリーズではフィレス作品が何曲も取り上げることになります。

一番手は、世界で一番好きな曲『ビー・マイ・ベイビー』にする予定でしたが、昨日の「音楽80s自分史」で予定のなかったティナ・ターナー復帰作を取り上げた経緯で、急遽、『リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ』に変更しました。

この曲はBI1の最中、1966年に、フィレス移籍?第一弾として、スペクターがプロデュースした、アイク&ティナ・ターナーの曲です。

スペクターはR&Bがとても好きだったようで、それまでにブルー・アイド・ソウルのラオチェス・ブラザーズなどを手がけましたが、ここで勝負をかけ、アイク&ターナーという本物のアーチストを迎え、2万ドル超という当時では破格的な制作費を投じ、渾身の作品を作り出したわけです。
がしかし、リリースしたところ、アメリカでの注目度がビルボード・ホット100の88位にしかならなかったことでスペクターを失望させ、フィレス・レーベル自体も終焉に向かうキッカケになってしまったようです。

ところが「侵略者たちの本拠」イギリスで大ヒットを記録。
それによりローリング・ストーンズの1966年と69年のアメリカツアーのサポートアクトに抜擢され、アイク&ターナーは国際的スターになっていったのでした。

BI1の煽りを受けアメリカでは話題にならずスペクターを失望させたけど、曲自体は「ローリング・ストーン」誌が選ぶ最も偉大な500曲第33位に選ばれ、1989年?ロックの殿堂入り、1999年にグラミー賞の殿堂入りを果たしたほどで、侵略側のイギリスでは大人気という、なんとも不思議な?名曲だと思いました。

パフォーマーのアイク&ティナ・ターナーは、アイクとティナのターナー夫妻。
ティナ・ターナーがボーカルなんですね。

昨日取り上げた83年の復帰作『Lets Stay Together』で出てきた時は「なぜ大物扱いされてるのか?」がわからず、そして「なぜミニスカートなのか」(今はこの考え方がアウトなのは承知してますが、自分史ということで当時の僕が感じたままに書きます。すいません🙇)年齢を考えると違和感がありまくりだったので、とても不思議だったのですが、この曲の当時の映像や、アイク&ティナ・ターナーの他の曲を見て、長年の謎が解けました。

とてつもなくカッコいい!😍
レジェンド中のレジェンドだったと考えを改めました♬

改めたところで、2023年、レコードが欲しくなったのですが、当時のオークションでアルバムが5000円ぐらいで手が出せず、見送り。
今回、再度取り上げることになり、「やっぱり欲しい!」となり、探してみたら相場が倍ぐらいになっていて、やはり、見送ることに😂

カバーはそれほど多くなく、とはいえレジェンドクラスによるものばかり。
海外ドラマ「glee」でも盛り上がる注目回で歌われていたようです(←見てません😅… けど、今回知って、とても見たくなりました!)

◯Harry Nilsson(1967)

◯Deep Purple(1968)

◯the Supremes and the Four Tops(1970)

◯Tina Turner (1989、ロックの殿堂セレモニー)

◯Celine Dion(2008、Taking Chances World Tour)

◯glee シーズン2 第4話「最強デュエット歌作戦!」(2010)


✨ **「夢に挑む還暦男を応援してください!」✨

みなさん、こんにちは!

僕は2024年9月からnoteで発信をはじめました。
動機は、2026年4月にスタートする夢の挑戦「自転車での日本一周」を実現させるためです。

還暦を迎える今年、2025年。
僕はこれまで調べ、実践し、効果を感じてきた健康術をnoteで公開してきました。
また、日々のフィジカルワークを最大限に活かし、体力・精神力を鍛錬し、「ココロとカラダをハッキング」で発信してきた僕の身体テクニックとの相乗効果で、ジュンツカ・クエストのチャレンジの集大成として日本一周に挑みます!

「還暦を迎えても体力で勝負できる」ということを証明する機会でもあります。

この挑戦を実現するために、僕は60歳になる今年6月、年金の繰り上げ受給を申請します。
「受給する年金を使って、初老がカラダを使って夢を叶える」という少し珍しいスタイルで挑戦する様子を発信していきたいと思ってます。

この挑戦に共感してくれる皆さん、「チップで応援する」ボタンを押していただけるとうれしいです。

今年の1/6には、ようやく資金計画を立て、少額ずつ積み立てを始めました。その様子は「仮想自転車日本一周」シリーズで報告していますが、これだけでは十分な資金とはなりません。

還暦男の挑戦がどこまでいけるのか、ぜひ応援していただきながら見届けてください。
そして、皆さんの応援やコメントが、僕のペダルを漕ぐ大きな力になります!

これからも応援よろしくお願いいたします🌟

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