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【50歳からのボカロDTM】最大の難関-MV-をアップするまで…おじさんは電気テトの夢を見るか

このページでは、素人が音楽に画像なり動画なりをつけてニコニコとかにアップするまでの、原始的な手順を備忘録的に書いています。

DTMの音づくり、これも相当大変ですが、個人的な最大の難関はそのあとに訪れるMV制作です。

絵なんか描いたことがない、いわんやアニメをや…
というところからどうやってアップロードまでこぎつけるのか。


やってみてわかったのですが、書いてアップすること自体はそれほどむずかしくありません。最低限必要なものは以下の3つです。

最低限必要な3つ

①ペンタブレット
デジタルでお絵描きをするためにはいくつかの方法がありますが、とりあえずはこれです。ざっくりと概念を説明すると、A4サイズくらいのボードをUSBでPCにつなぎ、その上にペン型のマウスで絵を描いていくわけです。私はXPPenというのをアマゾンで5000円くらいで買ったのを使っています。

②お絵描きソフト
こちらも無料・有料含めいくつかあります。いろいろ試した末に、私はFireAlpacaというフリーアプリに落ち着きました。
デジタルの補正があるので、絵が壊滅的に下手な自分でもそれなりに女性(に見える絵)を描くことはできました。あと、口パクとかのパラパラアニメを描く際にも、レイヤーとかは非常に役に立ちます。

③動画編集ソフト
最初はFilmoraの無料版を使用して作っていたのですが、書き出し時に透かしが入ってしまったので、最初から作り直すことに。その時にShotcutに出会いました(これもフリーです)。機能は充実しており、いまのところ何の遜色もなく使っています。

…と、さまざまなテクノロジーのおかげで、MVを作ること自体は難しくありません。予算も5000円程度でした。
けれど、出来上がったもののレベルをとりあえずは自分が納得できるところまでもっていくことが、めちゃくちゃ大変なのでした。

スキルなく絵を描くための思考放浪

そもそも下手な絵とたったこれだけの装備で、どうやって群雄割拠のボカロ界に参加するのか。
正面から突っ込んだら瞬間的に粉砕されます。思いついたのが、

ヘタウマ
という武装でした。
というか、これしかないのでした。

そう決めた上でもろもろの放浪が始まりました。例えばこんなサイトを見つけてみたり。

ちなみに上の絵はここで書きました。それでも埋まらないので、最終的にはフリー動画を探して間を埋めました。

こんな感じでデジタル界の補正をたくさん受けたうえで、作品を形にしています。
お絵描きは音楽と同じで、とにかく次から次へとやることが発生するので、作業がなかなか終わりません。が、楽しさもたくさんありました。

ちょっと動くMV(蛇足)

原始的ながらも絵に「動き」らしきものをつけていると、なんというか、生命→anima→アニメという言葉に込められた意味がわかるような気がしました。

↓初めて作ったちょっと動くMVです。苦労しましたが実りも大きいと信じたいです。よろしければ見てやってください。


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