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きのうのこと。


書きながら寝落ちしてしまった。
でも、新しい気持ちを手にしたから、きのうのことだけど書いておきたくなった。



日曜日。
今日は朝から明るい気持ちだった。

朝起きて、読んだ。・・・。
一つ、自分の気持ちに名前をもらったような気がした。
「恋」か。。

あれもこれもそれも、心の中で忘れられないこと、思い出すこと。

今のこの心にはたくさんの引っかかりみたいなものがあって、それは全部恋かもしれないと思ったら、自分の中にときめくものが今はたくさんあるなぁと気がついた。人に対してだけではなくて、物にも、風景にも、言葉にも。その他にも。
改めてそういう日常が幸せだと思ったし、色々なものの出会いに感謝したくなった。


写真を撮ることも、全部恋した瞬間か、と思ったらまた一つ「撮る意味」みたいなものだったり、何を撮りたいかとか、そういう「撮る」ことへの考えがまとまった気もした。



最近は同じ曲しか聞けずにいる。空気公団の「元気ですさよなら」と
前にも書いたけれど

髭男の「夏模様の猫」。
シンプルなピアノソロ曲で、ふじはらくんのピアノと声だけの2分13秒。
主にnoteを書きながら聞く。書いている時と波長が合う感じがする。
彼の声といえば、ハイトーンで大きく太いイメージが強いのだと思うけれど、そこも素晴らしいけれど、中音域のひんやりした暗い声がすごく好きで、この曲はそれをめいっぱい聞くことができる。


彼が作るピアノは難しくて私には絶対に弾けないけれど、どの鍵盤を鳴らしているのか知りたくて、指を置いて感動したくて、その曲の楽譜をダウンロードした。有料。

珍しく音数も少なくて難しい和音もほとんどない、かなりシンプル。(それでも私にとっては難しいけど)
でも一音一音が重なると厚みがあって本当に美しい。時々やってくるフラットやナチュラルが見事な世界観を作っていて、五線譜に目を凝らして和音ひとつ鳴らしただけで、うわぁと恋した。
髭男以外にも好きな曲は時々鳴らしてみる、今は便利なアプリがたくさんあるから。弾いてさらに好きになった曲も多い。

きっともっとピアノが弾けたり、知識があればもっと深く感じられるんだろうな。
ピアノは上手くはなれなかった。思う音が出せなかった。人それぞれ感じ方は違うと思うけれど、彼のピアノは正直で真面目で、憧れの音。

小さく、細く、冷たい声でも、あったかいものが全体を覆っている。
深くて低音が力強い、切なくて艶がある彼のピアノと声が、そのまま、風景になったみたいな。撮ったフィルム写真をふわぁっと見ているみたいな曲。



今日はとても楽しくて穏やかな家の中だった。私は時間をちゃんと意識した行動ができると前向きに、明るくなれるらしい。やっと気がついた。


夕方はいよいよ、タイヤ交換。これでもう安心して冬に入れる。

タイヤ交換中。もう夕方で暗くなる頃、にんきがなさそうな公園はOBKでも出そうなくらい
寂しくて怖かった。
この木々はもう冬支度か。


昨日も書いたけれど、虫がいない。いつの間にトンボもいなくなったんだろう。
この前までは最後のトンボがチラホラまだ飛んでいたけど、みんな今はどこでどうなっているんだろう。しーんとしている。

今はまだ秋の延長で、雪のない冬の手前。トンボがいた世界とほとんど変わってないのに、急にぽっかり穴が空いたみたいに、やけに静かなのが、今年はものすごく不思議に思う。

noteを始めて、写真を撮ることが多くなったことで、目と耳と何かが鍛えられたんだろうか。それともただここの公園が、寂しすぎただけかもしれない。

17時半はもう夜。
暗い頃に外出は本当に珍しいから夜の写真が撮れて嬉しい。

街頭のあかりにも恋できるんだな


そう考えたら、金木犀はモテモテだ。
香りで存在がわかるなんて。たくさんの人が金木犀に恋をしている。自分も含め。わざわざ百合が原公園にまで会いにいったりして。なんか色々、秋はやっぱりいいなぁ。


タイヤ交換して、そのままご飯を食べに行った。おいしかった。
今日も撮りたいと思うものに、好きなものに、たくさん出会えた恋多き日だった。
よく考えたら、このnoteも、いいねじゃなくて「スキ」だよね。

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