学び忘備録㉑ 封筒一枚でさえ
先日、手紙を書きました。
私は礼法を学ぶまで知らなかったのですが、お手紙は白い便箋と白い封筒が基本。
とくに年上の人はもちろんのこと。
私は心の中で、お手紙もらうんやったら季節の可愛い便箋の方が嬉しいけどなぁと思いましたが、真っ白な便箋で自分のことにこれだけ向き合ってくれて書いてくれた手紙をいただいたとき、「気持ちが違うな」と感心しました。
もちろん、仲いい友人などTPOに合わせて使い分けたらよいと思います。
私は10年前礼法を知ったとき、頭でっかちになってしまい、それまでの友人に急に白い便箋で書き出したり、「拝啓~」と硬い文章で手紙を書いたりしたときもありましたが、今となっては「どんな相手」かと言うのは大事だなと反省。
友人も「どうした?!」
と返信が来たのを覚えています。
以前、先生に手紙を書いたときのこと
「手紙を書いてくれたのは嬉しい、けど相手が取り出しやすいようにも考えた方が良い。なんなら自分で封筒を作ればよろし」とアドバイス。
よく便箋の隣でセットとして売っている封筒って、一枚くらいならスッと入るけど、3,4枚になると入れる時ギューギューになるんですよね。
でもちゃんと封筒で入れなきゃということを考えてしまい、相手が封を開けて取り出すことまで考えてなかったのです。
今回も、4枚手紙を書いたところで思いだし、コピー用紙で封筒を作るもなんだかすごく変。
時間がなくて焦って作った感じがしたのです。
封筒を作り、宛名を書き、手紙を入れ、封を閉じ、切手まで貼ったのですが、いざこれが届くのかと思ったときすごく受け取ったほうは「雑だな」と感じるくらい私にも「違う」という気持ちが湧き出ました。
とりあえず、用事を済ませ、もう一度ネットで封筒の作り方を調べ、ゆっくり作り、ノリでよれないかまっすぐ指の腹で伸ばしたり、全体を見て住所・名前の位置を考え書くことで納得するものができました。
参考にした作り方↓↓
一見、そんなんどうでもいいじゃんと思うことやそこまでやらなきゃいけないの?!と思うことがたくさんあります。
でも、「あなたを想っています」「大事にしたいです」という気持ちは形にしないと伝わらないということも経験して知っています。
まだまだ私は未熟ですが、日々の積み重ねで自然とできるようになれたらなと過ごしています。
*今の時代、誰もやっていないからこそ自分がやってみませんか?
見ている人は必ずいます。
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