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サムさんの言葉でハッと気づいて自分の愚かさに気づいた話

昨日の夜、このポストを読みました。

正直、その時の自分は全然意味が分からないというか、落とし込めない感じで皆さんのコメントを読んでいました。

けど、夜中寝れなくて、なんでだろうなんでだろうと考えた時、気づいたのです。


小学校のボランティアに登録

今、娘たちの小学校は「地域連携」をテーマに先生だけでは補えない部分をボランティアにお願いしようということができ、まずは保護者からということで『調理実習』『裁縫』『図工』『校外実習』などの補助を始めることにしました。

私の考え

私は礼儀作法を学んだり今までの学校での学んだ経験、資格、子育てから「子どもは自分で考えてほしい」その方が絶対納得するし、楽しさや深みが出てくると信じているからです。
もちろんケガや事故などの場面では手を出したりすることは必要だと思います。しかし、必要以上に口と手を出さないこと。
また、あくまで先生の補助として先生がこの授業でどうしていきたいか、何を目的にしているかを共有するべきだと思いました。
その中で誰かのお母さんではなく、「この人がいると面白い」と思えるようにサポートしたいと決めていました。

調理実習での出来事

今回は多くはその学年のお母さま方で、あくまでも補助として接すること。
自分の子がいる班には入らない。と始まる前に確認しました。
一人だけ生徒の祖母という方が見えました。

生徒、先生、ボランティアのみんな挨拶し、今日の流れを先生が説明して実習開始。
皆目の前のことの順序がわからなくてとりあえず野菜洗うかー、包丁用意しなきゃという感じでわいわい始まりました。
そこで私は黒板に書いてあることを読んでまずは何をすればいいか、「ちょっと目が悪いから教えてくれる?」と聞くと、子ども達も黒板の文字を読んで「あ!」と気づいて鍋に火をかけたり、お椀を準備したりと気づいたことを動いていきます。

大体一人一班補助が付くことができ、余裕もあるのでほかの班も見てみると
やり方を教えていく方、生徒の質問に答えて進めるかたなどいろんなその人のやり方がありました。
しかし、祖母の方は圧倒的指示をして子どもたちを動かしていくのです。
「大根切って!そうじゃないよ、もっと薄く切らないと」
「終わったら洗い物しないと」「次はこれをやりなさい」といった感じです。

私は正直その方とは合わないなと思って距離を置くか、子ども達の成長を考えると先生やほかのボランティアの方に相談した方が良いか悩んでたのです。

○○しようとしていた自分と学んできた本質に気づいて恥ずかしくなった



そう、私はその方を排除しようと思ってしまっていたのです。
しかし、夜中サムさんのポストを読んでもやもや寝れなかったことはそのことの自分の過ちに気づいたのです。

私が責任者でもないし、自分のやり方と違うからって排除する考えはなんて驕っていたのだろうと気づいたのです。
子ども達だって私のやり方が良いという人もいれば指示される方が楽という子もいるかもしれません、また、「そういう人もいる」「自分はどうされたら嬉しいんだろうか」といろんな人がいることで気づくきっかけになるかもしれません。
礼儀作法でも「相手を敬う」「感謝する」ということを何度も何度も声に出してきたのにそれができていなかった自分にとても恥ずかしいと思いました。
彼女は彼女なりの考えがあって行動されている。
もし、それが私にとって違うことなら「違う」という気づきをくれた人。
私ができないことをしてくれるかもしれません。
まずは彼女について知りたい、理解しようと思いました。

これからも一緒になることはあるのだから、挨拶してお話してその人の考え、私の考えを話していこうと決めました。

これからの課題

とはいえ、今回のこの「地域連携」の補助参加は先生方にとっても初めての事なので、短い時間に私たちに説明してくださる時間はなかなかなく、そこがトラブルの原因になると思いました。
・先生の目標や子ども達に何を気づき学んでもらいたいか
・どういうところをサポートしてほしいか
など、決めておくことが大事だなと感じました。

ただ、絶対的に生徒(子ども達に対する態度・心構え)は絶対学んでおくべきだと思います。

子どもを成長させる、考えさせる注意の仕方学んでみませんか?


明日が一応最後の講座締切です!


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