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中学入試国語の得点の上げ方

塾に通って毎週何コマも国語の授業を受けているのに国語の偏差値が上がらない国語が足を引っ張って志望校のランクを下げないといけない、そんな生徒さんのために、必ず学力の上がる中学入試国語の勉強法をご紹介します。

中学入試の国語の得点力を上げるために最も有効な方法は、①できるだけたくさんの過去問を解いて、②正解の理由をよく理解して、③何度も読み返して復習することです。

①できるだけたくさんの過去問を解く
塾の問題集はたくさんの過去問を研究して作られています。ですが、毎年のように問題集を新しく作り替えることはできません。出題される作品にはトレンドがありますから、志望校の過去問に限らず他の中学校の直近の過去問をできるだけ多く解く必要があります。
たくさんの過去問を解いていると、違う学校で同じ作品が出題されていることがよくありますよ。


これで80題くらいです

②正解の理由をよく理解する
答え合わせをするだけでなく、なぜその答えになるのか根拠がはっきり分からないといけません。自分の解答が正解だったとしても、ちゃんとその根拠を説明できるでしょうか?この過程をおろそかにしている生徒さんは時間をかけて勉強をしても結果につながらないことがあります。
正解の理由を見つけられたら、色鉛筆やマーカーを使って色をつけると効果的です。問題ごとに色を変えて塗り分けてみましょう。色をつけるだけで、偏差値40台から60台に上がった生徒さんがたくさんいます。

③解き終わって理解できた問題を繰り返し読み返す
入試問題の過去問や模擬試験を解き終えて、間違い直しをして終わりにしてはいけません。そのあとで問題の文章を何度も読み直すことが大切です。どの部分からどんな問題が出されたのかを考えながら何度も読み返すのです。
入試問題を作るのは、そのお話を書いた作者ではありません。学校の先生が作品を読んで問題を考え出しているのです。ですから問題を作った先生がどこからどのように問題にしようと思ったのかを理解することが大事です。

では、どんな学校の過去問を解いたらよいのでしょうか?
自分が志望している中学と同じくらいの偏差値の中学校のホームページを検索して、公開されている過去問を探します。多くの学校で模範解答を公開していますから答え合わせもできます。”全国偏差値一覧”で検索するとたくさんの中学の偏差値が分かります。それをもとに検索してみてください。

さらに、出題されている作品を図書館などで探して読んでみると、もっともっと国語の力がつきます。読書好きな人はぜひ読んでみてください。

過去問を使った勉強で1つだけ困ることがあります。それは解答を見ても答えの理由が分からない場合です。もともと国語が得意な生徒さんであれば、答え合わせをしただけで自分が間違えた理由も分るでしょう。でも国語が苦手で、答えを見ても何でそんな答えなのかが分からない場合はどうしたら良いのでしょうか?

このノートではとってもわかりやすい私立中学入試の過去問の解説を書いていきます。私はこれまでとんでもない量の過去問を解いて生徒さんたちに解説をしてきました。どの生徒さんも国語ができるようになって成績が上がっています。桜蔭中学、渋谷教育学園渋谷中学、洗足学園中学、鷗友学園女子中学などに合格した生徒さんもいました。
どうか皆さんも頑張ってください。

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