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庭にはびこるミョウガタケを美味しく活用!
我が家の庭では春になるとミョウガの新芽がニョキニョキと顔を出します。この新芽、正確には偽茎と言われる部分でミョウガタケと呼ばれるそうです。一般的にミョウガとして売られているのは花の蕾。うちの庭でも、いつの間にか花が咲いて、さらにその花が萎れた状態のミョウガを発見することがしばしばあります(ミョウガ自体は食べられます)。
我が家のミョウガタケはGWを過ぎる頃にはグングン伸びて庭を侵食し始めます。侵食という表現はミョウガさんには失礼なのですが、植えてから軽く10年以上が経って、今や庭の地面の下で地下茎を張り巡らせているようなのです。
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最初の10年くらいまでは夏になるとミョウガが次々と顔を出し、やはり庭でこぼれ種から育つ大葉とともに、そうめんやお蕎麦の薬味として夏の間中、重宝したものです。
ところがここ2~3年はミョウガタケばかりがニョキニョキ伸びて、ミョウガは少ししか採れません。10年以上も植えっぱなしで手入れも何もしていないので仕方ないとして、こんなにたくさん生えているミョウガタケを使わない手はありません。ミョウガタケも味や食感はミョウガそのものなのです。
毎年、ミョウガが出る前に1回くらいはミョウガタケを刻んでお蕎麦の薬味にしてはいるのですが、今年はほかの食べ方も試してみたいと、いつもより少し多めに採ってみました。
ミョウガタケは小さいうちに収穫するのが良いらしいのですが、GWも過ぎて、かなり成長してしまいました。その中から比較的伸びきっていないものを選んで根元を掘り、白い部分からカット。上の方の葉をむいていくと、茎のついた新ショウガ(甘酢漬けにするやつです)にそっくりな見た目に!ミョウガもショウガ科と知って納得です。
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根を傷めずに白い部分をカットするのが正しい採取方法だそうです。
良く洗って刻んだら、まずはサラダに。
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ミョウガタケを刻んで加えました。
白味噌とザクロビネガーで和えて、松の実を散らして・・・
次は玄米雑穀ご飯と合わせて、おにぎり。味付けは自家製の赤紫蘇ふりかけでシンプルに。
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ミョウガタケと赤紫蘇の相性が良かったので、梅干しと組み合わせてお茶漬けも作ってみました。ミョウガタケはかなり伸びていても周りの葉をむけば中心の軸は結構柔らかく、薬味にぴったり!
乳酸菌たっぷりの発酵茶≪阿波晩茶≫をかけてみました。阿波晩茶の爽やかな風味がミョウガタケに合います。阿波晩茶には血糖値を抑える効果もあるそうです。
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自家製の海苔佃煮と梅干しをのせて、有機栽培の阿波晩茶をかけて・・・
ちなみに、ミョウガタケは市場用に栽培もされていて、軸を白くするために土を盛って育てるのだそうです。
ミョウガタケは根から掘ってしまうとミョウガの蕾の収穫に影響すると聞きました。でもミョウガの地下茎は縦横無尽に広がっていますし、ミョウガの蕾はミョウガタケとは全く離れたところから顔を出すので、本当のところはどうなのでしょうか・・・。
念のため来年は深く掘らずに慎重にカットして、葉をむいた軸を薬味として活用したいと考えています。
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