見出し画像

ナルシストから逃げるのは容易ではない

沢山の記事や人が言うことは、ナルシストから、逃げなさない。早く離れなさい。
逃げる方法など。

そんな簡単なら、みんなとっくに離れられてますけどね、癒着せず。

状況がまず違う。
経済状況。
身体的コンディション。
支援を求めた時に、支援が得られている。
求めても得られない事が多いのがこの社会。

簡単なマニュアルだけ放り投げている人は、何かしらの、逃げられる余裕、武器があるのだ。

健康面で障害があり、既に親からの虐待からも逃げている場合、そんな簡単ではない。

後、精神的dvと肉体的dvの線引きも勘違いしている人が多い。

直接的に、体の一部を殴られていないから、私は被害者じゃないといってる人がいたが、その人は、物を投げられ、壁を立ってる側でぼこぼこに殴られていた。

よくナルシストがやる手口だが、高スピードで車を走らせ、相手の命を脅かす。

有名なモデルが手記を出した時に、dvを散々受けてる内容だったが、dvという言葉も出てこず、自覚がなく、愛の手記として出版されていて恐怖だった。父親とは仲が良くとかいてあったが、父親は典型的なdv男で母親を殴っているのをみて育った。

彼女は私より一世代上だが、圧倒的に指示を得てる有名な元モデルである。そんな人がこんな本を出して、dvも愛の一つのような書き方をしているのをみて、本人は殴られている母親と自分を無意識にだぶらせたくなかったのだろうか?と思ったりした。

父親は、相談した彼女に、御前は女としては、いい女だ。ただ、人間としては終わってる。男の趣味が悪い。ともレクチャーしている。

それを淡々と書いていて、二回読んでみたが、やはりこういう思想の被害者も多いんだなと思う。

私の場合は、身体障害がなく、市からの支援の申請が通っていたり、買い物に連れていってくれる、そんな助けてくれる知人がいれば、コンタクトなんてとっていないだろう。

緊急連絡先を皆に断られ、元交際相手に頼っているという例も非常に多い。

メディアは言わないし、人は口に出さないけどね。

他人の人生は他人にしか分からない。
他人がアドバイスを求めているならともかく、変な強制的、かつずれた言葉は、何の助けにもならない。 

あなたは、その人の人生を歩んでいないのだから。

あなたが、サバイバーであれ、なかれ、思い遣りとこれは、別の話である。

それだけは、伝えたい。

*ちなみに、写真は、私が敬愛する、親からの性的虐待のサバイバーであり、自ら己をアートサバイバーと呼んでいたアートサバイバーの先駆者である、1930年生まれ、 Niki de saint phalle。フランス産まれ、アメリカ育ち、スペインでも暮らす、各国の国には彼女が命を吹き込み、造り上げたものが至る所にある。

サンパウロにも有名な『Nana』がある。