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こんばんは。ワイパー・イトウ、です。

みなさんこんばんは。

そして、人によってはこんにちはかもしれないし、アッサラーム・アライクムかもしれない、ワイパー・イトウです。

僕のnoteへようこそ。


ざっくり自己紹介すると、ドラマーでタロット占い師です。

この記事を投稿している現在、コミュニティライブ配信アプリ「LIVE812」にてライバーをしています。


<アプリダウンロードはこちら>

https://app.adjust.com/ythv4li?campaign=wiperito11_BL

※ダウンロード、視聴無料。一部機能に課金あり。

 

毎日、20:30から22:00くらいまで配信しており、当初はドラムと占いの話をしていたんですが、あまりにもドラムの方が初心者置いてけぼりの話をしてしまったせいか視聴者さんが来てくれなくなったので、LIVE配信でドラム話をするのは基本的にやめました。

このnoteは、ドラム配信ができなくなったことでやり場の無くなった熱量を表現する場にしていきたいと思います。

とはいえ、ドラム以外の話を突然書き出すこともあるかも。それはそれで。

書いていきたいと思います。指が躍るがままに。

 

Facebooktwitterもやっております。ぜひフォローしてね。


というわけで、挨拶だけで終わるのもなんなので、ドラム記事を書いてみます。

記念すべき初記事に取り上げるのは、「ドラムの神様」(※もしかして、若者にはもう神様と言ってもピンとこない???)、

Steve Gadd

がレコーディングに参加した、Steely Danの名盤「Gaucho」(1984)より「Glamour Profession」でのプレイ。

 

し、

 

し、、、

 

渋っっっっっっ!!!!!!!

 

ド渋っーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

ふつうもっとドッカンドッカン叩いてるやつとりあげるやろ。

ドラムソロがドカドカ入って「ワー」とか「キャー」とか言ってるやつ取り上げるやろ。

 

なんかしらんけど、これを取り上げたくなったんです。

本物のドラムオタクが喜ぶ取り上げって、こういうやつなんです(たぶん)。

 

で、この曲、全編ドラムプレイが神ってます。

もう、僕のようなおじさんドラマーは全編ウルウルしちゃいます。

80’s少女漫画のように、黒めに銀河が現れて薔薇がコマを埋め尽くします。

そして、両手の指を組んで、クリスチャンでもないのにキリスト様に祈ります。

 

「ありがたや、ありがたや。」

 

で、全編すばらしいプレイなんですが、全部解説すると100万字くらい書かなきゃならないので、今回はひとつだけ取り上げます。

 

それは、

 

曲のイントロに入る、半拍前に食って入る、オープンハイハット。

 

 

『チー』

 

 

これ、

 

すごいと思いませんか???

 

「さも当たり前」のようにスッと入ってますが、

こんなに「さも当たり前」に入れないですよ。


Gaddの神感(神感なんて日本語はじめて使った)ってこれなんです。


『さも当たり前』のようにプレイする。

 

1,2,3、パンッ


じゃなくて、


1,2,3、ダカトゥン


でもなくて、

 

1,2,3、4「チー」

 

ですよ!!!!!!!!!!!!

 

あの、Steely Dan の二人が睨みを利かせている中で!!!


あーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!

もうこれだけでGadd最高!!!!!!!!!

息をするよりナチュラル!!!!!!!!!!!!

イクッ(イッた)!!!!!!!!!!!


Gaddがこうやってすでに完成版を見せてくれているから、「なんだい、イトウはそんな大げさに、、、」って思うかもしれませんが、誰も完成後の姿がどうなるか見えないオリジナル曲(ましてや世界最恐の音こだわり軍団steely dan のレコーディング)で、こんなにさらっとイけないですよ。

 

たぶん、Gaddさんのことだから、スルッとイっちゃったんでしょう。

 

「はーい録りまーーーーす。・・・・(シーーーン)・・・・(1,2,3)、チー、ドッチッパッチッドッチッパッチー・・・」

 

 

やべえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

 

 

そして、この音色がまたいいのよ。

 

このころのGaddって、Kなのかな?

時代によってはAも使ってるし、この時代のAは薄目で柔らかさがあったので、正直なにを使っているのかわからんけど、低めで柔らかな音色。

機材も気になるが、なによりもそのイントネーション!!!

ただの「チー」じゃないのよ。

なんか細かいビブラートがかかっているように聴こえない???

「チ↑↓↑↓↑↓ー」

みたいな。

スティックのヒットの瞬間じゃなくて、そのコンマ何秒後にピークがあるようにも聴こえない???

「ゥチー」

みたいな。

 

やばいでしょやばいでしょやばいでしょ

 

絶妙なハットの開き具合。

絶妙なスティックの押し込み具合。かかり幅。

絶妙な叩いた後の左足のコントロール。

Gaddのブレスを表現したような生々しい音色。



僕はこれだけで、ご飯が3杯は食えるよ。

(最近は食べるラー油に味をしめました。) 


このアルバムを手に入れた当時(※今は手放したが)、余りにも良い音なので、ここだけ何十回も繰り返して聴いたよ!

 

「チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、チー、(戻る)、・・・

 


 

エンドレス・チー!!!!!!!!

 

 

 

丁度いい動画みつけた!

 

要するにこれのことなの!!!!!

エッッッッッッッロイでしょーーーー!!!!!!!

このハイハットオープンの粘り!!!

ハイハットにスティックを押し込んだ後に、さらに左足で歌うこの感じを!!!

 

もっと、いやらしく!

もっと、いやらしく!!

もっっっと、いやらしく!!!!!!!!!!!

 

 

ドラムは、いやらしく叩くもんなんじゃーーーーーーーーーーー!!!!

 

 

この「チー」に、人生かけろ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ドラマーだったら「チー」で客をイかせてみろ!!!!!!!!!!!!!

 


と、たった8分音符1打解説するのに、こんなに文字数使ってしまった・・・。 

どうなるんだ、このnote。。。

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