【感想が欲しい作家さんへ】買った同人誌への感想送付率は95%超!そんな感想送りつけ魔でも躊躇する創作者さんとは?
こんにちは。寄り添う感想屋winter_です。
私は、即売会などで購入した同人誌への感想送付率95%超え(だと思う)の感想送りつけ魔です。
※もちろん有料サービスとしてではなく、ひとりのオタクとしての話です
読み終わり次第SNSから感想を贈ったり、直接会える機会に感想のお手紙を手渡したり、そこまですると困らせちゃうかなと思う方には新刊を買う時に前作の好きなところをお伝えしたり…。
Xでの公開作品についても、好きだなと思った作品にはなるべく「いいね」だけで終わらせず、リポスト後に感想ポストをしたり、Weveboxなどからコメントを送るようにしています。
私自身も創作する側の人間なので、作品制作の大変さはわかっているし、同人誌はお金を頂いて頒布しても赤字になる可能性も高いことを知っています。
みなさん好きで活動していらっしゃるとはいえ、時間もお金もたくさん注ぎ込まれているのです。それが並大抵のことではないというのは、やる側にいるからこそ分かります。
だからせめて「感想」という形で、良い作品を読ませて頂いたお礼がしたいなと思うのです。
ですがそんな私も、感想を送らない時はありますし、恐怖に怯え震える手で送信ボタンを押すこともあります。
今回はどんな作家さんだとそう感じるのかをご紹介しますので、感想が欲しい創作者さんに参考にしていただけたら嬉しいです!
※主にX(旧ツイッター)で同人活動をしていらっしゃる方向けの内容です。
ケース1.プロレベルの技量でフォロワーが多く、感想送付先も書いていない
いつも美麗なイラストを投稿なさっていて、おそらく絵のお仕事で食べているんだろうな、という絵描きさん
どう考えてもプロの小説家だよね、というほどの感動的で美しいお話を生み出している字書きさん
すぐに千単位のいいねや百単位でのリポストがつき、推してるキャラが違ってもジャンル内の方ならみんなご存知だろうなあという印象の方
いわゆる壁サーで、再販希望待ちの方も大勢いらっしゃるような方
もしあなたがそんな創作者さんで、それなのに感想が来ないと感じていらっしゃるのなら「感想送付先がわかりやすい場所に書かれていない」ことが原因かもしれません。
私が今まで「感想を贈りたいと思ったのに、結局贈らなかった」という方々は、大体このケースに当てはまります。
どこに送ったらいいのかがわからないから辞めた、ということです。
SNS相互さんでない限り、相手が人気であればあるほど、個別にメールやリプライをして感想を伝えるのはハードルが高くなります。
同じ界隈の創作者であれば、人気者に好かれようと営業をかけていると思われるのは怖いですし、読み専からしても雲の上の存在に感じられて声をかけにくいです。「こんなに素敵な人には自分なんか相手にしてもらえないだろうな」と考えてしまうわけですね。
頒布数やリアクション数では計れない「言葉での感想も欲しいな」と思っていらっしゃるのであれば、Waveboxやマシュマロのような匿名メッセージフォームを用意し、本の奥付やXのプロフィール、固定ポストに明記しておくと、それだけでも感想送付率が上がるはずです。
それに読み手からすると、多くの作家さんが用意している感想送付先が見当たらないということは、つまり「感想はいらない」という意思表示にも見えてしまうものです。
プロフィールや固定ポストに感想送付ツールへのリンクを貼っていない方は、今すぐ更新してみてくださいね!
ケース2.他の人がたくさん感想を贈っているのが見えるかつ、それに全く反応をしていない
自分以外の人が既にたくさん感想を贈っているのが見えると、「私が言いたかったことを別の人が全部代弁して伝えてくれているから、私は贈らなくてもいいかあ」という気持ちになりがちです。
創作者からすると「そんなの気にしないよー! たとえ同じような感想だとしても、伝えてくれたら嬉しいのに……」となるわけですが、読み手側からすると「n番煎じの感想なら、作家さんも聞き飽きてるよね……」と思って躊躇してしまうものなのです。
🔽以前書いたnoteにこの辺のファン心理を書いているので、こちらも参考にしていただけると嬉しいです!
ですがそんなときに、すべての感想にきちんとお返事をする、もしくはありがとうの意味を込めて「いいね」などの反応だけでもしてあると、少し見られ方が変わるはずです。
その理由は、それを見た他の読み手も「この人は全部の感想に目を通して喜んでくれるんだ」と思うから。
お返事する余裕があるのなら、クールなお返事よりも、全身……もとい、全文から喜びがほとばしるように表現しすると「こんなに喜んでくれるなら、次も送ろう(私も送ろう)」と思ってもらいやすいですよ。
人は、自分がしたことを喜んで受け取ってくれる相手を好きになりやすい生き物ですから……。
逆に、他の人が贈った感想に無反応なのが見えてしまうと「この人に感想送っても歓迎されないのかも……」というイメージにつながり、自己防衛のために贈らないでおこうという気持ちにさせやすくなります。
世の中には、感想が不要、むしろノイズになる創作者さんもいますからね。
とはいえ反応しない創作者さん側も「創作者が反応して怖がらせたらどうしよう」と考えていらっしゃると思います。
私も書き手の立場の場合、FF外さんの感想ポストに反応するかどうかで、いつも悩みます(そして結局反応しちゃいます笑)
ですが何かしらの反応をしてあげると、元の感想主さんに喜んでもらえるのはもちろん、それを見た別の方にも波及して「この人は感想を喜んでくれる人なんだ」という安心感が伝わると思いますよ。
おまけ.商業作家さんにもSNSでファンの心を掴んでいる方がいる
ちなみに商業作家さんのなかにも、ご自身の作品の感想をタグ付きでポストしてくれたファンに対し、一つひとつお礼のいいねをしていらっしゃる方を見かけます。
やはり感想に反応してくださる作家さんには熱いファンがいるようで、編集部へのファンレターや贈り物が絶えないと、嬉しそうにポストをされているのを見かけます。
ファンの方も、作者さんに響いたことが嬉しくてもっと応援したくなるのでしょうね。
ケース3.同担拒否 or 交流が好きではなさそうな雰囲気を感じる
SNSから以下のような雰囲気が伝わってくる方も、感想送付をするかどうかとても迷います。
同担拒否っぽい感じがする
推しが同じ作家さんとだけ関わっていなさそう
他の方が書いている推しメインの作品だけは絶対にリポストしない
「孤高の創作者」な雰囲気を纏っている感じがする
感想を送っても喜んでもらえないのでは、と感じるからです。
同ジャンルの作家さんたちと交流があっても、推しが同じ作家さんとは交流している気配がない人は、同担拒否なのかもと勘ぐってしまいます。
ですが、その人の本を買っているor作品を読んでいる自分は、その方と同じキャラが好きで読んでいる……つまり同担なわけです。自分が拒否対象だったらどうしようという考えが拭えず、やめておこうかなと思ってしまいます。
それから、ご自身の解釈に強い誇りがある方にも、声をかけて良いか悩むところです。
原作や推しへの解釈を極めていて、これという核がポストからも伝わってくる「孤高の創作者」という感じの方に、私の感想を伝えて解釈違いだったら……と不安になるのですね。
この方に、作品から感じた推しの素晴らしさを伝えても良いものか……。
不快にしてしまうかもしれない
少しでもそんな風に思うと、感想を贈らない方がお互い幸せだと考えて、贈らなかったり、当たり障りのない文章に書き換えてしまいます。
もしあなたのTLを振り返ってみて、そんな傾向があるようでしたら、「読み手さんからの感想は(同担でも)嬉しいから欲しい」ということを定期的にアピールしておいて良いと思います。
難しく考えなくて大丈夫。要は、感想が嬉しい人だと思ってもらえれば良いのです!
それが伝われば「じゃあ遠慮なく送ってみようかな」と思う方はいるはずです。
感想が欲しいときは、感想大歓迎の雰囲気を見せよう!
感想送り付け魔の私でも躊躇してしまう創作者さんの傾向を紹介させていただきました。
ご自身に当てはまってるかも、と思うところはありましたか?
もしあれば、以下を試してみてはいかがでしょうか。
同人誌の場合、感想フォームに繋がるQRコードを奥付などに載せておく
Waveboxやマシュマロなどの匿名メッセージツールを用意して、SNSのプロフィールか固定ポストに明記する
届いた感想には全力で喜びを表現する
感想がもらえると嬉しいことを定期的にアピールする
「感想を送っても大丈夫な人なんだ!」と思ってもらう
感想が欲しいあなたと、感想を贈りたいあなたのファンが、つながる一助になれば幸いです!
とはいえ「来るかわからない感想を待つのはつらいよー!」という方は、ぜひ一度私にご依頼ください。
あなたも気がついていない素敵な点を、たくさん見つけます。
「ここが好き」「泣きました」といった感想に留まらず、
「この表現は、〇〇であることの暗喩かもしれないと感じました」
「このシーンさらっと描かれていますが、原作で重要な〇〇ですよね…!」など、ちょっとした考察も交えた深みのある感想が私の売りです!
私のファンレターを読んで頂けたらきっと「私の作品って、こんなに人を感動させられるんだ」と感じて頂けると思います。
Xでの直接のお取引が不安な方は、ココナラからご依頼ください。