【有料感想を依頼する前に知っておきたい】相性の良い感想屋を見つける方法
こんにちは。感想屋のwinter_です。
私は感想屋である前に1人の書き手でもあるため、同人作家にとって感想がどれほど大きな力になるかは自分の経験を通して痛感してきました。
しかし感想は「新作を公開すれば毎回もらえる」とは限りません。
力作にひとつのメッセージももらえないとき、私は有料感想を依頼して乗り切ってきました。
有料感想を何度か依頼してみて、気がついたことがあります。
それは自分が求めている感想と、依頼先となる感想屋が得意としている感想の質がマッチするかどうかで、満足度が大きく異なることです。つまりは相性ですね。
みなさんもご経験があるのではないでしょうか?
読者の方から頂いた感想は何にも代えがたい宝物だけれど、中には「ありがたいけど響かなかったな」「悪気はないのだろうけれど、このフレーズは傷付く」という感想もある、ということ……。
有料感想屋も同じで、しっかり自分と合う人を選ばなければ「え、これだけ?」「逆に傷付いたかも……」とガッカリしてしまう結果に終わることがあります。
せっかくお金を払ってお願いするのに、寂しい体験になって終わって欲しくないですよね。
今回は感想屋である私が、自身もこれまでに有料感想をお願いしてきた経験をいかして「感想を依頼する際はここが重要!」と思う点についてお話します。
1. まずは自己分析が大事
まず感想を依頼する前に、自分がどんな感想を欲しているのかしっかりと自己分析することが必要です。
「感想」と一言でいっても、その内容は様々です。
どんな観点で、どのような部分に注目して欲しいのかを、より具体的に、より明確にしましょう。
例として、いくつか考えられるものを挙げてみます。
プロを目指しているので、技術的なアドバイスが欲しい
ストーリー展開が面白いかを聞きたい
キャラクターの心情に寄り添って、それを楽しめたかが知りたい
考察しながら読んで欲しい。どのように翻弄されたか、仕掛けを見抜いてもらえたかが気になる
二次創作なので、原作とのつながりやキャラらしさが伝わるかを聞きたい
自分が感想に何を求めているのかニーズをはっきりさせておけば、どんなタイプの感想屋に依頼すべきかが明確になります。
実際に送られてくる有料感想の内容が、期待とずれることを避けやすくなりますので、自己分析は一番重要なポイントといっても過言ではありません!
2. 依頼先をよくリサーチしよう
自分がどのような感想を求めているのかがわかったら、実際に依頼したいと思える感想屋を探しましょう。
①自己分析に合う人を探そう
まずは先ほど確認した分析結果に合う人を探します。
たとえば先ほどの分析で、1の「プロを目指しているので、技術的なアドバイスが欲しい」と考えている方の場合、プロの技術や出版に詳しい人にお願いした方が有意義になるはず。
商品紹介文に「プロ作家です」「現役編集者です」といったフレーズが含まれる方を重点的に探すと良いですね。
逆に、2〜4などは一般読者の目線で読んでくれる人にお願いした方がいいかもしれません。
その場合は、「1人の読者としてあなたの作品を読みます!」といった内容を書いている方を探すと良いでしょう。
二次創作への感想を求めていて、原作とのつながりを見て欲しい5の場合は、原作を知っている人か、知らなくてもできるだけ知ろうとしてくれる人にお願いするのがいいですね。
原作を知っているかは、問合せすると教えてくれる方が多い印象です!
②依頼先の得意な感想テイストを確認しよう
感想屋にも得意分野や個性があります。
依頼先を選ぶ際には、その人のサンプルや商品紹介文を読み込むと、それぞれの感想屋のスタイルが見えてくると思います。
とはいえサンプルを用意していない感想屋さんも多い印象です。
ですが商品紹介文から感じた印象通りの感想をいただけることが多いので、大きなヒントになると思います。
不安だったら、感想文をどういうスタンスで書いているかを質問してみるのも良いのではないでしょうか。
たとえば私winter_の場合は、「好きです」「泣いた!」などの読者感情だけに留まらず、「この表現は〇〇であることの暗喩かもしれないと感じました」「〇くんはこのシーンでこう言っているので、明言されていないけれど〇〇な生い立ちなのかも」などの軽い考察も交えた深みのある感想を得意としており、それを紹介文に含めています。
特に作品の世界観やキャラクターの感情に寄り添い、お話の中でキャラクターがどのような幸せを得たか、そしてそれを読みとった読者はどう感じたかを伝えることに重点を置いています。
一方で、技術的なアドバイスを求めるなら、他の感想サービスが向いているかもしれません。私は同人作家であってプロの視点は持ち合わせておらず、編集者として働いたこともないためです。
そしてアドバイス的なものはサンプルにも書かれていないため、指導的なことは言わないスタンスなんだなと伝わるのではないかなと思っています。
「この人は自分が求めている方向性の感想を書けるだろうか?」
この問いを念頭に置きながら探すと、依頼する際のミスマッチを避けやすくなります。
③自分の作品を依頼できるかを確認しよう
一次創作・BL・夢などジャンルを絞って活躍している方もいらっしゃるので、ご自身の作品が対象外にならないかも確認してみましょう。
作品ボリュームがオーバーしている場合は、ご相談のうえ料金や納期を調整することで対応していただける場合もあります。
相談を受け付けている方は紹介文に明記してくれているので、問合せしてみましょう!
④最後は相性!惹かれる人を探そう
とはいっても、最終的にはピンと来る人、いいなと思う人、共感できる人など、惹かれる部分がある方に依頼するのが一番です。
私の経験上、商品紹介文を読んで「この人、素敵だな」と思った方は、感想はもちろん事務連絡も含めて最高の体験になりました。
レビューが少ない・販売実績がない方でも、紹介文が素敵ならきっと良い出品者さんである可能性が高いです。
たとえばココナラは出品者ランクという制度がありますが、相性が悪ければプラチナランクの出品者さんの感想でもしっくり来ないはずです。
逆に相性さえ良ければ、最低ランクのレギュラーランクの出品者さんが自分にとって最高の感想屋さんである可能性もあります。
感想は結局コミュニケーションの一環なので、自ずとそうなるのかもしれませんね!
余談. 有料感想も安かろう悪かろう?
ココナラやSKIMAを見ていると、有料感想サービスの価格は実に様々です。
手に取りやすい価格のものから、高額なものまで試したことがある私の感覚では、「有料感想サービスの良し悪しは、値段ではなく相性」だと思います。
実際に私は、1,000円前後の最低価格で出品してくださっていた有料感想屋さんに、本当に感動する体験をさせて頂いたことがあります。
そのときは「安すぎる!これじゃ私が終われない!!」と思い、チップをお支払いしました。
↓そのときの経験がこちらです
逆に高額な場合でも「あれ?」となることは、ぶっちゃけありました笑
その感想屋さんが悪いというわけではなく、単純に私との相性の問題です。
ですので有料感想サービスにおいては、「安いからといって質が低いとは限らない」ので、「この人がいい!」と思った方がとても安い値段で提供してくれていても、あまり心配しなくて良いと思います。
ちなみに私の感想サービスは、相場から考えると少し高めです。
ですがその分しっかりと向き合い、情熱も時間も込めてお贈りします。「私にお声がけ頂いたからには後悔させないぞ!」という覚悟で取り組んでおります!
自分が欲しい感想と、相手が得意とする感想を理解して決めるとアンマッチを防げます
感想を依頼する理由は人それぞれですが、どの場合にも共通しているのはおそらく「自分の作品を深く読み込んでくれた他人が何を感じるのかを知りたいから」だと思います。
そのためには、まず自分がどのような感想を求めているのかを知ることが大切です。自己分析をしっかり行い、分析結果に沿って感想屋を探すことで、期待以上の感想をもらうことも可能だと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
あなたにぴったりな有料感想屋さんと出会えますように。
私の出品サービスは以下からご確認いただけます。
直接のお取引が不安な方は、ココナラからご依頼ください。
ココナラのご利用が初めての方は、以下の招待URLから会員登録すると1,000円分のポイントがもらえます。
https://coconala.com/invite/EFR0PK
招待コード:EFR0PK
有料感想屋に聞いてみたい質問、募集中です!