デザインと悪魔
大阪の自宅により、、。
今日は読書と調べ物をしていました。
読んだ本
・サービスデザインの教科書
・悪魔とのおしゃべり
サービスデザインの教科書
昨今のデザイナー(の中でも意識が高い層)はビジネスをどのような視点で捉えているのか?が少し分かるといいなぁと思い、購入。
「デザイン」という言葉が今後どのような役割で使われていくのか、概念的なことが網羅されていて良かったです。
ただ、ほんとに概念的な内容がほとんどなので、私のように概念と切り口や考え方だけ分かってたらいい、という人には良書ですが、実際にサービスデザイナーになろう!サービスデザインを仕事にしよう!という人には物足りない内容かもしれません。
個人的に特に興味深かったのは
・これからのビジネスは「価値提供」から「価値共創」の形にシフトしていくが、それは日本古来の茶の湯の「主客一如」の考えから学ぶことができる
という部分。
いつも思うのですが、新しいものを外国から取り入れなくても、昔からすでに日本にある価値観や概念、考え方で、これからのビジネスに活きるものはたくさんあるんじゃないかなぁと。。
悪魔とのおしゃべり
表紙と本の存在感とコピーに惹かれて購入。
こういうのはコピーライティングや広告の勉強になります。
デザインからして目立つし、
コピーやタイトルも面白い。
あとすごい分厚い。
ドーーーン。
辞書かよ?!
という厚さ。
書店でこれはかなり目立ってました。
お客さんに手に取らせようという意図がものすごく感じられます。
先ほどの「サービスデザインの教科書」の「玄人だけ読んでくれたらいいよ」的なデザインとは対照的です。
裏表紙も面白い。
なんだなんだ?と、とりあえず立ち読みしたくなる。
そして中のつくりも上手で、最初の導入部分だけは漫画になっていて、その後は対話形式で話が進んでいきます。
一度立ち読みしたが最後、続きが気になってしょうがなくなる、、でも立ち読みするには分厚すぎる、、
うん、買っちゃうわこれは。
前作が20万部売れてるようなのですが、多分前作も作り方・売り方が上手かったんだろうなぁ。
本の内容はというと、陽明学で言うところの万物一体の仁(宇宙=自分で一体である)的な話、そしてパラレルワールドや量子力学について、分かりやすく・面白く書いてありました。
多少宗教じみた内容ですが(悪魔とか出てくるくらいなので)、読むと気持ちが軽くなると思います。
普段何かとイライラさせられることが多い人におすすめです。
今日は家事も出来たし読書もできたし、
こども食堂に関する調べ物も進んだので総じて良い1日でした。
それにしても、積ん読がどんどん増えていく、、汗。