深夜特急
沢木耕太郎の有名な旅行記小説の「深夜特急」
これがドラマ化されているのを知ってる人はわりと少ないかもしれない。
私は原作より先にドラマを見たけど三部作になっていて衝撃作だった。こんな旅をしている人がいるのかって。世界観が異次元すぎてドラマなのかドキュメンタリーなのか分からなかった。
各地のカラー、出てくる人がすべて魅力的で怪しくも輝いてていつか旅してみたいと強く思って、原作小説も飽きるほど読み散らかした。よくある被れた人になっていた。
大沢たかおの演技もだけど、本当に現地の人の日常にうまく入り込んでいて。子どもも大人も人がすごくいい。やさしい世界が広がってて。
印象に残っているのがチャイを飲むところ。
「焦るな、ゆっくりゆっくり飲め」
って諭すように言われている。時間はある、楽しめ、って言われているみたいであんな時間を過ごしたいと思ったり。
後半フランスでは松嶋菜々子が彼女役で出てくるのはちょっと…でしたけど笑
あれはマルセイユか。
今はこんな紀行ドラマ作れないんだろうな、とも思ったり。忘れたころに再放送するから、また見たくなる思い出の番組。
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