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【イベントレポート】パープルトーク「男性の性暴力被害を“ないこと”にしない社会のために」
“ジェンダーをベースとしたあらゆる暴力”に反対する人が話し考える「パープルトーク」。
オンライン(録画)にて開催し、京都市内を中心に全国からたくさんの方に視聴していただきました!
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今年のゲストは、臨床心理士の宮﨑浩一さん。男性の性暴力被害の実態と不可視化の構造に存在する性差別の問題についてお話しいただきました。
見えてきたのは、被害者が男性であることによる性被害体験の受け止めづらさ、語りづらさ、周囲の聴きづらさ。そして、その背景にある「男らしさ」の規範です。
男性優位社会におけるジェンダーやセクシュアリティの規範に敏感になること、誤った社会通念を否定できるようになることなど、性暴力被害に向き合うための様々なヒントをいただきましたが、できることはたくさんあるはず。
視聴参加された皆さんから寄せられた「性暴力を“ないこと”にしない社会のためにできること」をここに共有いたします!
みんなが考えた「性暴力を“ないこと”にしない社会のためにできること」
女性はたとえ自分が性被害にあったことがなくてもその可能性については認識できている 男性の多くはおそらく自分が被害に遭う可能性について考えが及ばないのではないか? 幼いうちから年齢に応じて自分の意思ではない性的接触は拒否できること、また、性的行為に限らず相手の同意がない行為はしてはいけないと教える必要があると考える
性暴力被害について関心を持ち続けること。ジェンダーによる社会のルールに気づくことをしたいと思います。
ジェンダー平等の政策を進めるために市民として運動したり、政治にはたらきかける、個人の学習を深める。
個人的な体験の苦しさを理解できるように、真摯に人と向き合っていく。
思い浮かばない。被害に遭った人を貶めないようにしたい。
我が子をはじめ身近な人に性についての正しい知識を伝えること
被害にあった時には助けを求められること、その窓口を自分のコミュニティの中で伝えていくこと
私もパートナーに対して性的な行為を強いていたのではないかと、はっとしました。自分がしていることは性暴力であったことを自覚して、甘えずに相手を尊重したいと思います。
お話しされていた、男性トイレの小便器で覗かれたという話はほとんどの男友達から聞いたことがありました。全てを女性用トイレのように個室にするのは物理的に難しくても、間仕切りをつけるだけでも意識が変わる一助になるのではないかと思いました。
被害をなくすのではく、加害をなくすにはどうすればいいのか。相手を支配・侵害する状況を0にすることだと思います。相手に何をしてもいい、ということを無自覚に学ぶことが、あらゆる形の暴力となって表れるのだと考えます。
人の嫌がることをしない。ひとりひとりがこれを守れたら!
包括的性教育によって、子供の頃から意思表示の仕方や何が暴力かを知っておくことが大事ではないかと思います
身近な人と対話をする。自分が正しいと思うことを身近な人に押し付けない。
性を隠すのではなく人権を守ることに含め、一人一人を尊重するよう小さい頃から教えていく
幼年時から暴力暴言ついて、してはならないこととして教育し、小学校ではプロによる性教育の授業を、中学生になったら、避妊法、DVについての実例(事件、裁判、被害者の手記)をもとにしたワークショップを。
詳しい知識を学ぶ
この人はこんな性別だからという思いこみをなくし、相手自身と向き合うようにする。いろんな人を知り、色んな考え方(許容範囲)などを知る。
見て見ぬふりをしないことと思います。
講座の開催や啓発活動を通じて性暴力のない社会をつくってゆきたいと考えています
まず学習を深める。ジェンダー平等の社会をつくっていくために、市民運動、女性運動などで政治に働きかける。人権侵害を禁止する条例策定や法整備を行うように国・自治体に働きかける。
たとえ1時間の授業の中でも、ジェンダー平等教育の機会をとらえて、自分なりの言葉で伝えていきたいと思います。
地道に教育していくしかないと思いますが、性暴力をそもそも認識できない人たち(40代以上の男性に多い気がします)に関しては、どうしたもんですかね… そもそも自分が間違ってると思ってない人も多いし、教育コストが高いから…
人権教育を充実させる 目撃した人は介入する 加害者プログラムを充実させる
二次被害のないようにすること
二次被害について学ぶ
性暴力とは何かを学び周りに共有すること
皆が幸せを感じられる社会構造の構築
自分ごととして考えること
女性、こども、性的マイノリティ、男性などに対する性暴力を生み出している根本の原因は、家父長制的な男性中心社会だと思う。まずは「男性」が性暴力の問題に関心を持ち、なくすために努力することが何よりも重要だと思う。
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