最近よく聞くHSP。ちなみにHSEは知ってる??
[目安4分]
最近書店に行ったら武田友紀さんの「繊細さん」の本がランキング上位に入っていました。もし、その本を読んで「微妙にあってるけどなんか違う、、」と思った方!私の同士かもしれませんっっ。最後まで読み進めていただけたら幸いです。
私って人と違う?。。。
実は私は高校2年生の時から自分は人と違うんじゃないかと強く感じたことがありました。(あの頃はまあみんな自意識過剰になりがちですよね笑)
なぜそう感じたかと言うと。。
こんな感じでした。当時付き合っていた人にも全然共感してもらえず、気にしすぎと言われるばかりで誰にもこの事は話さないようになりました。
当時はまだ日本での情報も少なく、ネットでも米国の研究結果ばかり出てきました。今は、本もこんなにヒットして私と同じように感じていた人はとても助かったと思います。
しかし、ほんの最近まで、私はHSPの記事や本を読んでも、うーーーんなんか違うぞと思っていました。
HSPの持ち合わせるものは持っているのですが、私は人が好きで自己主張もするし、全然大人しいタイプではないのです。ストレスは感じやすいけど、好奇心は人よりも旺盛です。知らない人と話したいしジェットコースターも好きだし、海外旅行にも憧れます。
やっぱり自分はHSPじゃなくて、気にしすぎなだけなのかなー、、と思っていた時、Youtubeで見つけた「HSPの4つの分類・・」の動画。これだ!!ってなりました。動画の要約もしつつ書いていきますね。
(動画は最後にURL貼っておきます。)
HSPとはなんぞや
私の説明よりもGoogle先生で調べた方が正確なのでそちらも参考くださいね。20秒くらいで説明しますと。。
HSP(Highly sensitive person)=「生まれつき繊細な人」
脳の神経システムに違いがあり、光や音などの刺激を受けた時平均よりも神経システムが高ぶるそうです。これは、ヒト以外の生物も同様で種全体の約2割はこうした繊細な神経システムを持っているらしいのです。種として生き残るための手段だと考えられます。
[4つの特徴]
・刺激に敏感
・五感が鋭い
・深く物事を考える
・強く共感する
HSPの4つの分類
4つの分類の前に、誤解しがちな言葉の定義から確認しましょう。
1、HSP[内向型HSP](HSPの7割がこのタイプ)
・このHSPさんが持つ要素は以下のタイプ全員の共通項です。上で説明したような4つの特徴が見られます。
・内向的で一人の時間が大切であり、必要です。
2、HSS型HSP[刺激追求型HSP]
・このタイプの人は、HSPさんの4つの特徴は持っているのですが、積極的に刺激を求めます。よって、好奇心旺盛で海外旅行や新しいものは好きですが、刺激に対しては敏感なので疲れやすいです。
・内向的ですので一人の時間は同様に必要で、人との関わりを積極的に求めるわけではありません。
3、HSE[外交型・社交的HSP]
・このタイプの人は、HSPさんの4つの特徴は持っており、外交型です。しかし、刺激には消極的という珍しいタイプです。
・おとなしいけれど、人が良い。自分から率先するタイプではないけれど、困っている人は助けたいというようなタイプです。よって、自然と人に囲まれるため、リーダーを任されたりしますが本人は疲れてしまう傾向があります。
4、HSS型HSE[刺激追求型、外交型・社交的HSP]
・最後のこのタイプは、積極的に刺激を求めかつ外交的です。もはや非HSPさんじゃんって思ったかもしれませんが、上の3タイプ同様にHSPさんの4つの特徴は持っています。
・人と関わるのが好きで、自ら率先して刺激を求めるため中心的な存在になることも多いです。しかし、物事を深く考える傾向があるためやはり一人の時間は必要です。
追記:外交型と言っても、人の感情に対して敏感なので人間関係の悩みは内向型よりむしろ多いかもしれません。また、刺激追求型は敏感でありながら刺激を求めるため、さらに疲れやすいのかもしれません。
私はHSS型HSE
私は人との対話が大好きです。外国の文化に触れることも好きで、新しい知識に対して貪欲です。また、私は小中高と学級委員や生徒会に携わってきました。活発で社交性も一応あるし、勝気なので繊細な部分を理解してくれる人はあまりいませんでした。
大勢のグループでは一人一人に対して深く考えるあまり、自分の言葉を出せなかったり、
クラスがザワザワと雑多な音で溢れる休み時間が苦手で、
何かを決断する時、人と喧嘩してしまった時、大切なことを相手に伝えなければならない時、一人で熟考する時間が必要でした。
私が伝えたいこと
私は、HSPの人に対して周囲の配慮などと言うのは求めていません。ただ、自分を好きになるために、自分の特性について知る事はとてもいいことだと思います。自分にはこんな特性があって、こんな弱点があるのかと知るだけでいいのです。
他人にはできて自分にはできない事を見つける度、私はいつも自分を責めて、自信を無くしていました。もっと頑張らなきゃと焦り、ストレスを感じ、それでも人と同じようにできませんでした。気にし過ぎだと言われるたびに、理解してもらえない寂しさを感じていました。
しかし、今はそんなことありません。HSPの人は刺激に敏感なため疲れやすい反面、たくさんの幸せや親切、自然の美しさや人の痛みに気づけます。その代償として、たくさん睡眠が必要だったり静かな場所を好むのは自然な事だと受け入れられるようになりました。
人にはその人にしかできないことがあり、私には私にしかできないことがあります。全部万能にできてしまったら、地球も人間もこんなに多様ではなかったと思います。みんなが違う特性を持っているから、日々が楽しいのです。あなたが弱点だと思っている事は、地球規模で見たら必要不可欠な要素かもしれません。私やあなたの弱点が人類の存続に必要なんだと思ったら少し自信がつきませんか?
パズルは全部違う形をしているからこそ、ピタッとはまるピースを見つけた時に感動します。全部正方形ならなんともつまらないものです。自分にも他人にもある凸凹をそのまま受け入れる事が、人としてのスタートでありゴールなのだと思います。
おーわりっ。
読んでいただきありがとうございました。是非Youtubeや本にも触れてみてください。