
心のクッションが幸せを支えてくれる「ポジティブな未来のためにネガティブを受け入れる」
これはある本から学んだ。
わたしのnoteでも紹介した「幸福になりたいなら、幸福になろうとしてはいけない」に書かれるACTを基に考えたもの。
基本原理や実践していることをシェアする。
ACTとは
ACT(Acceptance and Commitment Therapy)は心理療法の一種で「自分の思考や感情と上手に付き合いながら、大切なことに向かって行動する」ことを目的にしている。
基本的な考え方を共有しておこう。
思考や感情をコントロールしようとしない
ネガティブな感情を無理に抑え込むのは
水の中にボールを手で沈めている状態だという。
その手がなくなれば勢いよくボールは浮いてきてします。
(これはとても分かりやすい例えだと感動した)
まずはそのまま受け入れる(アクセプタンス)をトレーニングしたい。
自分の価値に基づいて行動する
何が本当に大切なのかを考え
それに沿った行動をする。(コミットメント)
大切なもの→ 健康
目標 → 仕事は抱えすぎず残業しないようにしよう
「今、ここ」に集中する(マインドフルネス)
過去の後悔や未来の不安にとらわれず
「今、できること」に意識を向ける。
ACTの6つのプロセス
認知的脱フュージョン「思考から距離をとる」
アクセプタンス「受け入れる」
マインドフルネス「今この瞬間への意識」
自己としてのコンテクスト「自分は感情や思考に縛られない存在」
価値の明確化
価値に沿った行動

詳しくはぜひ書籍を読んでもらいたい。
理解が深まるだろう。
私が実践したこと
「イラッ」としたら3秒待つ
1の脱フュージョンを実行したもの。
何かにイラッとしたら自分を外部から見て
「今、この人は○○にイライラしているなぁ〜」と思いながら深呼吸。
少し脱線するが
他人にイラついたときは「面白い人だな」に変換する。
「自分の想定外の言動をした」=「新発見!面白い」と
少しこじつけかもしれないが、そう考えるようにしている。
嫌な思いをしたときや、不安、後悔も
同様に他人目線で見る。
今の気持ちを書き出す
2のアクセプタンスを実行したもの。
恥ずかしいが素直に書く。できる時は声に出して読む。
自分ではなく、人の悩みを聞いている感覚に近くなる。
そうして不安な気持ちを無理に排除せず
まずは認めてあげる。
人生の終わりを想像し、後悔しないか考える
こんな人間になっていたいとか、具体的に想像し
それに向かって目標を立てる。
結果は重要ではない。
目標は羅針盤のようなもの。
どう生きたいのか方向性を決める
プロセスを大切にし、ゴールしても進み続けるのだ。
おわりに
かなり理解が難しいステップもあったが
書籍では具体例も交えて分かりやすく解説していた。
よければこちらのnoteも読んでもらいたい。
uishi Riran