ICTの力で地方学校教育を守る!
先日とある場所で学校教育を守る施策について話を伺った。
写真は愛媛県の西条市というところで学校に導入されたシステムを活用して遠隔授業を受ける学生たちの姿だ。
見ての通り画面上に映し出された先生の授業をリアルタイムで受けることができる。リアルタイムなので、質問や回答などをその場で得ることができる。
現在日本では小規模学校の統廃合が進んでいる。
そんな中西条市では、学校は地域コミュニティの核と位置づけ統廃合することなく遠隔授業を推進して小規模校守り続けている。
参加している学生たちは、他校の生徒たちとあたかも同じ教室で学んでいる臨場感を得ることができる。そして沢山の意見に触れ合うことで学びを深めているという。
この事例だけではなく、現在は他の市区町村にも遠隔授業は広がっているという。一つの教室に集まって教育を受ける時代が長年続いてきたが、新型コロナウィルスの影響で新たな生活様式が様々な場所で生まれてきている。
遠隔授業は、学校という地域コミュニティを守るだけではなく、新たな教育の可能性を示してくれる素晴らしい事例だ。
今後場所にとらわれず、どこでも、誰とでも学び合える環境ができてくるだろう。ICTによる今後の教育改革に期待したい。